お子さんが左利きなので矯正しようか悩んでいるお父さん、お母さん
そんなひどい事はやめてください。
左利きの矯正は弊害しかないのです。
考えてみれば左利きの矯正とはお子さんの優れている左手を潰す行為
一昔前は左利きを矯正するのが一般的でした。
理由として2つあります。
1、左利きは宗教的にネガティブ
キリスト教、イスラム教、ヒンズー教など日本でもよく知られる宗教では
左手は不浄の手とされています。
左手差別がないのは仏教と神道くらいですね。
2、社会的に不利
今、日本の製品は殆ど右利き用に作られていて左利きだと暮らしにくい
それに左利きだととっさの反応が左手のために右利き社会ではとっさに動けないかもしれない。
そんな理由で左利きを右利きに矯正していたのですが。
扉の構造とか窓の開け閉めとかが左利きだとやりにくいような作りになっている物が多いけれど
慣れの問題で慣れてしまえばどうという事はない。
左利きの矯正方法を紹介しますがその方法がひどい。
左利きの矯正法
・左手で箸や鉛筆を持ったら怒る
鉛筆を叩き落としたりする。
ひどい時は左手をガムテープでグルグル巻きにして封印してしまう。
要は左手を使うことは悪い事なんだと覚えこませる教育ですね。
こんな事をすれば当然ストレスが溜まるし体に負担がかかる。
左利きの矯正をするとこんな弊害でる。
①吃音(きつおん)になる
これは悪い事してないのに怒られたり怒鳴られたりした心的ストレスのせい
上手く声が出せなくなるのは右利きか左利きかよりも重要なのは確か。
上手く声が出せず詰まってしまうようにするのは害しかないな
②左と右がとっさにわからない時がある。
両親がお箸を持つ手は右と教える、しかし自分は得意な手、左手で箸を持つから
脳が混乱する。
③鏡文字を書くようになる。
左から右にスイッチした影響なのかもしれません。
左手で書いている感覚と右手で書いてる感覚がごっちゃになっている影響で鏡文字を書いてしまう。
④勉強が嫌いになる。
試しに利き手じゃない手で文字を書いてください。
きっと5分で文字を書くのが嫌いになります。
学校の授業でも左手を使わないので45分も右手でノートをとらないといけない。
左手ならもっときれいに早く文字が書けるのに使えないのは物凄いストレス。
その内、勉強そのものにストレスを感じるようになる。
まさに左利き矯正の弊害ですね。
怒ったり、叩いたりして左利きを矯正するのは弊害、悪影響しか残さない
けど、生活では左利きは不利というのなら。
両利きのすすめ
両利きにしてしまえばいいのですよ!
楽しく右手を使うトレーニングをすればいい
そうすれば右手も左手も使えるようになって左手を矯正するより便利になる。
最近は左利きの用の道具がたくさんあるのでそんなに困らないので
左利きだからと差別されたり、矯正されたりすることはない。
左手の矯正は弊害しか残さないので両利きを目指すのがいいのかもしれませんね。
左手を使う事はダメと教えるよりも右手も使える方が便利、みたいに誘導していく事が大事です。
まとめ
無理やり、左利きを右利きに矯正するのはダメです。
子供が感じるストレスは半端じゃないし、いくら大勢の人間が右利きだからと言っても
マイノリティの個性を殺す理由にはならない
人生において左利きから右利きに変えるというのは大きな意味がある行為です。
両利きになるのはいいのですが左手を殺して右手に乗り換えるのは絶対にダメですね。
この記事もおすすめ
神社とお寺の違いと関係性がやばい!! 神仏習合がマジでチート