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アメリカ大統領選挙のやり方が異様にややこしい

アメリカ大統領選挙の仕組みというのが非常にややこしい。

マジでややこしい。

というよりも面倒くさいというか、お国事情みたいなのが透けて見えてくる。

 

 

 

開催日程

大統領選挙は4年に1度、行われます。
開始が11月の第一月曜日の翌日、火曜日に行う。
今回は11月3日です。

 

 

スムーズに選挙が進めば短期間で終わる、もめると場合によっては長引く事もある。

 

 

 

有権者は?

有権者は18歳以上のアメリカ国民。
ただし、投票するためには有権者登録が必要。

 

 

州ごとに手続きが違って面倒くさい感じですね。
選挙があるたびに選挙人名簿を作成しています。

 

 

日本では住民票で完璧に管理されてるから選挙人名簿はそのまま住民票を使えばいいだけなのですが。

 

 

アメリカだと州でやり方が全く違うというか住民票みたいなものを国が整備していない。

 

 

なので州で選挙人名簿に登録してないと選挙に参加できない。

 

 

 

選挙人

アメリカの大統領選挙はかなり特殊というか直接選挙と言いつつとかなり特殊なのが選挙人の存在。

 

 

今回で言えばトランプに投票する人、バイデンに投票する人がいる。

 

 

だか実際に大統領を決めるのは12月にそれぞれの州で選ばれた選挙人の投票で決まる。

 

 

つまり、アメリカの大統領選挙は2段階あって
州の代表者(選挙人)を決める選挙

選挙人が投票して大統領を決める選挙。

 

 

選挙人は総数538人いて、選挙人を270人以上獲得すると当選者になれる。

 

 

全米50州と首都ワシントンにそれぞれ、連邦議会の上下両院議員と同じ数(ワシントンは特別区として3人)が割り振られている。

 

 

連邦議会というのは日本でいう国会の事。
日本で例えるなら国会の衆議院と参議院と同じ人数。

 

 

大阪府が衆議院、参議院合わせて15人の国会議員がいたら選挙人も15人みたいな感じ。

 

 

 

1票でも多ければ勝ちの「勝者総取り」方式を採用している。

 

 

例外はメーン州とネブラスカ州だけ。

激戦州がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、フロリダ、アリゾナの6州。

 

 

つまり、アメリカの大統領選挙というの州でまず、どっちに投票するか決めて代表者がアメリカの大統領を決めに選挙する方式。

 

この仕組みはかなり古い、クソ広いアメリカ大陸、票をそれこそ何万票を持ち歩いてワシントン州に集合!みたいなのは無理があるから選挙人がワシントン州に集まった方が効率が良かった。

 

 

 

 

 

なんでこんなややこしい?

アメリカの州は日本の県とは全く違う。
州がある意味、一つの国みたいなもの。

 

 

アメリカ合衆国というのは州が合わさって出来た国。

 

なので州によっては法律が違ったりするし、州知事はかなり強い権力を持ってる。

 

 

選挙のやり方も統一が出来ないらしく州ごとに違うという話も聞く。

 

 

光学スキャナーでマークシートをスキャンする方式もあれば

 

直接端末に打ち込む「DRC(直接記録装置)」を使う場合もある。

 

 

州ごとに統一した形式にしなかったり、使われてる機材が古かったりして逆に投票がややこしくなってたりする。

 

 

そう考えると日本の投票用紙に鉛筆で名前を書く形式はアナログながら最速で確実なシステム。

 

 

 

期日前投票、郵便投票

期日前投票や不在者投票(郵便投票)もあるから当日、投票できなくても大丈夫です。

 

 

今回の大統領選挙、郵便投票に不正があるのではないか?と言われています。

郵便投票というのは日本でいうと不在者投票の事。

 

日本でも不在者投票ができるけど問題になってない。

Covid19(武漢肺炎)の影響で郵便投票が増えたが
これが不正の温床になってるとトランプ大統領は指摘していた。

 

 

選挙人名簿がその都度作られるせいか不正が横行している。

郵便投票で投票して当日、投票所で投票出来たりする。

 

システム的には投票所の票が優先される。

しかし、同じ人物を2回投票できたり。

投票用紙を複数枚ゲットしたら他人になりすまして投票できる可能性もある。

 

 

住民票がしっかりしていない弊害。
日本の場合は名簿を基に投票案内ハガキを送り

案内ハガキのバーコードから名簿と照らし合わせてから投票するから基本的に2回投票したりできない。

 

 

 

選挙人が決まらない場合

今回の大統領選挙、かなり揉めているため
トランプ側がバイデン側を提訴する事になる。

 

 

法廷闘争になれば大統領選挙は別の戦いになる、

州知事が選挙人を12月8日までに確定する必要がある。

 

 

 

確定してしまえば選挙人は覆せないのが原則。

つまり、裁判によって選挙人が12月8日までに確定できない場合は1月6日の連邦議会の決定までに解決できない場合。

 

 

 

下院の投票によって大統領選挙が決まる。

 

 

 

まとめ

アメリカ大統領選挙がめちゃくちゃややこしい

 

  • 開催は11月の第一月曜日の翌日、火曜日
  • 有権者は18歳以上の有権者登録をしたアメリカ国民
  • 538人の選挙人を奪い合い、270人以上を獲得すれば当選確実。
  • 選挙人が投票してアメリカ大統領を決める。
  • 州ごとに投票システムが違う。
  • 裁判などで選挙人が12月8日までに確定できず、来年の1月6日までもつれると下院の投票でアメリカ大統領が決定する。
  • 期日前投票、郵便投票(不在者投票)もやっている。

 

書いていて思ったけどアメリカの大統領選挙というのは思った以上にややこしい

まさか、州ごとに投票システムが違うとは思わなんだ。

 

なんだかんだ言ってこういうのは統一しておいた方が便利な気がします。

 

ではでは(^ω^)ノシ

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