アマビエって妖怪がTwitterで話題になっている。
長いくちばしと長い髪、そして人魚のような鱗、そして三本の足がついているという妖怪
謎のビジュアルでした。
その謎ビジュアルな妖怪がTwitterでイラストにされてアップされまくりでした。
2020年からの流行病が流行っているのでそれに対しての厄除け的な意味があるみたいです。
このビッグウェーブに乗るしかねぇと思い色々と調べてみました。
オリジナルの絵がしょぼいから安心して描けるぞ。
アマビエってどんな妖怪?
(京都大附属図書館所蔵)
アマビエは日本の妖怪で海中から現れる半人半漁の妖怪。
豊作や疫病を予言すると言われています。
同じような妖怪でアマビコ(尼彦、あま彦、天彦、天日子、海彦)、尼彦入道(天彦入道)、アリエなどがある。
江戸時代、今の熊本県、当時は肥後国と言われる地域に現れたとされています。
弘化3年(1846年)の4月の中旬頃。毎晩のように海中に光る物体が出現していたため、街のお役人さんが海に見回りをしたところ海の中からアマビエが現れた。
その姿はくちばしと首から舌は鱗に覆われた三本脚の妖怪でした。
「海中に住むアマビエである」と名乗り、「この先6年間は豊作が続くが、もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。
この話は当時の瓦版で人々に伝わり、アマビエの姿も瓦版(新聞)に描かれて人々に伝えられた
SNSと親和性が高すぎる妖怪
割とこういう遊びが好きな日本人とTwitterやInstagramなどのSNSと親和性が高すぎる妖怪。
しかもオリジナルのイラストが子供の落書きみたいなビジュアルだから
誰でも気軽に書けるし面白い。
かくいう@kesuikemayakuもアマビエを書きました。
iPhoneのアイビスペイントを駆使して書いたけど絵は難しいですね。
瞳だけはインターネットで調べながら書いたから本格的ですよwww
流行りに便乗してお絵描き。
あんまり上手くないけどね pic.twitter.com/WlKgMDwesg
— けいすけ/@限界突破 (@kesuikemayaku) March 13, 2020
ちょっと護符のように加工したやつもあります。
ヒマを持て余した日本人の遊びですがこういうのが文化なのかもしれません。
他にも編み物や刺繍で表現したり粘土で人形を作っている人もいました。
そんなアマビエですがゲゲゲの鬼太郎にも出演していたり
地味に知られていたのかもしれません。
みんなが願いこめてイラストを見せ合うというのはすごく令和らしくて面白い
こういう遊びはもっと流行るべき
アマビエとか蘇とか温故知新が効いていて非常に良い傾向。
ピンチの時でもユーモアを忘れないというのは日本人の文化なんだと思います。
シニカルで不謹慎に見えるかもしれないけど、四六時中悲観的にはなれない。
疫病関係は怯えすぎてもいけないし気にしなさすぎもダメ
病気予防をかねてアマビエを描いて見せ合いっこするのは楽しいし注意しあうという面でも優秀。
日本の文化を掘り返せばいくらでもこういうユーモアがあるというかシニカルな存在っていそう。
アマビエのイラストはもっと浮世絵とかでありそうな気がするんだけどネット上では見つからず。
なんか落書きみたいなのばかりで残念
クオリティで言えば現代のアマビエが断然すごい
デジタルアートだからものすごく表現の幅も広いしな~
まとめ
アマビエは江戸時代に肥後国、今で言う熊本県に現れた妖怪。
疫病が流行る時は自分の絵を他人に見せろと言って消えたと言われている。
なんで江戸時代の妖怪が令和2年(2020年)に流行っているかというと
SNSとの相性が良すぎるからですね。
SNSでイラストが大拡散されている世の中だから、すごく相性がいいというか
瓦版屋の陰謀を疑うレベルで相性がいい
いろいろな人が描いていて子供の落書きレベルから神絵師レベルの人まで玉石混交
この流れはすごくいい感じだから
続くといいな
ではでは(^ω^)ノシ
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