頭の回転が早い事は良いこと、そう思われていますがデメリットも存在します。
頭の回転が早い人は効率よく作業を進めたりテキパキと行動でき、物覚えもよい
一見するとメリットばかりな気がしますが断言しましょう。
頭の回転が早い≠賢い
思考して素早く応答するというのは一つの能力で、会話した内容、見たものを記憶や知識から答えを出すというのは訓練が必要だし、一種の才能であるかもしれない。
けれど、イコールで賢いとはならない。
今回は筆者の考察を交えて解説しようと思います。
正しいとは限らないけど、あるあると思ってくれる人がいれば幸いです。
頭の回転が早い=賢い という事ではない!
頭の回転が早いというのは訓練すれば早くなる。
単純に脳みその入力と出力を早くするだけ。
例えば速読みたいに文字を素早く読み込む能力であったり
話を素早く理解して話す能力であったりするわけだが
頭の回転が早いからと言って画期的なアイディアを出す人とは限らない。
頭の回転が早い人と会話するのが苦手とか怖いと感じる人もGoogleのサジェストキーワードを見る限りいるようだ。
応答は早い分、他人がついていけないなんて事もある。
素早く応答するというのは訓練しだいで早くなる。
例えばTwitterなどでコメントをひたすらつけるなど頭の回転が要求される事をし続ければ早くなる。
賢い人は頭のギアチェンができる。
賢い人というか他人に物事を伝えるのが上手い人は頭のギアを切り替える事ができる。
誰に対してレスポンスを早くする必要はないからTPOを選んで切り替える。
例えば小さな子供の相手をする時に頭のギアが4速とか5速に入れてしまうと噛み合わなくて疲れてしまう。
逆に大学の講義を受けている時に頭の回転が早くないとついていけない。
また、友人と真面目な話をする時と雑談をする時でギアを切り替える必要は当然ある。
デメリット1 、疲れる
頭の回転というのは情報の出し入れが早い状態。
つまり、目や耳、鼻から入ってきた情報を素早く処理して答えを出す状態。
文字を早く読んだり、会話の応答を早くすればするほど疲れる。
当然だけど頭を使うのも結構、カロリーを消費するわけだし
常にハイテンションではいられない。
だから頭脳が冴え渡る状態を維持するには食事や睡眠にも気をつけると同時にあえてギアを落とす事も大事になる。
デメリット2 、相手がついてこれない
周囲の人間がついてこれない、素早く応答するものだから会話する人間の言いたいことをまとめしまったり先読みしてしまったりするから
相手が喋るタイミングもなくなるし話の流れが早くて理解できないなんてこともあり得る。
結局、答えるのが面倒になって相手が適当に相槌をうつだけになる場合もある。
相手が理解できる回転速度まで頭の回転を落とす必要がある。
回転を早くすれば応答は早くなるけど共感したりする能力は低くなる。
自分は順序立てて説明しているつもりでも相手の理解が追いついてない場合はお互いにイライラしてしまう。
デメリット3 、結論ありきで動いてしまう。
結論ありきで動いてしまいがち
悪い事ではないのだけど、周囲を巻き込んでしまう事も多い。
結論ありきでズバズバと正論をぶつけられると相手が萎縮してしまったり、反感を買うこともある。
ある種の自己完結で予定調和が崩れると調子を崩してしまうから要注意。
自己完結しているというか結論だけを言ってしまいがち。
デメリット4 、思考が空回りする。
思考が空回りするというか頭で考えた事を喋るのは口、動かすのは体です。
思考というのは鍛えれば鍛えるほど早く物事を考える事もできるし難しい暗算だってできるようになるかも知れない。
でも、出力する体には限界がある。
だから、思考と体が噛み合わない事もあり得る。
やりたい事、やらなきゃいけない事が処理しきれなくなる。
体と思考がきっちり連携していないと良いパフォーマンスは望めない。
まとめ
頭の回転が早いというのはメリットだけじゃない
- 受け答えが正確で早い
- 作業効率が良い
- 物覚えが早くなる
というメリットに対して
- 疲れる
- 相手がついてこれない
- 結論ありき
- 思考が空回り
というデメリットがある。
大事なのは臨機応変にギアチェンができるようになることです。
ギアの切り替えで頭の回転をハイギア、ミドルギア、ローギアと切り替える事が大事。
コミュニケーションしてる中でハイギアとローギアは噛み合わない事があるから要注意です。
ではでは(^ω^)ノシ
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