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獅子とライオンの違い!唐獅子とか獅子舞が実物と違う理由とは?

ライオンを漢字で書くと獅子になりますが

実はライオンと獅子には違いがあります。

 

 

日本でも獅子舞なんかがありますが

明らかにライオンとは見た目が違います。

 

百獣の王ライオンとして世界的に力の象徴みたいな扱われ方をしている肉食獣です。

実際かなり、かっこいい生き物だからいろいろな形で伝わっています。

 

 

昔の話だし、伝聞で伝わったのだから仕方ないのですが

日本に伝わった獅子、狛犬などは見た目がライオンとはかなり違う印象になりますよね

 

 

順を追って解説していきましょう。

 

 

 

 

 

ライオンはラテン語?

ライオンはネコ科の動物で名前の由来はラテン語の”leo”やギリシャ語の”leon”

ラテン語は元々イタリア半島で話されていた言語であり、北アフリカにも伝播していました。

 

だから、ヨーロッパの人はライオンと名付けたわけです。

 

 

 

昔はアフリカの他にインドにもライオンがいました。

中華文明や日本文明にライオンの面影があるのはインド、仏教の影響と言えます。

 

 

 

 

 

 

獅子は大きい犬を意味していた?

元々、中国大陸にはライオンはいません。

なぜ、ライオンの存在を知っていたかと言うと

 

仏教が関係しています。

古代インドには森にライオンが数多く生息しており神像として祀られる事も珍しくなかった。

 

仏教でも釈迦没後600年後頃から仏像が造られ始め、ガンダーラ地方の仏像では、台座の左右に獅子像(ライオン)が彫られ、それが後の「蓮華座」となり「獅子座」となっていった。

 

説法をする場所を獅子座と呼んでいたそうです。

 

仏教が中国に伝わると獅子という漢字が当てられました。(諸説あり)

中国語が由来となっていて、昔は巨大な犬のことを「獅子」

 

獅という漢字には「あらゆる全ての獣」という意味があります。

 

 

インドから中華文明に伝わって唐獅子などに変化し日本では狛犬などと呼ばれるようになった。

 

 

獅子とライオンは同じ生き物を差す言葉ですが

伝聞によって描かれた唐獅子や獅子舞の造形などは想像上の生き物と見た方がいいですね。

 

 

 

 

 

シルクロードから伝わったライオンの像がきっかけ

唐獅子が実物の獅子と似ていないのはインドから輸入されたライオン像と、中国古来の霊獣観と融合して「唐獅子」に変化した。

更に日本へ伝わり獅子舞や狛犬のようなデザインになったというわけです。

 

この頃から左右、対になるように配置するのが一般的になったと言われている。

 

シルクロードから中華文明、イタリア、ローマにライオンの像が伝わったとしたらかなり面白い

古代ローマではライオンは割とメジャーな生き物っぽいためライオンの像は実物とかなり近い

 

 

 

まとめ

ライオンと獅子は同じ生き物を差す言葉です。

インドから仏教が伝わる時にライオンの話やライオンの像が中華文明に伝わった。

しかし、中国における唐獅子などは中国の霊獣が混ざったデザインで描かれている。

 

そのためややこしい

 

獅子という言葉も大きい犬という意味やあらゆる獣というニュアンスを含んでいる。

 

 

 

日本の狛犬や獅子舞などは中華文明の影響を受けている。

ライオンという言葉はラテン語でイタリア半島の人が使っていた言語が基になっています。

 

 

ライオンも獅子も同じ生き物を表す言葉だけど、獅子が描かれた絵は中華文明の霊獣が混ざったアレンジがされている事がある。

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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