学生が着てる制服はブレザー、社会人が着ているのはスーツ、ファッション誌で紹介されてるジャケット、どれも同じに見えるんだけれども違いはあるのだろうか?
何が違うのかよく分からないけど
ビジネスマンがブレザーだとおかしい気もするしジャケットとジャンパーの違いだって分からない。
ブレザー、スーツ、ジャケットの違いについて紹介します!
ジャケットとは?
ジャケットとは本来、男性用前開き短上衣の事を言いました。
今では男女関係なくジャケットという言葉が使われます。
つまり、前開きの上着の総称をジャケットといいます。
ブレザーやスーツもジャケットの一種です。
なのでジャケットと言う言葉はいろんな衣服に使われています。
- ゴルフジャケット
- イブニングジャケット
- パイロットジャケット
などなどいろいろな衣服の名前に使われています。
ジャケットとは前開きで洋風な上衣の事です。
かなり広い範囲での名前なんですね!
上着の事をジャケットと呼んでいるのでジャンパーもジャケットになりますね。
スーツでも学生服でも上着はジャケット。
スーツとは?
服飾用語で制服とかお仕着せなんて意味のある言葉で
現在では上衣と下衣が同じ生地で作られた服の事を言います。
スーツの語源はフランス語でスイート
もしくは「私が従う」という意味のラテン語動詞【sequor】からきているそうです。
男子の上衣,チョッキ,ズボンから成る三つぞろい,または上衣とズボンから成る二つぞろい,
女子の上衣とスカートあるいはパンツ,
またはそれにブラウスを加えた組合せをいう。
上下セットで販売されている物をスーツと呼ぶ!
元々は19世紀にモーニングコートの裾を切り落として作られた。
イギリスでは
ラウンジ・スーツ(Lounge Suit)
アメリカでは
サック・スーツ(Sack Suit)
と呼ばれていました。
19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカのビジネスマンが広く愛用したためビジネスマンの正装として広まっていった!
モーニングコートなどから進化して、パーティのラウンジでくつろぐための衣服がスーツでした
それが庶民も着るようになりビジネスマンが愛用したのが広まったきっかけですね。
上下を揃えたスーツは見栄えも良かったからビジネスマンに愛用されたのだと思います。
ブレザーとは?
テーラード型ジャケットの一種!
金属製のボタンとパッチポケット(貼りポケット)が特徴。
日本だと学生の制服に採用される事が多い。
シングル・ブレストとダブル・ブレストの物があります。
形状により
「リーファージャケット」(reefer jacket)
又は
「スポーツ・ジャケット」(sports jacket)とも呼ばれる。
スポーツをするためのジャケットとして作られた。
テニス用ジャケットとして開発された。
金属製のシャンクボタンや左胸のエンブレムが特徴!
カラーも豊富で派手な色が使われる事もある。
名前には諸説あり
元々、イギリスのケンブリッジ大学ボートクラブよユニフォームが真っ赤なジャケットで
それが炎(blaze)のように見えた事からブレザーという名前になった。
ボートに乗るときの防寒用のゆるめのフランネルジャケットで一目で区別がつくように派手な色のジャケットを着ていました。
ダブル・ブレストタイプの起源はポーランドの騎兵が着ていた制服が起源という説がある。
フロックコートを短くした物が由来らしい
ブレザーの要素をまとめると
- 紺のジャケット
- メタルボタン
- エンブレムやパイピングがついている
ブレザーはスーツなどよりもカジュアルなものと言えます。
フォーマルな場面ではふさわしくないけれど少しくだけた感じの場面ではブレザーもあり
まとめ
ブレザー、スーツ、ジャケットの違いは
- ジャケットは洋風で前開きの上衣全般を言う
- スーツは上下、同じ生地で作られているテーラード型ジャケットとズボン
- ブレザーは金属のシャンクボタンと左胸のエンブレムが特徴
ブレザーはより激しい運動にも耐えられるジャケットなんですね。
スーツが部屋着扱いというのも現代の感覚だと変な感じ。
ブレザーが運動できるタイプのジャケットなのは歴史を知らないと分からないですね。
スーツと比べてかなり自由にデザインできるのがブレザーって感じ。
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