
ユダヤ人の格言をまとめました。
ユダヤ人は歴史的に迫害されていたり、陰謀論の黒幕として扱われたりする民族ですが
その格言には一家言ある。
ユダヤ人の格言
世界に正しいことだけしかしない人はいない。必ず悪もしている。
もし人間に悪の衝動がなければ、家も建てず、妻もめとらず、子供も作らず、仕事もしないはずだ。
もしあなたが悪への衝動に駆られたら、それを追い払うために、なにかを学び始めよ。
なにかをしてあげるときには、全てをそれにかけるものが一番尊い。
反省する者がたっている土地は、もっとも偉いラビがたっている土地よりも尊い。
世界は、真実、法、平和の三つの土台の上に立っている。
真理を教え説く言葉は、自己の内部の自我を否定する人間の口より発せらるる場合にのみ確たる不動なものなり。
懺悔する者に、その前の罪科について思い起こさせるな。
利害関係ができたときにはじめて、友人かどうかが分かる
一文もとらずに治療する医者は、一文の値打ちもない医者
年をとっての破壊は建設であり、若いときの建設は破壊である。
すべての人に対して一様に親切な者は、たいていはまた、すべての人に対して一様に不親切である。
人生の最上の目的は、平和を愛し、平和を求め、平和をもたらすことだ。
対立を恐れるな。進歩は対立から生まれる。自分の見解に賛成しない者も大切にしなければならない。
世の中には度を越すと行けないモノが八つある。「旅行、性、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料」だ。
真の対立とは、優れた者が競い合って、そしてお互いに切磋琢磨していく事であり、これは社会の進歩にとって、欠く事の出来ないファクターである。
非常に弱くてもある条件を満たしているならば、勝る。
もし、神が地上に住んでいるなら、人間は、神の家を壊しているだろう。
何も打つ手がないときにも、ひとつだけ必ず打つ手がある。それは、勇気を持つことである。
最上の名医は地獄にいる/最上の名医でも地獄に落ちることがある。(ユダヤに律法では医師はその医療ミスによって殺人罪等に問われることはありません。しかし、その動機が常軌を逸した金儲けである場合は免責されない。)
隣人とつねに平和を求めよ。隣人を楽しい席に招け。どの国から来た者も、豊かな者も貧しい者も、同じく裸で生まれた。そして最後には同じく土に眠るのである。
全人類は、たった一つの先祖しか持っていない。だから、どの人間がどの人間よりもすぐれている、ということはない。
人は3つの名前を持つ。両親が生まれた時につけてくれた名前。友達が親愛の情を込めて呼ぶ名前。そして、自分の生涯が終わるまでに獲得する名前である。
嘘つきに与えられた最大の罰は、彼が真実を語った時も、人が信じないことだ。
お世辞は猫の様に人をなめるが、やがてひっかかれる。
ゴシップは必ず三人の人間を殺す。言い触らす人。反対せずに聞く人。話題になっている人。
嫉妬は千の目を持っているが、一つも正しく見えない。
友が怒っている時に、なだめようとするな。悲しんでいる時に、慰めるな。
幸運から不幸までの道のりは短く、不幸から幸運までの道のりは長い。
粉屋が煙突掃除屋と喧嘩をすると。粉屋は黒くなり、煙突掃除屋は白くなる。
人間も毎日生まれ変わる。だから、あきらめてはならない。
神の戒律を守らねばならぬものは、神に対する愛によりてであり、神に対する怖れからにあらず。
自己が隣人の立場に立たざるかぎり隣人を裁く無かれ。
人間の価値のひとつに恥というものがあり、恥ある人間は容易に罪悪に落ちず。
良い礼儀作法とは何だろうか。他人の悪い礼儀作法を許すことである。
初婚は天によって結ばれる。再婚は人間によって結ばれる。
青年は特定の女性が好きになる。中年はどんな女性でも嬉しがる、老年はどんな女性も喜ばない。
馬を働かせるには、餌でつる方が、鞭で打つよりも良く働く。
殴られた痛みはいつかはなくなるが、侮辱された言葉は永久に残る。
