マンガの下書きを描く時に使うのは鉛筆かシャーペンか?
分からないという方がいると思います。
鉛筆だけ、シャーペンだけで描くなら鉛筆の方が描きやすいのではないだろうか?
マンガを描くとき、下書きで使う道具として「鉛筆」と「シャーペン」のどちらが良いのか迷う方が多いでしょう。
それぞれにメリット・デメリットがあり、自分に合ったツールを選ぶことが重要です。
鉛筆とシャーペンの比較
鉛筆のメリット
- 濃淡が自由自在:鉛筆は力の加減で濃淡をつけやすいです。また、芯を削れば細い線や太い線も自在に描けます。
- 多様な芯の硬さが選べる:9Bなど柔らかい芯を使うと、力を入れなくても滑らかで濃い線を描けるため、筆圧の高い人にもおすすめです。
2. シャーペンのメリット
- 安定した細い線が描ける:シャーペンは芯が常に一定の太さで、細かい作業が必要な場面で力を発揮します。
- 芯を削る手間がない:鉛筆と違い、芯を削る必要がないので、作業を止めずにスムーズに描き続けられるのもポイントです。
鉛筆とシャーペン、それぞれの使い方のポイント
鉛筆は、筆圧が高い人に特に適しています。柔らかい芯なら、軽い筆圧でもしっかりとした線が描けますが、鉛筆の芯が硬いと逆に紙に凹みができてしまう可能性があります。
消しゴムで消す際にも影響が出ることがあるので注意が必要です。
一方、シャーペンは線を均一に描きたい場合や、より細かい部分を描くときに便利です。紙の表面にダメージを与えないよう、適度な筆圧を意識して使いましょう。
シャーペン特有の細い芯のため、強く書きすぎると紙に深い溝ができ、消しゴムで消しにくくなってしまうこともあるので注意です。
鉛筆は濃淡がつけやすい
芯を削れば細くも太くもできる。
シャーペンは同じ太さでしか線を引けない。
応用が利く鉛筆か
安定のシャーペンか
自分の手に馴染む道具を見つければいいと思います。
芯の柔らかさは9Bくらいがいいと思いますよ。
絵を描くなら柔らかい芯の方が描きやすいらしい。
筆圧が高い場合は鉛筆の方が良いかも?
シャーペンの細い芯だと紙に凹みが出て後で消しゴムかける時に大変。
あまりにも凹んでいると印刷した時に影響があるかもしれません。
あくまでも下書きなので薄く優しく絵を描くのがコツ。
鉛筆もシャーペンも100円ショップにあるような安物ではなく。
少し高い物を選ぶといいですよ。
100円の物は所詮100円くらいの描きごこちなので(ーー;)
鉛筆なら三菱鉛筆が良いと思いますよ。
シャーペンはクルトガがオススメ。
筆圧に合わせた道具の選び方
マンガイラストを描く際に、筆圧の強さはツール選びに大きく影響します。
特に筆圧が高い人の場合、適切な道具を選ばないと、紙に溝ができたり、線が思うように描けなかったりすることがあります。
ここでは、筆圧が高い人向けの鉛筆やシャーペンの選び方、そして紙の選び方について詳しく説明します。
1. 筆圧が高い人向けの鉛筆選び
鉛筆の芯の硬さ
鉛筆にはさまざまな硬さがあります。芯が柔らかいと力を入れなくても濃い線が描ける一方、芯が硬いと細くシャープな線を引きやすい特徴があります。
しかし、筆圧が高い場合は、芯が柔らかすぎるとすぐに折れてしまったり、描いた線が濃くなりすぎたりする可能性があります。
逆に、硬い芯だと紙を傷つけてしまうこともあるので、適切な硬さを選ぶことが大切です。
- おすすめの鉛筆の硬さ:
- HB、B、2B:筆圧が高い人には、HBやB程度の硬さが最適です。これらの硬さは、柔らかすぎず、硬すぎないため、適度な濃さと描きやすさを保ちつつ、紙を傷つけるリスクを軽減できます。
