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FGOに登場したアラハバキってどんな神様?元ネタは?

アラハバキと言えば土偶の姿で、よくゲームに登場する神様ですが

日本古来の神様です。

FGOのぐだぐた龍馬危機一髪にもロボとして登場していました。

 

 

荒脛巾(アラハバキ)は国津神と呼ばれるカテゴリーの神様でヤマト王権が主に信仰する天津神とは違う神様。

天津神というのは高天原にいた神様で国津神というのは葦原中国(あしはらのなかつくに)にいた神様。

 

 

高天原の神様が国譲りで譲り受けたのが葦原中国であり、我々が暮らしている世界ですね。

これが基礎知識です。

 

 

 

アラハバキはどんな神様?

アラハバキは東北や関東地方に祀られている事が多い神様。

主祭神と対等若しくは下位に位置する場合が多くなっており、客神(まろうどがみ)とも呼ばれます。

 

 

客神は後からきたのではなく記紀(古事記+日本書紀)に登場する天津神に征服された証として残ったものだと言われています。

ヤマトでは征服した民の神々を抹消したり悪魔に変える事なく祭り上げる事が多い。

 

 

アラハバキがなんの神様かと言えばよく分かってない。

アラハバキは蝦夷(えみし)の神様であったというのが有力な説だけど他にも

  • 足の神様
  • 旅の神様

なんていう説もある。

マイナーな神様ですが祭神としている神社は全国に150社以上あるといわれる。

 

 

はばきという音から脛巾、昔の旅人が脛に巻いた脚絆に例えて足の神様とか旅の神様という話。

 

※日本刀のはばき(鎺)とは関係ない。

 

荒脛巾という表記の他に《荒吐》《荒覇吐》《荒脛》などまちまちで当て字である。

男性性器をかたどった御神体を祭る神社もある。アラハバキ神は塞の神(さえのかみ)であるという説もある。

 

 

男性性器をかたどったうんぬんは足の神→下半身の神という捉え方をした人たちがいたのでしょう。

塞の神というのは邪悪なものや神など他から侵入してくるものを防ぐ神様の事です。

 

疫病や戦、招かざる客から集落を守る神様でもある。

マジでいろいろな事を司っている神様で夫婦和合の神様なんて説もある。

 

 

ゲームで遮光土器の姿で登場するのは?

東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)という書物に遮光土器の姿であると書かれていたからそのイメージでゲームに登場したわけです。

 

 

女神転生とかドラクエの土偶戦士とかは絶対に影響を受けている。

 

 

東日流外三郡誌は1999年の調査で偽書と結論づけられたのですが

筆者のイメージは未だに遮光土器の土偶ですね。

 

 

東日流外三郡誌が偽書だったのでアラハバキが土偶みたいな姿ではない事が判明し現在ではどんな姿の神様であったのか不明となっている。

 

 

ただ、遮光土器自体が何を模して作ったのかが不明なので結論を出すのが難しい。

 

 

1999年より前にゲームで登場したアラハバキが土偶なのはこういった理由です。

 

 

まとめ

アラハバキという神様は古い神様でヤマト王権とは別の勢力、蝦夷の神様であったという説が有力だけど

  • 足の神
  • 旅の神
  • 塞の神
  • 夫婦和合の神様
  • 下半身の神様

などなど、いろいろな事が言われています。

 

 

元々、神格の高い神様なので祀られている神社も多いがなんの神様であるか?どんな姿をしているのか全く分からない神様である。

 

 

ゲームに登場する土偶姿とかロボっぽいイメージが偽書からというのが面白い。

いろいろ謎の多い神様ですね。

ではでは(^ω^)ノシ

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