情熱のために結婚しても、情熱は結婚ほど長続きはしない。
一つの嘘は嘘であり、二つの嘘も嘘である。三つの嘘は政治である。
ヤギには前から近づかない。馬には後から近づかない。愚か者にはどの角度からも近づかない事だ。
美徳と証するものは、他人の嫉妬を刺激するものだが、控えめであることだけは例外だ。
捕まえた鳥を逃がしても、また捕まえられるかもしれない。だが、一度発した言葉を取り返すことはできない。
どんな質問でも、必ずしも答える価値があるとは限らない。
人生では、時には愚か者を演じなければならない時がある。
あすのことは心配するな。きょうどんな災難が降りかかるかわからないのだから。
井戸に唾を吐く者は、いつかその水を飲まなければならない。
人には口が一つなのに、耳は二つあるのは何故だろうか。それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ。
情熱は火である。 火と同じように欠くことが出来ないが、火と同じほどに危険である。
最も歌がうまい鳥だけしか鳴かないのなら、森は静まり返ってしまうだろう。
奴隷も現状に満足していれば自由な人間だし、自由な人間でも現状に満足していなければ奴隷と言える。
何が善であるかを知っているだけでは、何もならない。善行をしなさい。
良いことをしようとすると、初めは茨の山道を歩むが、やがて平坦な道に入る。
人を愛することが出来なければ、人にお世辞を言うことを覚えなさい。
嘘を口にしてはならない。しかし、真実の中にも口にしてはならぬものがある。
奇跡を願っても良い。しかし奇跡を頼ってはならない。
神は新しい夫婦が生まれるたびに、新しい言葉を作っている。
老人を大切にせぬ若者には、幸福な老後は待っていない。
ユダヤ人は足を折っても、片足で良かったと思い、両足を折っても、首でなくて良かったと思う。首を折れば、もう何も心配することはない。
男を老けさせるものは四つある。不安、怒り、子供、悪妻。
胃の三分の一を食物で埋め、もう三分の一を飲み物で埋め、三分の一を空にしておきなさい。胃は頭と違って、無制限に詰め込むことはできないのだから。
人から言われてからした善行は、自ら進んで行った善行の半分しか価値がない。
無知が支配するところでは、自分に英知があっても何の役にも立たない。
自分への格言
人間は、他人のささやかな皮膚病は気にしても、自分の重病は目にはいらない。
自分のことだけ考えている人間は自分である資格すらない。
自分の言葉を、自分が渡る橋だと思いなさい。しっかりとした橋でなければ、貴方は渡らないでしょうから。
貴方の親友が、貴方にとって蜂蜜のように甘くても、全部なめてしまってはいけない。
自分より賢い者に負ける方が、自分より愚かな者に勝つよりも得だ。
体のあらゆる部分は心に依存している。心は財布に依存している。
他人の前で恥じる人と、自分の前で恥じる人では大きな開きがある。
他人の善意で生きるよりは、貧しいままでいる方がいい。
正しいものは自分の欲望をコントロールするが、正しくないものは欲望にコントロールされる。
自分で自分のためにやらなければ、誰があなたのためにやってくれるか。
もしあなたの周囲に傑出した人がいないなら、あなたがならなければならない。
自分の肩書きを人に教えようとする人間は、すでに自分の人格を傷つけている。
自分の言葉を、自分が渡る橋だと思いなさい。しっかりとした橋でなければ、貴方は渡らないでしょうから。
自信を失うという事は、自分に対して盗みを働く様なモノである。
善人とは、自己の罪過ちを記憶し、自己の善事・善行を忘却する人のことをいい、悪人とは、これとは反対に、自己の善事善行を記憶し、罪過ちを忘却する人の事なり。
みずからを高きにおく者は、神によりて低きに堕とされ、みずからを低きにおく者は、神によりて高きに上げられる。
自分の欠点ばかり気にしてる人は、人の欠点に気づかない。
豊かな人とは自分の持っているもので、満足できる人のことである。
