ファミレスの定番、パフェやサンデーですが
どちらも同じじゃないかと思えるほど見た目が似ています。
地味に同じ系統のデザートでアラモードがありますが
それぞれの違いについて解説します。
一般的に
- パフェはフランス発祥
- サンデーはアメリカ発祥
- アラモードは日本発祥
パフェとサンデーそんなに似ているの?と思うかもしれませんが
試しにパフェの画像検索を見ると
サンデー デザートで画像検索
ぱっと見はほとんど違いが分からないというのが筆者の感想です。
どっちもグラスにアイスとかいろいろトッピングされているようにしか見えない
日本での違いはかなりいい加減
結論から言えば日本でのパフェとサンデーはそこまで違いにこだわらず作られています。
例えるならお汁粉とぜんざいみたいな感じ
だから、サンデーとパフェの違いについては日本のファミレスからは分からない。
強いていうなら日本においてパフェとサンデーの違いは
細長いグラスを使うのがパフェ、低くて丸っこいグラスを使うのがサンデーと言えるかもしれない
ファミレスによっては細長いグラスでサンデーを出しているのでそれも正確じゃない。
パフェとは
パフェは、1910~20年代に作られるようになった、パルフェという名前のフルーツムースが名前のもとになっています。
パフェはフランスで生れたデザートでフランス語「パルフェ(parfait)」に由来する和製語。「完全な」という意味の言葉です。
卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて肩に詰めて凍らさせたアイスクリームにあれやこれや、果物とか冷やしたソースなどをトッピングしたデザート。
フランスではコース料理の最後に出てくるデザートと言った感じ
日本のパフェはいろいろトッピングされているがフランスのパルフェはアイスクリームがメイン。
サンデー
サンデーはアメリカで生れたお菓子です。
日曜日にクリームソーダを販売していたのですが
キリスト教の安息日である日曜日にソーダの販売が中止されてしまいました。
そこでソーダの代わりとしてアイスクリームにチョコソースやシロップをかけて販売したのが始まりとされています。
1890年代の初め、アイスクリームにチョコレートをかけて日曜日に限って販売したのがきっかけで生れたのがサンデー
ちなみに英語では
- Sunday→×
- Sundae→〇
Sundaeと綴るそうです。
流石に安息日の綴りをそのまま使うのは宗教的にNGだったみたいですね。
厳格なクリスチャンのご家庭ではサンデーを食べてはいけないなんて言われていたから
綴りを変えるのは必然だったと言えます。
当時のサンデーはコーヒータイムのデザートとして男性に人気がありました。
アラモードは日本生まれ
アラモードは戦後に生まれたデザート。
「ザ・カフェ」という横浜にあるホテルニューグランドでGHQ将校の夫人に提供したのが始まりと言えます
パティシエが苦心した結果、大好評だったため今日まで残ったというわけですね
アラモードはフランス語で「流行の」「現代風の」という意味があり
最先端の流行を生むお菓子になってほしいという思いから名づけられたようです。
アラモードは横に長いガラスの器を使っているのが特徴
アイスやフルーツ、生クリームにプリンなどが盛り付けられているのが特徴。
まとめ
パフェとサンデーとアラモードの違いは
- パフェはフランス発祥
- サンデーはアメリカ発祥
- アラモードは日本発祥
どれも似たような見た目になっているし日本だと器の違いくらい?
パフェは細長いグラス、サンデーは丸っこい背の低いグラス
アラモードは横長な器を使う
ただ、パフェとサンデーは結構いい加減というかフィーリングで名前を決めているお店が多いみたいです。
明確に違いが説明できるのはアラモードくらいか
一言で説明するとパフェはフランス生まれ、サンデーはアメリカ生まれ、アラモードは日本生まれ
パフェとサンデーの違いは結構いい加減という感じですね。
ではでは(^ω^)ノシ
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