木になった氷のリンゴをあなたは見たことがあるだろうか?
Twitterで話題になっていましたがきれいなリンゴ型の氷が木になっていました。
本当にきれいでこれ本当に自然が作ったのか疑うレベル。
話題のツイート
《Ghost Apple》ミシガン州ケント郡の果樹園の林檎の木から見つかった「ゴーストアップル」。極寒の時期、林檎に付着した水気が凍結し林檎の表面を覆い氷の殻を作る。その殻の中で腐ったリンゴだけが抜け落ち、氷の殻だけが木にかかったままになるという珍しい現象。まるで硝子で出来た林檎のよう pic.twitter.com/rQ6wS38Xm3
— Bellissima (@BellissM) October 30, 2019
まるで木になった宝石のようなゴーストアップル。
これは是非、ナマで見たい!
それにしてもきれいな形で残るものですね。
もしかしなくても相当寒くないとできない現象ですよね。
ゴーストアップルの作り方
ゴーストアップルはとても寒い場所で作られます。
ツイートにあったミシガン州は2019年2月頃に極渦(きょくか)という大寒波に見舞われたそうです。
極渦(Polar Vortex)は北極や南極にできる大規模な気流の渦。
大寒波によって起こる氷晶雨によって木になっていたリンゴが氷でコーティングされ殻になりす。
中身のリンゴが腐って落ちてしまうと氷だけのリンゴになる。
りんごは糖分を含んでいて水と同じ温度では凍らないのと氷の殻が出来ているから
中は外より暖かくてりんごが腐って中身が溶け出したという感じ。
氷晶雨って?
ざっくり言えば氷よりも冷たい雨。
過冷却状態の水で少しの衝撃で凍りついてしまうのが特徴。
別の記事で紹介したのでそちらを読んでください。
フリージングレインと英語では呼ばれる現象。
雨が降ってもすぐに凍ってしまうような寒い地域では車のフロントガラスが氷に包まれてしまったりするらしいです。
日本でもゴーストアップルは見られるのか?
北海道なら氷点下で雨が降ればワンチャンありそうだけど。
基本的にリンゴは全て収穫してしまうからな〜
北海道なら寒波と言っていいレベルの寒さになるけど
実際の所、リンゴは10月頃に収穫してしまうし、森に生えているリンゴの木に期待するしかないレベル。
本当に寒い時期だと難しい気がしますね。
まとめ
ゴーストアップル、とても幻想的なのですが
とてつもない大寒波、極禍の時に発見されたらしいからちょっと無理かも
漫画のトリコに出てきそうなリンゴでテンション上がる。
トリコの世界ならゴーストアップルの中で特殊な酵母がお酒を作っていて極禍の夜に収穫しないとお酒がこぼれてしまう
みたいな設定でお話を作ってしまいそうです。
相当、寒い地域じゃないと見られないから日本では見られないだろうな~
そもそも冬にリンゴを残しておくなんて事しないだろうし
野生のリンゴとかないだろうしな
ではでは(^ω^)ノシ
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