自己責任論が日本人の悪いところだ！
なんて言われますが何でもかんでも自己責任を押しつけるわけではありません。
いじめや痴漢の被害者に対して「お前も悪い」というのはおかしな話ですし。
自己責任論というのは考察するに
加害者が天災、獣、ケダモノだった時に対して発生する。
弱肉強食の日本政府が手を伸ばせない場所に行ってしまうから自己責任なのだ。
自己責任論でムカつくのは他人に自己責任だろと言われる事。
台風が来た時に海へ行く
絶対に海へ行くな！行ったら波に飲み込まれるぞ！
って言われているにも関わらず、海に行くのは処置なし
自己責任と言われてもしょうがない。
台風を裁く事はできないし、個人ではどうしようもない存在だからです。
土砂崩れとか雪崩、地震なんかもどうしようもない天災。
天災が起きている中、個人が危険な場所に向かうには自分の身は自分で守る自己責任。
熊に文句を言っても仕方ない
わざわざ熊がいる山に入るというのは熊と出会う可能性があります。
動物に人間の理屈は通用しません。
なので熊避けの鈴などで対策するわけです。
食うか食われるかという関係に善悪はなく
自衛するしかない。
ケガしたり死んだりしても危険な動物のテリトリーに入るのは自己責任。
人喰い熊とかはすぐにハンティングされるだろうけど、被害者にはなんの補填もないと思う。
ケダモノに言葉は通じない。
外国では夜道を女性が1人で歩くというのは危険な行為とされています。
それは暴漢に襲われてしまうからです。
なので両親にめっぽう怒られてしまいます。
「悪いのは暴漢の方で襲われる女性は悪くない」
確かにそれは正しいです。
しかし、両親にとって夜道で娘を襲う存在というのはケダモノでしかない。
言葉も通じないし、通じても話すに値しない。
なまじ、知恵がある分たちの悪い人間もどきです。
ケダモノを捕まえたり取り締まるのは警察に任せて
親は可愛くて知性のある息子や娘に危険な場所に行くな夜は出歩くなと言った方が確実。
基本的に言葉で説得できる方に声をかけるというだけです。
2015年にisisが日本人を拉致、斬殺した事件でも同じ事で言葉の通じない外道どもです。
相手がなまじ人間の姿をしているから勘違いされがちですが
悪鬼外道と対話するにはぶちのめした後しか無理。
わざわざそういった犯罪者に襲われるような場所へ向かう。
犯罪者に狙われるような行為を周囲の制止を振り切ってするのは自己責任だぞ！と言われてもおかしくない。
投資も予測不能！
投資も自己責任の世界、どんな優秀な経済アナリストでも予測を外す事がある。
なので予測を聞いて投資して大損してもアナリストは責任を取れない。
そもそも完全に経済が予測できるならアナリストにはなっていない。
世界一の大金持ちになっていますね。
天気予報のように外から全体像を俯瞰しつつ細かく分析した結果を話しているわけじゃなくて
自分の調べられる範囲で調べた事を話しているだけなので外れる時は外れる。
それに対して責任はとれないという事です。
【他人が助けない】という意味ではない。
国が助けてくれる可能性も無きにしもあらずです
自己責任とは言えその結果、家族や街、国が助けてくれる事もあります。
責任は自分にあるから誰かに頼れないという事でもありません。
基本的に自分がメインになってなんとかしないといけない事の方が多いというだけの話です。
危険な場所に行くのは自由だけど、怪我したり事件に巻き込まれるのは自分の責任です。
とはいえ、国が助けてくれたりもします。
軽率だった事を反省して次に生かす事が大事ですね。
トラブルに巻き込まれた代償は他人に押し付ける事はできない
そういう話です。
自分の腕が無くなったとしてもそれを誰かのせいにする事はできない
そういう話です。
何が問題か？
自己責任論は
- 天災
- 獣
- ケダモノ
- 投資
全て、誰も責任が取れない。
ケダモノを罰する事は出来ても責任を取らせる事はできない。
自分が選択した結果であるから受け入れろというわけです。
それは他人が責任逃れの為に発する場合です。
いじめ？被害者にも悪いとこがあったよ自業自得
痴漢？そんな露出の高い服を着てるからだよ。
思考停止して責任を誰かに押しつけるために自己責任という言葉を使う。
これが問題。
責任が取れないわけじゃなくて責任から逃げるためのセリフ。
ある種の自己保身。
他人に対して訳知り顔で自己責任だよ～って言っちゃうのがムカつくわけです。
自己責任とは
基本的に何かを選択した時の結果に対して責任を持つ。
つまり、自分にしか使えない言葉なんです。
こんな時に自己責任って言われるよ！
上記で紹介しましたがどうやっても他人が責任を持てない事例。
国家が動けば何とかなるとか行政が動けばと言うかもしれませんが
家族が止めた、自治体がやめろと言った。
国が行くなと出国を拒否したにも関わらず危険な行為、危険な場所へ向かう。
そうして危険な目にあう。
他人が自己責任を責めてもいい場合というのはこんなもの。
本来の意味は自分の選択に責任を持つ。
自分が選んだ事に対しての結果を受け入れ次のチャンスに活かす事が自己責任の本質ではないでしょうか？
自分の経験や技術、周囲の状況を見極めてその中できちんと選択肢した結果を自分で受け止める。
これが責任だと思います。
まとめ
自己責任論の何が悪いって
訳知り顔で他人に向かって自己責任を押し付けるのが悪い。
誰も責任の取りようがない時にも使われますがそれはレアケース。
思考停止して他人に責任を押し付けようとする自己責任の押し付けが自己責任論
ではでは（＾ω＾）ノシ
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