正座は日本古来から伝わる伝統的な座り方ですが慣れていないと足がしびれてしまう座り方です。
その反面、法事でお経をあげるお坊さんや何時間も正座で将棋を指す棋士がいたりします。
正座を長時間してもしびれないコツがあるはずです。
今回は正座について徹底解説していきたいと思います。
正座で足がしびれる理由
正座で足がしびれるのはふくらはぎが圧迫されて血の流れが阻害されるからです。
太ももでふくらはぎが潰れてしまい血管が締め付けられ血流が悪くなります。
末端神経が酸素不足になり、何かおかしいと感じた神経が脳へ
異常電流を流す事で足がしびれるというわけです。
理由さえ分かれば正座をしても足がしびれない方法も見えてきます。
正座で座る時に痛くならない座り方は?
足がしびれないようにするには足首を圧迫しない事が大事になります。
座る時にかかとを開いてお尻を直接、かかとに乗せないように座ります。
背筋を伸ばして重心を前に置くとしびれにくい
また、足の指は座布団の端にくるように座ると跪座がしやすくなるので楽です。
跪座とは正座の状態からつま先を地面につけた座り方です。
また重心を左右にズラして足を圧迫から解放してやるとしびれにくい
また、足の親指を重ねておいてしびれそうだったら指を組み替えるという動作をするのも効果的。
足が締め付けれる服装はNG
長時間の正座をする時は足が締め付けられるズボンは絶対にダメです。
デニムやスキニーパンツなど足を締め付けるズボンは足がしびれやすく
正座に向いてない。
体を締め付けない服装をしてくるとかなり楽になります。
慣れてくる?
お坊さんや将棋の棋士が何時間も正座ができる理由は
正座をするとふくらはぎが圧迫されてしまい血流が悪くなる事が原因
長く正座ができる人は血管が締め付けられていてもその横にある血管を使うようになるため
長時間、正座しても足がしびれない。
座布団の相性も影響してくる事もあるみたいです。
ですが日常的に正座をしていると足のしびれが出なくなる、出にくくなるというわけです。
裏技:タオルを使おう
タオルを使って正座をすると足がしびれにくいです。
使い方はタオルを膝裏において挟むように使う事です。
クッションがある事で血管の圧迫が多少和らぐ効果が期待できます。
少し厚手のタオルがおすすめ
最終手段:正座用の折り畳み椅子
正座用の折り畳み椅子が販売されています。
通販サイトなどで気軽に注文できたりするし
法事など、お寺では正座用の椅子が準備されている場合もあります。
高齢者の場合、長時間の正座は体への負担が大きすぎたりしますから
足がしびれないだけでもかなり楽です。
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筆者が実践しているコツ
あくまでも筆者が実践しているコツとしてはお腹を張るというのがある。
腹圧をかけると腸腰筋というか大腰筋辺りが引っ張られるのか太ももが少し浮く
他人から見ても違和感のない見た目なのでぜひ、試してほしい
腹筋を張る事で膝が伸び縮みするのはもっと知られてほしい
足がしびれたら?
足がしびれた時は正座を崩して休ませる事が大事
スマートに振る舞うなら正座から跪座に切り替えて足のしびれを取りましょう。
お客さんの前でストレッチとかもできない時は跪座でしびれを逃してからゆっくり立ち上がりましょう。
まとめ
正座で足がしびれない座り方
- かかとを開いてお尻をかかとに乗せない
- 足の親指を組み替える
- 背筋を伸ばし重心を前、膝の方に
- 足を締め付ける服装はNG
- 膝裏にタオルをおいてクッションにする
- どうしても無理な場合は正座用の椅子がある
- 筆者は腹圧をかけてお腹を張る事で微妙に太ももの圧迫を軽減している。
正座は慣れてくると何時間でも出来るようになります。
慣れるまでが大変という事なのかも?
ではでは(^ω^)ノシ
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