お笑い番組とかでコントと漫才って結構、見ていると思いますが
明確に違いを説明できるでしょうか?
何となくで判断している人も多いと思いますのでこの記事では漫才とコントの違いを解説します。
漫才とは
漫才と言うのは二人一組で行う演芸でありボケとツッコミという役割がある
2人以上の場合もあるけど2人組が主流
軽妙かつ滑稽なトークの掛け合いをして、観客を笑わせる話芸のことです。
ボケは話題の中で明らかに間違った事を言ったり冗談を言ったり勘違いをしたりして笑いを誘う。
ツッコミはボケに対して間違いを指摘して笑いを誘う
ボケはリアルにありそうな勘違いを言ってみたり言葉遊びをしてみたり顔芸を披露したり
体を使って表現したり
下ネタを言ったり過剰ボケをしてみたり
自虐ネタを挟んだりとかなり幅広い
漫才の流れは
登場とお決まりのあいさつ、ネタ、オチ、「もうええわ」
という感じで締めるのが一般的
服装は私服やスーツなどで基本的に小道具は使わない
漫才の歴史
漫才は萬歳から発展した話芸
萬歳は平安時代からある芸で
萬歳は日本の古くより伝わる伝統芸能の一つです。 初春を寿ぐ門付芸人の事で、太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)が新年に家々を廻りその門前で新しい年がますます栄える事を祝います。
実際にYouTube動画を見た方が早いですね
萬歳は太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)の2人が1組となるものが基本で座敷で披露する時は3人以上で演じる場合もある。
鼓を持った才蔵と祝言を述べたり舞ったりする太夫で演じます。
漫才は江戸時代の歌舞である三河万歳がルーツと言われています。
これが音響漫才や軽快なトークで笑わせる漫才になったと言われています。
コントとは
コントとは寸劇の事で日本では喜劇に分類されます。
数十秒から数十分の長さで行います。
テレビで放送されるコントは最近ではショートコントが多いですね。
昔は8時だョ!全員集合などでがっつりとコントをしていたけど
現在(2022年)の場合YouTube動画などで長めのコントが見れるようになった感じですね。
コントはフランス語の「conte」というのが語源で短い物語や短編小説、寸劇という意味があります。
日本では戦後、ストリップ劇場の幕間に行われたショーが始まり、またキャバレーなどに営業用に持ちネタを短縮して演じた芝居が原型と言われています。
劇なのであいさつなどはなく終わりも舞台が暗転して終わりであったり演者が舞台袖に消えて終わりである場合もある。
コントに合わせた服装をする事もある。
漫才との違いは衣装だったり小道具や楽器なども使う事
漫才とは違ってキャラクターを演じているため店員と客のような関係を演じたり
村人と神様のような演じ方もある。
時代設定も現代から江戸時代など幅広い
コントと言えば8時だョ!全員集合などのテレビ番組が有名
志村けんのバカ殿はかなり面白かったし
漫才が二人の掛け合いで笑わせるものであるなら
コントはストーリーと演技で笑わせる。
区別があいまいになるのは何故か?
区別が曖昧になってしまうのは漫才とコントを混ぜ合わせたようなものがあったりするからですね
漫才の中でコントみたいな事をしたりする時もあるし
コントなんだけどボケとツッコミの役割が明確であったりする
まとめ
漫才とコントの違い
- 漫才、二人以上で行う話芸、ボケとツッコミでお客さんを笑わせる。
- コント 寸劇の事、数十秒から10~20分くらいの長さ、ストーリーと演技で笑わせる
区別が曖昧に感じるのは漫才の中でコントをしたり、コントの中で漫才的なキャラクターがいたりするから
漫才の基になった万歳とかもあって意外と歴史の深い芸なんだと感じますね。
コントは元々、ストリップ劇場とかの幕間に行われた寸劇だったのは意外でしたね
コントの方が日本では歴史浅いというのも面白い
ではでは(^ω^)ノシ
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