紅茶っていろいろ種類があるけどミルクティーとロイヤルミルクティーの違いを語れる人は少ない
コンビニで買うロイヤルミルクティーはめっちゃ美味いけど何がロイヤルなのか分からない
ミルクが違うのか茶葉が違うのかそこんとこはっきりさせたい。
食後のミルクティーとか寝る前に温かいミルクティーを嗜む紳士じゃないと知らないような雑学をシェアしたいと思います。
レモンティーとよりもミルクティー派なので詳しく調べたい
ミルクティーとは
ミルクティーというのは紅茶にミルクを加えて味をまろやかにしたもの
砂糖も一緒にいれたりする。
美味しいミルクティーを飲むポイントとしてはミルクの風味に負けない香り、風味が強い茶葉を選ぶ事ですね。
アールグレイやベルガモットなんかは香りの相性が良いと言われています。
昔からモンゴル人やチベット人などの遊牧民が紅茶にミルクとかバターを入れて飲んでいました。
ヨーロッパでミルクティーが流行るのは17世紀ごろです。
イギリスでは
- カップにお茶を先に入れる派
- カップにミルクを先に入れる派
この二つの流派があるそうです。
ミルクを先に入れる事を「ミルク・イン・ファースト」と言います。
ミルクティーの種類として
- アイス
- ホット
- ティーラテ
- チャイ
- ロイヤルミルクティー
がある
アイスは氷を入れた紅茶にミルクを入れたもの
ホットは説明不要のスタンダードなミルクティー
ティーラテはカフェラテみたいに高圧抽出した濃い紅茶(ティープレッソ)にスチームミルクを加えたもの
チャイはインドの紅茶で鍋とかやかんで少量の水で紅茶を煮出した後に大量のミルクで煮出したミルクティー、スパイスなんかも加えたりします。
ロイヤルミルクティーとは
ロイヤルミルクティーは濃い紅茶にたっぷりのミルクを加えたもの、茶葉をミルクで煮出したものをロイヤルミルクティーと呼んでいます。
ちなみに紅茶の本場であるイギリスにはロイヤルミルクティーは存在しません。
日本発症のミルクティーでミルクが50%以上含まれているミルクティーをそう呼びます。
大阪にある英国紅茶専門店ロンドンティールームが発症
1983年開業からロイヤルミルクティーを提供しているそうです。
ロイヤルミルクティーの淹れ方(カップ1杯分)
予めティーポットにお湯を準備しておく
- ティーカップ半分くらいに水を入れ、それを鍋へ
- ティーカップ半分くらいにミルクを入れ、それを鍋へ
- 鍋を加熱しふつふつするまで煮る
- 茶葉をティースプーン1杯分取りごく少量のお湯を加える
- 茶葉を鍋へ入れ、軽くかき混ぜ火を止め、蓋をする。
- 3分ほど蒸らす
- 蒸らしている間にお湯でカップを温めておく
- カップのお湯を捨てて茶こしを使ってミルクティーをカップに注ぐ
意外と簡単に淹れられる。
というか淹れ方とか概要を見ているとインドのチャイと殆ど、変わんなくない?
チャイとの違い
チャイの簡単な淹れ方(スパイスなし)
- 鍋に牛乳を入れる
- 茶葉を入れる
- 砂糖を入れる
- 焦げないように注意しながら沸騰させる
- 沸騰したら茶葉を追加
- 完成
You Tubeの動画を漁っていると殆どロイヤルミルクティーと変わらない淹れ方をしているものもありました。
大きな違いは砂糖を入れて煮出している事とたっぷりのスパイスを入れている事、沸騰しても火を止めない事ですね
しょうが、カルダモン、シナモンスティック、黒胡椒、クローブなんかを水で煮出す段階で入れていました。
茶葉自体も香りが強いものを使っているのかガンガン沸騰させています。
ロイヤルミルクティーは火を止めてじっくり抽出するのとは真逆です。
まとめ
ミルクティーとロイヤルミルクティーはかなり別物と言ってもいいくらい違いますね
紅茶にミルクを加えるミルクティー
水とミルクを半々くらい混ぜて沸騰させお湯を少量加えた茶葉を追加して火を止めて蒸らしてから入れるロイヤルミルクティー
どちらかと言えばインドのチャイに近いような感じ
インドのチャイはスパイスとか砂糖をふんだんに使ってガンガン沸騰させるからあれはあれで別物なんだけど
一番、驚いたのはロイヤルミルクティーが日本発祥だった事ですね。
何となくイギリスでもポピュラーな紅茶だとばかり思っていました。
ではでは(^ω^)ノシ
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