【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった】は小説家になろう作品でも@kesuikemayakuは悪役令嬢系と勝手に呼んでいます。
乙女ゲームの舞台に主人公が転生してしまう。
乙女ゲームの設定では必ず破滅する宿命を持っている主人公が破滅を回避するために四苦八苦する物語
悪役令嬢系には二種類のテンプレがあり、破滅前と破滅後に分かれる。
今作は破滅する前からお話がスタートしているので目的が明確で面白い。
主人公カタリナ・クラエスの空回りを楽しむ作品。
約束された破滅を回避しろ
主人公、カタリナ・クラエスとして転生してしまったのは読書やアニメ、漫画、ゲームが好きな日本の女子高生。
自分の前世を思い出す中で乙女ゲームの世界である事に気づいてしまう。
厳密には乙女ゲームと同じ舞台設定の異世界に転生している。
このまま何もしなければ破滅してしまう!だから主人公は行動を開始するというのが物語のあらすじであり明確なゴールも分かっているので
非常に分かりやすい。
昨今のいわゆるなろう系と違ってチートとかもない。
主人公のスペック自体はごくごく普通のご令嬢。
脳内会議をしながら対策しつつあれこれと対策していく
空回りを楽しむ
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったという作品は主人公カタリナ・クラエスの空回りを楽しむ作品
というのも前世を思い出す前と後ではカタリナという貴族令嬢は全く別人物
1話の最初ではメイドさんにワガママを言いまくりジオルド王子にメロメロというかこびこびで
この調子で傲慢になったら確実に嫌な奴である。
だが、前世の記憶を思い出した結果、日本の女子高生としての価値観が前面に出てきているため
礼儀正しく人当たりの良い性格になっている。
つまり、運命の修正力みたいなものが発生する世界でない限り、婚約者になった王子との関係が冷え切ったりしないし
義理の弟をいじめたりもしない。
この時点でかなり大きなシナリオ分岐が発生しているのだがそれを本人は認識していない
ゲームでは悪役令嬢にふさわしい立ち振舞をしていたから王子たち攻略対象はカタリナを避けていたはわけで
謙虚で思慮深く振る舞っている時点で殆どの破滅フラグは折れている。
例え、王子がゲームのヒロインと恋をしたとしてもその結果、カタリナが死んだり国外追放になったりはしない。
そういう自己評価ができないばかりかゲームのシナリオ通りに人生が進む可能性を考え過ぎて行動の八割が空回りしている。
王子たち攻略対象から見たら?
王子たち乙女ゲームの攻略対象たちにとってカタリナ・クラエスという人物は非常にミステリアス
普通の貴族令嬢とは違う行動原理は予測できない
普通の貴族令嬢は農作業をしたり木登りをしたりましてや義理の弟が引きこもっている部屋のドアを斧でぶち破ったりはしない
王子と木登り勝負をしたり、婚約者にイタズラを仕掛けたりはしないだろう。
破天荒で型破りなんだけど、惹きつけられるというキャラクター
少なくとも嫌気が指すような態度をとっていない。
乙女ゲームの破滅フラグを回避しようとして攻略対象とのフラグをぶっ立てるのはギャグでしかない。
3話の時点で破滅フラグさんはほぼ全て折れているwww
ゲームっぽいメタな事を言ってしまうと第3話、魔法学園に入学する時点で攻略対象との好感度が明らかにマックス
ジオルド王子からは首筋にキスマークを残されたり、それに嫉妬する義理の弟キースがいたり、気安く冗談が言えるアラン王子
宮廷一の美男子であるニコルからも「好きな人はいるけど、思ってはいけない人」と直接、言われている。
乙女ゲームに登場する他のご令嬢とも仲がいいから盤石
出会っていないのは乙女ゲームのヒロインだけという状況。
この状況でどうやって破滅するんだwwwという感じになっている。
無自覚に乙女ゲームのヒロインに躍り出るという感じになる。
気づいていないのは本人だけでバチバチと牽制し合う男子たちwwww
まとめ
変則的なラブコメとして見てもいいし、破滅を防ぐために四苦八苦する話としてみてもいい
明確な目的があるため俗に言う異世界転移とか異世界転生ものよりは見やすい。
変にチートとかもないからとっつきやすい。
見逃した人もhuluなどでNETFLIX、U-NEXT(ユーネクスト)で視聴できますよ
Amazon⇒乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった
ではでは(^ω^)ノシ
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