ラクダは砂漠に生息する動物だが
そんなラクダはサボテンを食べる事ができる
サボテンはトゲがいっぱいついているから痛くないのか疑問に思うかもしれないが
ラクダはサボテンが食べられるように進化しています。
トゲさえなければ意外と美味しく食べられるけど手がついていない人間以外が食べるのは難しい植物です。
そんなサボテンですがラクダはトゲをものともしない。
YouTube動画
トゲをものともせずバリバリ、むしゃむしゃと食べていますね
人間はもちろん、他の哺乳類が同じ事をした口の中がボロボロになりそうですね。
ラクダの口はすごい
ラクダの口の中はこんな感じになっています。
俺の中でラクダの口の中が怖すぎると話題に。 pic.twitter.com/gfgH4Z99Ru
— とらら (@torarao_) October 30, 2015
ラクダは口の中の口蓋上部(上あご)の表面が非常に硬く、歯で上の口蓋に食べ物を押しつけ、棘もすりつぶします。
ラクダの口の中には乳頭という円すい型の突起があります。
これが口の中や頬、舌にもついている
乳頭によって食べ物を一方向に整えてから飲み込むからトゲを飲み込んでも痛くないのだとか
明らかにサボテンを食べるために進化してませんかね?
ラクダ以外もサボテンを食べる?
リクガメなどもサボテンを食べるようです。
野生のリクガメはトゲも食べてしまいますがペットのリクガメはトゲを処理したものを食べさせるそうです。
ガラパゴス諸島のイグアナもサボテンを食べるそうです。
食べると言ってもトゲがある部分よりも花の方が好きみたいです。
トゲは食べても消化されずに糞と一緒に排泄されるそうです。
なぜ、ラクダはサボテンを食べるのか?
それは単純にラクダが住む砂漠にはエサが少ないから
水分がたっぷり含まれているサボテンを食べるようになった
動物園で飼育されているラクダのエサは
- 草や葉
- 豆
- トウモロコシ
どう考えてもサボテンよりは食べやすそうです。
主に干し草や野菜などを食べさせて飼育しているようです。
人間も食べるサボテンの味とは?
メキシコの方ではサボテン料理などもあってヘルシーな食材として需要があるみたいです。
トゲをきれいに取って下ごしらえをして料理をします。
じっくり焼いたサボテンステーキは塩がなくても美味しいらしいです。
サボテンはビタミンCやβ―カロテンなどが豊富で抗酸化作用が期待できる。
カルシウムの他、マグネシウムやクエン酸も豊富
β-カロテンはトマトと同じくらい入っているそうです。
そう考えるとエサが少ない砂漠でサボテンを食べるように進化したラクダの選択は間違ってないですね。
まとめ
ラクダがサボテンをトゲごとバリバリできるのは
ラクダの口には乳頭という突起がついていて硬い上に食べ物を一方向に整えてくれる機能があるから
サボテンを食べるようになったのは単純にエサがなかったから
砂漠で栄養を摂取するのは大変。
ラクダ以外にも亀とかイグアナがサボテンを食べる。
ペットのリクガメはトゲを取ってから食べさせる。
トゲが内臓に刺さらないようにする処置なんだとか
イグアナはトゲを消化せずに糞として出す。
トゲを処理すれば人間も美味しくサボテンを食べられる。
メキシコでは一般的な野菜
ではでは(^ω^)ノシ
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