日本語では「0」を「ゼロ」と読んだり「レー」と読んだりします。
ゼロとレーは何となくではありますが使い分けを日本人はしています。
例えというか答えなんですが
- 0m
- 0.02m
この二つはどう読みますか?
感の良い人は気がついて戻るボタンをタップしているかもしれません。
どうですか?
調べていて日本語って改めて難しいと思いました。
ゼロは完璧な無
ゼロという概念は紀元前バビロニアでも使われていましたが数字として発明したのら古代インドだそうです。
何もない事をゼロと言います。
りんごがゼロ個と表現しますが
りんごがレー個と大人は表現しませんね。
ゼロと言われたらゼロなのです。
逆にゼロより下の数値がある場合はレーを使う。
もしくはゼロを起点として使う。
3、2、1、0、-1、-2、-3
こんな風に基準点として使われたりもします。
レーの意味とは?
レーというのは漢字で零(れい)もしくはゼロと読みます。
零という漢字には【全くない】【ほん少しある】という意味になります。
ここで面白いのはゼロと言い切れない場合は必ずレーという表現を使います。
例えば
天気予報の降水確率は0%(レーパーセント)
氷が凍る気温は0℃
0.01
必ずレーと発音します。
とは言え曖昧
いろいろそれっぽい法則があるように話して来ましたが
日本人として気分によって使い分けてもいい感じ。
気温ゼロ℃と話しても多分、周囲の人からバカにされる事はありません。
テストの点数が【ゼロ点】であるか【レー点】であるかを気にする人はいません。
ただ、小数点を付けた時にゼロ点ゼロゼロイチとは発音しない。
必ずレー点レーレーイチと発音します。
語感というか語呂が悪いのかも
この法則だけはかなりしっかりしているけどそれ以外は適当。
まとめ
ゼロとレーは同じ0の読み方で結構曖昧に使っているけど
ゼロは完璧な無であるのに対して
レーというのはほんの少し有る事を表す時に使う。
天気予報の降水確率だったり気温であったりはレーと発音している。
気温はマイナス何℃って表記もできる。
天気予報の降水確率に関しても0〜5%の間を0と表現しているみたいです。
基本的には0だけどもしかしたらゼロじゃないかもしれない時はレーを使うといった感じ。
ただ明確なルール、数学的なルールではない感じです。
英語ではゼロポイントゼロワンと発音していましたし。
なので日本独自の表現だからややこしいです。
日常生活で無意識に使い分けをしている感じ。
なのでニュースでレー%なんて言葉が出たら
限りなくゼロだけどゼロとは言い切れない可能性があるという
割と深い意味がある言葉になります。
ややこしすぎてびっくりする!
ゼロもレーを使い分けるような国は日本だけみたいです。
どの国も自分の言語で発音しています。
ゼロとレーを何となく使い分けてる日本ってやっぱり変わってるというか何というか。
こんな疑問から日本の特異な部分を見つけてしまうとは思いもよらなかった。
ではでは(^ω^)ノシ
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