湖などで見かけるアヒルとか白鳥型の足漕ぎボートですが
スワンボートという名前があります。
割と古くからあるボートなのでしょうか?
今回、起源として紹介するスワンボートは足漕ぎボートで白鳥の姿をしているタイプです。
足漕ぎボート自体は前から存在していたみたいです。
更に足漕ぎボートじゃなくて鳥の形を模したボートも多分あったでしょうから混乱しないように
足漕ぎ+鳥をモチーフにしている
これがスワンボートという事にします。
日本産まれじゃないのは確かです。
スワンボートはアメリカ発祥
1877年にアメリカのボストンで産まれたと言われています。
足漕ぎボートで日本では白鳥をモチーフにしたものが多い
世界では色とりどりのスワンボートやレインボーカラーなんてのもあるし
黒鳥がモチーフだったりする国もあります。
フラミンゴがモチーフだったりする国もあればタイ王国だとドラゴンの形をしたスワンボートもあります。
スワンボートの歴史(日本)
日本でスワンボートを作った会社は群馬県明和町斗合田にあるボート会社「スナガ」だ
1887(明治20)年に「砂賀造船所」として設立、和船や渡し船などを作っていた。
大正時代には漁船や運搬船も製造販売し、昭和になると湖や沼などを観光する遊覧船などを手掛ける
そうした会社からスワンボートは誕生しました。
日本でスワンボートが登場したのは1978年の事です。
それまでは湖や池では手漕ぎボートや無免許で運転できるエンジン付きの円形ボートが主流でした。
しかし、事故が多発したため、1974年(昭和49年)の法改正により小型船舶免許がなければ操縦できないという事になりました。
エンジンがついたボートが使えなくなったために新たなボートとして登場したのがスワンボートという事です。
最初は自転車からヒントを得た足漕ぎボートだったのですがデザインが地味で人気が出なかった。
会社の近くにある多々良沼で飛んでいる白鳥を見て現在のスワンボートを思いついて今のデザインが生まれたと言われている。
群馬県のボートメーカ「スナガ」がエンジンがついていないボートとしてスワンボートを開発したというわけです。
2017年には国内シェアの90%を持っているそうです。
白鳥以外にもパンダ型のボートもあります。
日本のスワンボートは何人乗りなのか?
日本のスワンボートは1~5人くらいのものがあり
恋人同士で乗れるタイプや家族全員で乗れる4人乗りが主流という感じですね。
色も調べると結構いろいろある。
日本のスワンボートは屋根がついているのが特徴ですね。
海外のスワンボートを画像検索しても屋根つきは少ないです。
まとめ
スワンボートはアメリカのボストンが発祥。
日本では1978年にスナガという会社から販売される。
世界各国にスワンボートはあるけど、日本国内ではスナガがシェアの90%を獲得している。
カラフルだったりアヒルがモチーフだったりコアラやパンダがモチーフのスワンボートも存在する。
思った以上に誕生したのは最近だったのは意外でした。
原型が明治時代くらいにはあるのかと思っていましたがそうではないみたいです。
日本のは屋根がついている。
画像検索で海外のものを調べると屋根がついていないものが多い印象。
ではでは(^ω^)ノシ
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