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馬鹿ってどうして馬と鹿なん?漢字に意味があるの

バカと言う言葉を使うことがあるけど
なんで馬鹿って漢字で書くと馬と鹿なのかは知らない人が多い。

ばかという言葉の由来は諸説あるらしい

 

 

馬鹿という漢字が生まれたのは中国

史記に記された故事

「鹿をさして馬となす」という話が由来になっているというのが一般的なのかな?

 

 

時代は秦の始皇帝が崩御し、それを隠して二代目皇帝となった胡亥

それを操る男、趙高が暗躍した時代に生まれた言葉です。

 

 

 

 

馬鹿の由来

「鹿をさして馬となす」

あるとき秦の趙高が二世皇帝に鹿を「馬である。」といって献上した。

群臣は趙高の勢力をおそれてそれが鹿であるといえなかった。

もちろん勇気ある者、もしくはその場の空気を読んでいなかった者の中には
「鹿」といって処刑される者もいた。

このことから元は自分の権勢を利用して矛盾を無理やり押し通すことを「馬鹿」といった。

こんな話です。

 

二世皇帝は趙高の言いなりになってしまい

結果、秦は滅びてしまいます。

 

鹿を馬だと言った、我が身可愛さで嘘をつく、自分の利益のために真実をねじ曲げるような人しか残らなかったから

滅びても仕方ない。

 

 

それにしても鹿と馬の違いを大人になっても区別できないレベルというのは馬鹿と言われてもしょうがない。

 

 

空気の読めない、自分の言うことを聞かないもの処刑してしまうというのは愚か過ぎるな。

賢い人なら自分の誤りを正してくれる人を大事にするはずだから。

これが馬鹿って漢字の由来。
YouTubeで中国の動画があったからそれを見た方がわかりやすいかも

 

 

他の漢字でも表現される。

もともと馬鹿の語源はサンスクリット語で「迷妄」「無知」を意味する
baka,mohaの音写「莫迦(バカ)」「募何(ボカ)」が転じたとされる。

 

 

日本で用いられたのは鎌倉時代末期から「ばか」の記述があり、
室町時代中期の「文明本説用集」には「馬鹿」の異表記として「母娘」「馬娘」「破家」をあげていて、
「とんでもない」という意味で「狼藉之義也」と説明している。この時の「馬鹿」というのは当て字であると考えられる。

 

 

 

いろいろな当て字が使われているけど
結局【馬鹿】に落ち着いた感じですね。

 

 

他の漢字だと他にも意味があるから使いにくい

 

具体的な漢字の変遷

具体的な漢字の変遷について詳しく解説します。

漢字「馬鹿」の変遷

1. 古代の起源

  • サンスクリット語からの影響:
    • 「馬鹿」という言葉の起源には、サンスクリット語の「baka」(バカ)や「moha」(モハ)が関係しています。これらは「迷妄」や「無知」を意味します。日本にこれらの音写が伝わり、当て字として「莫迦」や「募何」などが使用されました。

2. 漢字の当て字と歴史的使用

  • 鎌倉時代末期:
    • この時期に「馬鹿」という言葉が記録され始めました。初期の使用は、現在の「馬鹿」の意味とは異なり、当て字として使われていたことが多いです。
  • 室町時代中期:
    • 「文明本説用集」(15世紀中期)などの文献には、「馬娘」や「母娘」、「破家」など、異なる表記が見られます。これらの表記は「馬鹿」の意味が「とんでもない」や「無知」を示すために使用されていたことを示しています。

3. 近世から現代

  • 江戸時代:
    • 江戸時代に入ると、「馬鹿」という表記が一般的に定着しました。この時期の文学や社会評論では、「馬鹿」が広く使われ、社会的な意味合いが明確にされていきました。
  • 近代:
    • 明治時代以降、言語の標準化が進む中で、「馬鹿」は確固たる意味を持つようになり、広く認識されるようになりました。これにより、言葉の意味や使用法が安定し、現在の形で一般に使われるようになりました。

 

 

まとめ

何気なく使っていた馬鹿にもいろんな意味があるんですね

 

しかし、鹿を馬と言って献上した趙高ですが

皇帝が鹿と馬の区別がつかないという時点で相当、馬鹿

 

 

@kesuikemayakuなら、その場を無難にかわして、家に帰ったら国外逃亡するレベル。

本当に優秀な人たちは真っ先に亡命したんじゃないかな?

 

 

目端の利く人はいるだろうし、宮仕えの人は科挙に合格している優秀な人たちだろうから

 

本当にヤバいと思ったら逃げちゃうと思う。

 

つまりイエスマンだけを集めたら政治が上手くいかなくなった。

 

その結果、秦が滅ぶわけだ。

 

ではでは(^○^)ノシ

大辞林抜粋 馬鹿

  1. 1その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「―なやつ」⇔利口。
  2. 社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。「役者―」「親―」
  3. つまらないこと。無益なこと。また、そのさま。「―を言う」「―なまねはよせ」
  4. 度が過ぎること。程度が並はずれていること。また、そのさま。「―に風が強い」「―騒ぎ」「―正直」
  5. 用をなさないこと。機能が失われること。また、そのさま。「蛇口が―で水が漏れる」

 

 

 

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