- 芯の耐久性:筆圧が強い場合は、芯が折れやすいので、耐久性のある芯を選ぶのも重要です。特に、高品質の鉛筆(例えば三菱鉛筆の「ユニ」シリーズ)なら、芯が均一で折れにくいです。
2. 筆圧が高い人向けのシャーペン選び
シャーペンの芯の太さとタイプ
シャーペンを使う場合、筆圧が高いと芯が折れやすくなることが問題です。
そのため、芯の太さや耐久性に注意して選ぶ必要があります。
0.5ミリや0.3ミリなど、細い芯は高い筆圧では折れやすいので、芯が太めで強度の高いものが良いでしょう。
- おすすめの芯の太さ:
- 0.7ミリ〜1.3ミリ:筆圧が高い人には、0.7ミリ以上の太めの芯がおすすめです。これにより、芯が折れにくく、線の強さが安定します。また、細かい描写も可能であり、筆圧が強くても滑らかな線を引くことができます。
- 特殊なシャーペンの選択肢:
- 折れにくいシャーペン:筆圧が強い人には、芯が折れにくいシャーペンもおすすめです。たとえば、**「デルガード」**は、芯が折れにくい設計になっており、強い筆圧にも対応します。また、クルトガシリーズも、芯が自動的に回転して均一な太さを保つため、筆圧が強いときにも線が滑らかです。
3. 筆圧に合わせた紙の選び方
筆圧が高い人は、紙の質にも注意を払う必要があります。紙が薄いと、強い筆圧で描いた際に紙に凹みができてしまい、消しゴムで消すときに跡が残りやすくなります。
また、強く描きすぎると、インクを使う場合に滲みやすくなることもあります。
- 紙の厚さ:
- 厚手の紙(90g/m²〜100g/m²以上):筆圧が強い人には、少し厚めの紙がおすすめです。厚手の紙は、筆圧による凹みができにくく、滑らかに描けます。マンガ用紙やスケッチブック用の紙は、厚みがしっかりしているので、強い筆圧でも使いやすいです。
- 表面のテクスチャー:
- スムーズな紙:紙の表面が滑らかだと、鉛筆やシャーペンが滑りやすく、筆圧が強くても均一な線を引くことができます。ケント紙やコピックペーパーのような滑らかな紙は、描きやすさと耐久性を兼ね備えているため、強い筆圧でも使い心地が良いです。
4. 追加のアドバイス:筆圧を調整する方法
もしも道具を変えても紙が凹んだり、線が太くなりすぎてしまうと感じる場合は、筆圧を調整するトレーニングも役立ちます。
軽いタッチで線を引く練習を行うことで、より繊細なコントロールができるようになります。
これは特に、細かい描写やデジタルイラストを描くときに有効です。
まとめ
筆圧が高い人にとって、鉛筆やシャーペンの選び方は、描き心地に大きな影響を与えます。
鉛筆の場合は、HB〜Bくらいの硬さが理想で、芯が折れにくく、滑らかに描けるものを選ぶことが大切です。
シャーペンの場合は、芯が太めで折れにくいもの、たとえば0.7ミリ以上の芯や折れにくい設計のシャーペンが適しています。
さらに、紙の厚さや表面の質感も重要なポイントです。
厚めでスムーズな紙を選べば、筆圧が高くても描きやすく、イラストをきれいに仕上げることができます。
自分に合った道具を見つけるためには、いくつか試してみることが大切です。
最適なツールを選ぶことで、より快適にマンガイラストを描けるようになります。
とにかく鉛筆とシャーペン、どちらが手に馴染むかたくさん描いていくしかないですね。
シャーペンと鉛筆の中間にある大人の鉛筆を使うのもありですよ。
ではでは(^○^)ノシ
|
|
|
この記事もおすすめ
芯が折れないシャーペン【デルガード】折れるまで使って使い心地を評価