星型と言われて想像するのは五芒星の形
しかし、疑問なのは何故、あれが星なのか？
カメラで撮影した夜空はまん丸の星空だったりします。
自然界で観測する星、夜空は全て丸っこい形から放射状の光を発しています。
あんな風にトゲトゲしたデザインになるのか？
トゲトゲした形が星型と言われるのか？
結論を先に言うと人間の瞳が星の形を決めていたからです。
それを表現したら☆の形や＊の形✧の形になる。
星型の起源は？
古代エジプトの天井画にヒトデのような形をしたいわゆる星型のマークが描かれていた事が始まりとされています。
つまり、古代エジプトでは星をあのような形で表現していたようです。
ちなみにヒトデは
- 英語で「starfish（星の魚）」「sea star（海の星）」
- フランス語では「Étoile de mer（海の星）」
- ドイツ語では「Seestern（海の星）」
実際の夜空を見ると光が放射状に出ています。
つまり、光を放っている星を人間や望遠鏡で見た時にあのような形をしているというわけです。
五芒星や六芒星の形にはならないと思うけど
なぜ星型に見えるのか？
夜空の星が星型に見えるのか？
人間が光を見るとこんな風に見えませんか？
例えば街の街灯
光が放射状に広がって見えます。
これは人間の目に欠陥があるというわけじゃなく天体望遠鏡で観測してもこのような放射状に光が伸びて見えたりします。
原因は光が波であるからです。
波である光が小さな穴を通ったり障害物に当たったりすると回折という現象が起きる。
回折とは
波が一見すると到達できない障害物の背後など、一見すると幾何学的には到達できない領域に回り込んで伝わっていく現象
人は回折した光を見ている事になります。
つまり遠い宇宙から届く光は回折しているため複雑な模様を描いて見えたりする。
街灯の光があのような形に見えるのも回折が起きているからですね。
では何が回折しているかと言うと
人間の瞳です。
人間の瞳には縫合線のような虹彩があります。
人間の目は虹彩がありそのパターンによって回折が起こる
イラストで表すとこんな感じだけど実際はもっと複雑で形もいろいろある。
この目の虹彩は人それぞれ違うし左右でも微妙に違うため虹彩認証という技術があったりするわけです。
つまり、もしかしたら同じ星を見ていても形が違うかもしれません。
虹彩の影響で星の形が決まるため大小の違いはあれど形に違いはない。
カメラで撮影した夜空と肉眼での見え方が違う理由
これはもう簡単な話でカメラのレンズには回折が起こるような障害物がないからですね。
ライトなどの光を星型の形にするテクニックなどもあるみたいです。
光を絞るとそういう風に映るみたいです。
そういうのをしないで素人が普通に取ると丸っこくなるという
カメラが写し取った星を見ているから人間の目でも丸く見えるというわけです。
つまり虹彩こそ、星の形を決める要因と言えますね。
人は瞳に星の形を宿している。
星型の形にいろいろある理由
星型を表す形に五芒星や六芒星、八芒星と言われるものがあったり
単純に5本の線で表現されたりする理由も人によって星の見え方が違っていたからというのは面白い
星型☆は古代エジプトの天井画
五芒星（ペンタグラム）の起源は平安時代の陰陽師が使った魔除けの印
六芒星（ヘキサグラム）はダビデの星と言われるダビデ王が由来とされるが正確には分からない
五芒星や六芒星、八芒星などの正式名称は星型正多角形と言います。
また、星を◯で表現する場合もあり非常に面白いですね。
まとめ
星型がなぜヒトデのような☆この形になったのか？
人間の瞳は星の光、その一部が虹彩で回折を起こしているため複雑な模様が見えたりする。
古代エジプトの天井画を描いた人には星が☆の形で見えていたという事になる。
多少は見栄えを整えたと思うけど概ねああいう形で見えていた。
と考えると面白い。
星の形を表す時にいろいろな形で表現されるのは人によって見え方が違った結果とも言えますね。
ではでは（＾ω＾）ノシ
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