表現の自由って言うのはどこまでが範囲なのか?
表現の自由と言えば何でも許されるのか?
少なくとも個人や民族を意味もなく誹謗中傷するのは頂けない。
本当の事で事実を表現するのは構わないと思うけど
悪意のある絵や創作物を公共の場で公開するのはどうかと思う。
個人を直接的に誹謗中傷するのは良くない
風刺画とかは個人が分かるけど違うものとして描かれている事が多いのは個人攻撃を避けるため。
表現の自由<人権
基本的に表現の自由よりも人権が優先されます。
なので他人を直接的に侮辱するようなコンテンツは名誉毀損で訴えられる可能性は高いと思います。
表現の自由と言えば美術館に何でも飾れるわけじゃない。
特定の誰かをバカにする事やあまりにも歴史的な出来事や事件の被害者をバカにするような行為は憎しみを買う。
確かにどんな美術品を展示するのも自由ではあるけど、内容によっては訴えられるし特定のコミュニティから憎まれる可能性はある。
政治家や公人を批判するコンテンツはいいの?
良いか悪いかで言えば@kesuikemayaku的にはグレーゾーン。
批判するのは構わないと思うけど誹謗中傷はダメ。
きちんと事実、既にみんなが知ってる情報で表現の自由を行使しないといけない。
政治家であろうがなかろうが政策を批判するのではなく人格攻撃をすればアウト
名誉毀損で訴えられる。
表現の自由だ〜と言っても個人であったり先祖であったりが侮辱されたら名誉毀損も有り得る。
先祖の名誉毀損は日本では出来ないけど
だからと言って貶めていいわけじゃない。
個人や家族の名誉を毀損すれば裁判沙汰になる可能性は捨てきれない。
例えば
Aさんという人物がいて、Aさんを侮辱するようなコンテンツを作ったとしたら名誉毀損になり得る。
分かりやすい例としてアイドルの顔といかがわしい写真のコラ画像なんかは名誉毀損になり得る。
表現の自由はあるけれど公共の場で発表するなら名誉毀損のリスクもある。
エロ漫画が表現の自由で押し切れる理由
エロ漫画がどんなに過激であっても表現の自由で押し通れるのは全て架空の人物だからです。
例えば、少年漫画とかだと明らかにモデルが分かるような形でキャラクターが登場します。
悪役として登場する事もありますが外道として描かれる事はない。
エロ漫画であれば、例えば、現職の総理大臣をモデルにして名前をそのままでペド野郎にする事もできますが
絶対にやらない、表現の自由があったとしても実在の人物を犯罪者のように表現するのは無理。
バカにする事は出来ても犯罪者、殺人者か強姦魔みたいな表現をする事はない。
あくまでも架空の人物たちの物語だから許される。
どんな純愛でも偏愛でも強姦でも架空の人物であるなら誰も傷つかない。
訴えられる事も覚悟して表現すべし
風刺漫画を描いてる【はすみとしこ】さんと【伊藤詩織】さんの話が分かりやすい
伊藤詩織さんがはすみとしこさんを提訴しましたが基本的に想定内ではないかと思います。
訴えられる可能性も考慮しての表現の自由
何でも表現していい反面、リスクは存在する。
自由には責任が伴うのは当たり前です。
なので自由だから責任はないというロジックは通用しない。
自由に表現したのだから責任は当然ある。
リスクがある事を頭に入れておくべきだろう。
まとめ
表現の自由だから責任はない、なんでもありではない。
名誉毀損で訴えられる可能性はある。
それも込みで表現の自由
表現の自由だから責任は取らないというのは矛盾している。
架空の人物であればいくら貶しても貶めても構わないが実在する人物がいる場合、訴えられる可能性は常にある。
愛知トリエンナーレみたいに名誉毀損で訴えられなくても知事のリコール運動が起きたりする。
表現の自由はあるけど責任もセット。
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ
ブラックフェイスは黒人への人種差別なのか?⇒アメリカの歴史なんて知らねぇしむしろ白人に問題あり
ゴドウィンの法則とは?例えでもナチスやヒトラーを議論に持ち出したら終わり