テレビや新聞、ネットニュースやYouTube動画など多くのニュースが発信されます。
そんな情報発信に対してきちんと分析をする必要があります。
世の中に出回るニュースの分析はかなりやりやすくなっていますから分かりやすいウソや捏造報道は看破できます。
なのでニュースを分析する際に情報を細かく分けて読むと信頼性があるかないか、それが分かります。
信用できないニュースの特徴を紹介します。
固有名詞をボカす。
ニュースを見ていると〇〇の関係者が〜とこ
政府高官の発言とか与党関係者、与党議員みたいな書き方や報道の仕方をする場合。
何の責任も負わない情報のため信頼度は低い。
はっきり言って娯楽、エンターテインメントレベル。
ゴシップ記事と同レベル。
誰が発言したのかで物事の重要度は決まる。
実際に現場を指揮する人物の発言かどうか?
同じ記事でも
〇〇議員(自民党)が話した。
自民党議員が話した。
これは大きく違う。
固有名詞を出す事で取材を受けた人にも記事やテレビ報道をするメディアにも正しく伝える義務ができる。
もし仮に議員が嘘をついたら辞職とか謹慎などのペナルティがあるだろうし
メディアが真実をねじ曲げて放送したのなら議員が猛抗議して最悪、裁判になるかもしれない。
固有名詞を出すというのはある種の責任がある。
それをボカす時点で噂話の域を出ていない。
メディアの立ち位置を確認する。
テレビは公平な報道を心がけろみたいな法律、放送法があるけど、実際のところ偏りがある。
新聞などのメディアもかなり偏りがある。
それを確認せずに情報を受け取るのは危険。
例えばリベラル、左翼系の新聞と言えば朝日新聞です。
2020年5月現在、元気に反安倍的な記事を書いています。
逆に保守、右翼的な新聞は産経新聞だと@kesuikemayakuは思っています。
ヤフーニュースなんかは色々な新聞記事をまとめてネット配信するから朝日新聞の記事も産経新聞の記事も読売新聞の記事もごちゃ混ぜ
個人的には記事のソースが朝日新聞だったら話半分で読んでいます。
同じ情報であっても公式、政治系で言えば政府が直接発表している情報にはかなわない。
基本的に嘘をつかない、つく意味がないから、正確な情報が得られやすい。
現実に起きた事と想像、考察は分ける
記事に書いてある事は大雑把に二つあって
現実に起きた事
記者が想像した事、考察は
分けて読む。
例えば
- 殺人事件が起きました→現実
- 犯人は何歳で身長は170cm職業は〇〇→現実
- 逮捕されたか?→現実
- 犯人の動機は?→考察
- 中学生時代の話→過去の出来事を想像
- 友人関係は?→想像
殺人事件を例にしましたが読み手が重要視すべきなのは殺人事件が起きた、背丈や年齢、逮捕されたかの実際に起こっている事だけです。
犯人の動機や過去の出来事、犯人の友人関係なんかは記者がどんなに取材しても考察でしかない。
犯人のコメントであったとしてもそれが真実かどうかはわからない。
情報を整理する時に大事なのは重要度が高いか低いかという話。
重要度が高いのは実際に起きた事。
実際に決まった事、決まりそうな事
はっきり言ってそれくらいしか重要な事はない。
考察や想像は外れる事がある。
実際に起こった事は外れる事はない。
数字、データを信じよう。
具体的な数値がないニュースは信用できない。
何かを決めるとか何かが起こった時に良い悪いの判断ができないからです。
2020年で言えば2020年からの流行病ですが
数値も他国との比較も出さずに安倍政権は失策続きだ!と批判していたりします。
具体的な数字を出さずに批判されても分けわかんねぇ。
何をもって失態続きなのか
ブロガー的に参考になるのは文章の書き方くらいか全く具体的じゃない
安倍首相 コロナ以降の失態続きで国を救う気概や自信喪失か|NEWSポストセブン https://t.co/UO2YzIM5Ug #newspostseven
— けいすけ/外出自粛中 (@kesuikemayaku) May 11, 2020
この記事を読んでどう思いますか?
具体的な数字がなく
記者さんの妄想でしょ?という記事。
エンタメとして見るならそこそこ読めるけれど
具体的なデータは何一つなかった。
具体的な数字、例えば2020年からの流行病で言えば河野太郎防衛大臣の2020年からの流行病感染者数をツイートしてくれています。
5月11日0:00
国内感染者15798
退院8531
入院治療を要する者6225
重症者249
死亡621
確認中421クルーズ船 5月10日18時
陽性712
帰国40
退院651
入院8
死亡13— 河野太郎 (@konotarogomame) May 11, 2020
毎日、ツイートしており信頼性も高い。
こういうデータの蓄積が信用できる。
日経平均や株価など日々変化するデータがあるとより信頼性が高くなる。
数値を書かない、基準を書かない、データを比較しないニュースは信用できない。
集計した数字がなければ科学的な分析ができない。
後、気をつけたいのは数値の意味をしっかり知っておく事です。
良く、実質賃金が下がった事で安倍政権を批判する人がいますが
失業率が下がって実質賃金が下がっている。
雑に解説すると実質賃金というのは労働者がもらう平均的な賃金の事なので失業率が下がれば実質賃金も下がる。
それが良いか悪いかの判断をするためには何故、そういう数値になったのかを理解する必要がある。
数値の意味が分からないと数字が小さくなった方がいいのか大きくなった方がいいのか分からないからだ。
なので分からない数値が出てきたらスマホで検索しよう。
まとめ
ニュースを見る時に信用できない4つのポイントは
- 固有名詞をぼかす
- メディアの立ち位置や経歴
- 現実に起きた事象と記者の考察は分けて読む。
- 数値、データがない、科学的根拠がない、変なデータの使い方をする。
記事によっては数値がないものもあるけど、統計やデータの蓄積を使わないのは致命的。
数値という目に見える蓄積を無視している場合は科学的根拠なしの印象操作。
固有名詞をぼかすのはYouTuberの場合は広告はがしが原因ですが
テレビや新聞、ゴシップ誌の場合は無責任な情報発信をしている証拠
現実に起きた事と記者の妄想は切り分けて読まないとダメ
じゃないと馬鹿になる。
こんな感じです
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ
フェイクニュースに騙されないためには?5つのポイントがある!