他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。
教育の格言
一日勉強しなければ、それを取り戻すのに二日かかる。
子供は、両親の話し方をまねる。性格はその話し方で解る。
子供は幼いときは厳しくしかり、大きくなったらしかるな。
汝の友人の一部は汝を非難し、他は称讃す。汝を非難する人々に近づき、称讃する人々より遠ざかれ。
幼い子供は厳しくしつけるべきだが、子供が怯えるようなことがあってはならない。
お金の格言
金は道具である。道具に支配される者はいない。だから道具はできるだけ多く持っていた方がいい。
お金は悪ではなく、呪いでもない。お金は人を祝福するもの。
人を傷つけるモノが三つある。悩み、いさかい、空の財布。中でも空の財布が最悪だ。
よい壺を持っていたらその日のうちに使え。明日になったら壊れてしまうかもしれない。
高価な真珠がなくなり、これを探すために何の値打ちもないろうそくが使われた。
かゆいところをかく事と、困ったときに金を借りる事は、一時しのぎに過ぎない。
すべて金で買うことができるが、知性だけは買うことができない。
貧乏だから正しく、金持ちだから間違っているとは限らない。
金をなくしても、何も失わない。誇りをなくせば、多くを失う。勇気をなくせば、すべてを失う。
真に貧しい者としてとどまっているのは、知性のない者だけ。
金持ちとは、自分の富から収益をあげ、その富を楽しむ者である。
知識・本の格言
知識は水に似ている。高いところから低いところへ流れる。
文章を書くことは、小切手を書くのに似ている。思想がないのに文章を書こうとするのは、銀行に残高がないのに小切手を書こうとするようなものだ 。
多くの者は考えたくないので、逃れるために本を読む。
一本のろうそくで、多くのろうそくの火をつけても、はじめのろうそくの光は弱まらない。
記憶を増進させるもっともよい薬は、感服することである。
貧しい人の息子はたたえられよう。人類に英知をもたらすのは彼らだからだ。
あなたが知識を増やさないということは、実は知識を減らしていることになる。
賢い者は、自分が何を話しているのか知っており、愚かな者は、自分の知っている事を話す。
賢い人はアイディアを語り、普通の人はモノについて語り、愚かな人は他の人について語る。
旅の途中で故郷の町の人々が知らないような本に出会ったら,必ずその本を買い求め,故郷に持ち帰りなさい。
もし生活が貧しくて物を売らなければならないとしたら,まず金,宝石,家,土地を売りなさい.最後まで売ってはいけないのは本である。
もし本と洋服を同時に汚したら,まず本から拭きなさい。
要領のいい人間と賢い人間の差、要領のいい人間は、賢い人間だったら絶対におちいらないような困難な状況を、うまく切る抜ける人のことである。
人間は、20年かかって覚えたことを、2年で忘れることができる。
多くの者は考えたくないので、逃れるために本を読む。
出逢った人全てから、何かを学ぶ事が出来る人が世界中で一番賢い。
愚か者にとって、老年は冬である。賢者に取って、老年は黄金期である。
どのように知識を極めた者でも、子どもから教わることは出来る。
幸福に恵まれるために知恵はいらない。しかし、この幸福を活かすためには知恵がいる。
善と悪を区別できるだけでは、まだ賢者とは言えない。二つの悪の中から小さい方の悪を選ぶことができる者が賢者である。
まとめ
さすが、迫害されてきた民族だけあって含蓄のある言葉が多い。
善悪やお金に対する感覚は秀逸だと思う。
現代でも使えるような言葉が多く納得できる。
日本人の感覚ともズレがないというか変に思わない言葉が多く
一読の価値はあるな。
知識に関しての言葉は奪われ続けた民族らしいというかかなり鋭い
ではでは(^ω^)ノシ
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