FGOがなぜ人気があるのか?
Fateシリーズ自体が人気なのは知っているけれどゲーム単体で見た時、それほど人気があるゲームなのか疑問に思う方もいらっしゃるようなので人気の理由を考察していこうと思います。
まず、FGOが普通のソシャゲと何が違うのか解説すると
- がっつり読ませるストーリー
- キャラクターの深掘りがすごい
- キャラクターの人数が少ない
- キャラクターが劣化しない
- ゲームバランスの良さ
- イベントコラボが全て自社製品
- ガチャは渋いが当たらない事もない
がっつり読ませるストーリー
FGOのシナリオは奈須きのこ氏を含めた豪華シナリオライターが書いています。
初期の頃は手探り状態でソシャゲ感がありましたが最近のシナリオはノベルゲームとしてそのまま使えるクオリティになっています。
シナリオパートはノベルゲームを意識した作りで読みやすい。
Fate/EXTRA CCCコラボなどイベントクエストとは思えない読み応えたっぷりなシナリオ。
まさか、叙述トリックを使ってくるとは思わなんだ。
虚月館殺人事件など殆ど戦闘がなくシナリオをがっつり読ませるシナリオでした。
メインクエストはきちんとエンディングがあり第1部を完結させ第2部は全く違う事件に挑む。
FGOの戦闘はクソだけどシナリオは良いと主張するユーザーも一定数いる。
キャラクターの深掘りがすごい
サーヴァントやマスター、カルデアのスタッフなどいろいろなキャラクターが登場する中で一人一人の深掘りがすごい。
FGO初期、星1、星2といった低レアなサーヴァントたちはあまり見向きされなかったのですが
メインシナリオで登場するや否や人気が出るパターンがある。
第三特異点でエドワード・ティーチ、黒髭が登場した時など「こいつ、面白すぎる!」と盛り上がったのを覚えています。
新キャラが登場する時は必ずイベントやメインクエストにがっつり登場させファンを作ってからガチャに出すという一手間を必ずやっています。
そうじゃなくても必ず体験クエストで一回、戦闘で使わせる。
とにかくガチャに登場するキャラクターはどっかのシナリオに登場させる。
イベントクエストでメインキャラクターとして登場させ、主人公とのやり取りをさせつつガチャに登場という形を取る。
だから、サーヴァントが記号ではなくユーザーの心に響くキャラクターとして浸透する。
キャラクターの人数が少ない
これも大きなポイントで戦闘に使えるサーヴァントは少なめ、4年目、2015年から始まって2019年2月現在、登場したサーヴァントは237騎
これはソシャゲの基準で言えばかなり少ない。2018年5月に開始したドラゴンボールレジェンズはキャラ数が158人。
こう考えるとキャラクターが圧倒的に少ない。
人数を敢えて絞っている。
というのも前述した通り、キャラクターとシナリオがセットだからサーヴァントの量産は出来ない。
複数のクラスがあるのは一部の人気キャラだけです。
人数をむやみに増やさないから再びガチャで登場する可能性は高い。
人数を絞る、キャラを乱造しない事で戦闘力のインフレを防いでいる。
キャラクターが劣化しない
ソシャゲあるあるだけど、1年前にゲットしたキャラが今では使えないくらいの雑魚になる。
すぐに上位互換キャラが登場してしまい使わなくなる。
@kesuikemayakuの経験では今はなき、ジージェネレーション・フロンティアでURキュベレイを課金して引き当てたものの
半年後には更にレアリティの高いFR(フロンティア・レア)キュベレイが登場し、URキュベレイが圧倒的に雑魚に
FGO ではこれがない、低レアは攻撃力、HPは低いけど、トリッキーなスキルや宝具を持っていたりする。
幕間や強化クエストによってサーヴァントを強化できるため、キャラが一定の強さを保っている。
キャラの強さを保つ事でガチャの価値を保っている。
幕間や強化クエストが追加されて急に強キャラになったサーヴァントもいる。
推しが弱くて使えないという事態を避けている。
ゲームバランスの良さ
FGO基本的に星1〜星3のフレンドガチャから出るサーヴァントでもクリアできるようになっています。
難しい事を考えずともサポートのサーヴァントをフレンドから借りられるから自分のサーヴァントが弱くてもフレンドさんから借りたサーヴァントで戦えたりします。
サーヴァントの組み合わせによっては宝具を3連射できる、スカスカシステムなどが発明されていたりする。
一見、無謀に見えるボスでもきちんと倒せるようになっているのがポイント
聖杯による限界突破システムもあるからレアリティの低いサーヴァントでも星5のサーヴァントでも聖杯を捧げれば等しくレベル100になれる。
もちろん地力は星5の方があるけど、星1でもかなり強くなる。
新サーヴァントが出てきても古参のキャラが弱くならないように修正が入るので初心者にも優しい作り
イベントコラボが全て自社製品
FGOのコラボは全てタイプームーン関連の作品、故にキャラのイメージを損なうなどのクレームを回避できる。
変に気を使わずにコラボできるという点で他のソシャゲとは違う。
復刻コラボでは追加サーヴァントと追加シナリオがこっそり実装されていたりする。
コラボイベントのクセに本編に関わるような伏線めいた事をキャラが喋ったり
次回の高難易度クエストの予告みたいな事をしてしまうのがFGO
TYPE-MOON作品だけでコラボしているからFGOのストーリーと絡めやすい。
同じ世界感でストーリーが進んでいるから設定に違和感がなくなる。
ガチャは渋いが当たらない事もない
ガチャが渋いとずっと言われるFGOですが、実はそこまで悪くない
というのもガチャの渋さは確かにあるものの全てのキャラが使い捨てではない故に
ピックアップガチャからシレっとピックアップされていない星5サーヴァントがすり抜けてくるからだ。
確かに欲しかったけど、お前じゃないと言いつつもニコニコしてしまう。
ストーリー召喚に追加されたサーヴァントならピックアップの時は当たらないくせにシレっと引き当てたりするのがFGOのガチャ
なのでいつかは引き当てられるという希望は常にある。
これもガチャが渋いと言われながらもいつかは欲しかったサーヴァントが手に入るような仕組みになっている。
更に言えば一回、ピックアップされたサーヴァントが再びというか何度でもピックアップされる。
お正月は福袋ガチャもあるし、世間一般で言われるほど、ガチャは悪くない。
キャラが劣化しないから一年後に引き当てても嬉しい。
まとめ
FGOが人気なのは
- シナリオ
- キャラの個性
- ゲームバランス
- キャラが劣化しない
- コラボイベントのシナリオもやりたい放題
- ガチャは渋いと言われるがすり抜けで当たる事もある
個人的にはキャラが劣化しないのは嬉しい、強いやつは強いままでいてくれるから
ガチャのすり抜けも許せる。
他のソシャゲってキャラの個性が薄いからキャラを乱造しがちだけどあえて数を絞っているのがユーザーに優しい
ドラゴンボールレジェンズとか孫悟空だけで何種類もいるし殆どのキャラが量産されているから集めるのもシンドい
キャラのレベル上げも面倒みたいな事はソシャゲあるある。
FGOだと同じキャラで量産されているのって本当に一部だけだから気楽
ではでは(^ω^)ノシ
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