筋トレをすると身長が縮むとか伸びないという話を聞いた事はありませんか?
噂レベルの話ですが、話を聞いてウワ━(。・ω・)ァァ━・゚・っとなった人も多いのではないでしょうか?
筋トレをする関節が磨り減ってしまうから身長が伸びないとか骨を圧迫してしまうから身長が伸びないと噂されています。
僕自身、高校時代身長が180cmを超えなくて悩んだものです。
まあ、175cmあれば充分なのですがwww
というか低身長で悩んでいる人が読んだら殴られそう(^_^;)
この筋トレをすると身長が縮むというのは完全な嘘っぱちです。
高い負荷をかける筋トレがダメなだけでそうでなければガンガンスクワットしましょう。
なんでこんな噂が広まったのか?
理由 プロスポーツ選手は低身長が多い
プロとして活躍するスポーツ選手の身長が低い人が多いからだと思います。
例えば
- ウエイトリフティング(三宅宏美選手:147cm)
- レスリング(吉田沙保里選手:156cm)
- 体操(内村航平選手:161cm)
日本人の平均身長以下の方が多いからだと言われています。
しかし、2mを越える筋肉質プロレスラーだっています
アメリカ人は高校生くらいからバーベルを持ち上げている人が多いですが
日本人とアメリカ人の平均身長はアメリカ人の方がデカい。
科学的な根拠なんてないわけです。
身長が伸びる要因
身長が伸びる要因として3つの要素があります。
- DNA
- 栄養状態
- 運動刺激
DNA、遺伝子は自分じゃどうしようもない部分ですがそれ以外の部分はどうでしょうか?
栄養状態ですバランスの良い食事を摂り尚且つタンパク質を多く食べると体は大きくなりやすいというのが
動物実験などで分かった事です。
骨が伸びいてく中で筋肉がついてないとまっすぐ身長が伸びない。
猫背など姿勢が悪くなると高い身長を維持する事はできないので必要な筋肉は成長に合わせてつけていく必要がある。
他にも成長ホルモンなどの分泌が関係してきますが基本的に身長が伸びる要因はこの3つ
関節が歪むような高強度の筋トレはNG
筋トレをして身長が伸びなくなる場合もあります。
それは関節に負荷をかけすぎて関節が歪むくらいの高負荷をかければ
身長は止まります。
例えばスクワットで120kgをリフトするとかそういうレベルです。
背骨や股関節に大きな負荷がかかり骨が変形してしまうと当然、体を壊すし身長も伸びない
けど、そこまでやるには相当頑張らないと無理。
完全なオーバーワークをやり続けた結果、身長が伸びなくなる可能性があります。
重すぎるバーベルを使ったり重いバーベルでゆっくり筋トレすると骨や関節に負担がかかる。
骨には骨端線というのがあり、そこが傷ついてしまうと身長が伸びなくなります。
つまり成長期に極端な負荷をかけたりオーバーワークが続くようなトレーニングをしてはいけないんですね。
端的に言えばいきなり高負荷のウェイトトレーニングは危険という事です
自重の筋トレならば骨端線を傷つけるような負荷はかからないはずです。
筋トレをすると背はむしろ伸びる
筋トレをすると成長ホルモンが分泌される量が増えます。
この成長ホルモンが寝ている間に体をドンドン作り替えていきます。
筋トレをして壊れた筋肉は別に太くなるだけじゃなくいろんな方向に大きくなります。
結果としてフレームが大きくなる事もあります。
筋トレをすると成長ホルモンや男性ホルモンが出るので栄養補給や睡眠をしっかりすれば
絶対に背は伸びます。
低身長の方が筋肉がきれいに見える
身長が小さいという事は骨格も小さいため筋肉が大きく見栄えよく見えやすいそうです。
なので低身長の人の方が筋肉がつきやすいように見えます。
このせいもあって筋トレをすると身長が伸びない、縮んでしまうと言われるんですね。
筋トレをして身長を伸ばすには?
身長を大きくするには3つの要因があります。
- 筋トレ
- 食事
- 睡眠
筋トレ
同じ部位を毎日鍛えるのではなくさまざな筋肉をバランス良く鍛えるのがコツ
まあ、週2~3日やればいい感じです。
食事
栄養バランスの取れた食事をするのは基本
筋トレ後にプロテインやアミノ酸のサプリメントを飲むと更にいい
ビタミンやミネラル、タンパク質、炭水化物、脂質などなどバランス良く食べましょう。
基本的に間食を止めて炭水化物やタンパク質、ビタミンをしっかり摂取する事が一番。
サプリメントも必要ではあるけど、基本は食事
睡眠
中学生、高校生は最低でも8時間はぐっすり寝ましょう。
この睡眠時間が将来の身長を決めると言っても過言ではない。
ここまで書いたけど、ものすごく健康的な生活に見えますねwww
けど身長を伸ばすにはこれが最適です。
科学的なエビデンスの引用
- 筋トレと成長ホルモンの促進
筋力トレーニング、特に大筋群を使う運動は、成長ホルモン(GH)の分泌を大幅に促進することが科学的に証明されています。これにより、骨の成長や筋肉の再構築が促進されることが確認されています。
出典: Journal of Applied Physiology などの研究では、筋トレ後の成長ホルモンの顕著な増加が報告されています。 - 過度な負荷と成長への悪影響
一方で、成長期における過度な負荷のトレーニングは、骨端線(成長板)へのダメージを引き起こし、骨の成長を阻害するリスクがあることも知られています。特に、重すぎるウェイトや不適切なフォームでのトレーニングは危険です。
出典: American Journal of Sports Medicine によると、成長期の過度な負荷は骨端線閉鎖を早め、最終身長に悪影響を与える可能性が指摘されています。
過度なトレーニングというのは過剰な回数の筋トレ、例:腕立て伏せ1000回など
また、過剰な重量のバーベルを扱うなどをしなければ問題ないです。
まとめ
筋トレをすると身長が縮むまたは伸びないというのは嘘
成長ホルモンが多く分泌されるのでむしろ身長が伸びる。
筋トレが原因で身長が伸びなくなるのは重すぎる負荷をかけて骨が変形してしまったり
関節が歪んでしまうくらいの強度の筋トレをしてしまった場合だけです。
これも納得ですよね、何せフレームが歪んでしまったら成長どころじゃない。
体が出来ていない小学生とか中学生に無理な負荷を与えるのが問題。
適度な筋トレなら関節が歪んだりしないので問題ないと言えます。
なので安心して筋トレしてくださいね
ではでは(^ω^)ノシ
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