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アルカリ電池とマンガン電池の違い!秘密は〇〇の割合?

アルカリ電池とマンガン電池なんとなくで使っている事も多い

小さい頃からミニ四駆にアルカリ電池を使ってきた世代なので

アルカリ電池の方が出力が大きくてマンガン電池の方が出力が小さい

 

 

そんな風に考えていました。

しかし、明確な違いを知らなかったのです。

 

 

アルカリ電池もマンガン電池も使い切りの一次電池で

繰り返し使える二次電池ではありません。

 

 

筆者のパソコンマウスやキーボード用の乾電池をマンガン電池とアルカリ電池、どちらにするか悩んでしまいがちなのでこの機会にすっきりしたいと思います。

 

 

 

今回は電池について詳しく解説していこうと思います

 

 

 

 

 

電池の仕組み

 

マンガン電池、アルカリ電池とも仕組みは共通で

 

  • 正極端子(プラス端子)
  • 負極端子(マイナス端子)
  • 電解液
  • 集電体

この4つが化学反応を起こして電気を発生させる。

電池がなくなるのはこの化学反応が起こせなくなるからです。

 

 

正極端子と負極端子の化学反応が終わってしまうからです。

絶縁体とかも入っていて意外と複雑な構造をしています。

 

 

 

 

マンガン電池とアルカリ電池の材料はほぼ同じ

 

2種類の電池ですが共通しているのは

 

  • プラス端子に二酸化マンガン
  • マイナス端子に亜鉛

 

2種類の金属を使っています。

 

その割合が違うという話です。

 

マンガン電池の場合、プラスの端子に集電体がついていて二酸化マンガンに刺さっている。ケースが亜鉛になっていてマイナス端子とつながっている。


構造は動画で見ないと分からないな

 

 

アルカリ電池はマイナス端子に集電体がついていて亜鉛の粉に刺さっている、その周囲をプラス端子の二酸化マンガンで囲っている

動画で見ないと説明しにくい

 

 

大雑把に二酸化マンガンと亜鉛の割合が逆になっているというわけです。

 

電解液はセパレーターに染み込ませているという仕組み

 

 

 

 

マンガン電池の特徴

マンガン電池は休み休み使うとパワーが回復する特性があるため

短時間、ちょっとだけ使うリモコンや懐中電灯などに向いている電池です。

 

 

ちょっと使って電池が回復するわけだからテレビのリモコンだったり非常用の懐中電灯に使うのがベスト

たまにしか遊ばないようなおもちゃに使ってもいいかもしれません。

 

 

台所にあるコンロにも使われいますね。

 

 

 

アルカリ電池の特徴

アルカリ電池はマンガン電池の約2~5倍も長持ちする。

大きな電力や大電流が必要な機器、電動のおもちゃやモーターを連続使用する機器に向いています。

 

 

アルカリ電池はマンガン電池と比べてパワーがあって長持ちだから連続稼働が前提の時計なんかにも使われます。

昔はデジカメなんかにも使われていましたが今では更にパワーがあり繰り返し使えるリチウムイオン電池が使われている。

 

 

ミニ四駆などでアルカリ電池が使われるのはこのためだったんですね。

パソコンのマウスとかキーボードはアルカリ電池で決まりですね。

 

 

 

 

まとめ

 

アルカリ電池とマンガン電池の違いは

 

  • 二酸化マンガンと亜鉛の割合が違う

 

という事で起きていたんですね

 

 

 

マンガン電池は二酸化マンガンが多くてアルカリ電池は亜鉛が多い

マンガン電池はパワーは小さいけど、使わない時にパワーが少し回復する性質がある。

 

 

 

アルカリ電池はマンガン電池の2~5倍長持ちでパワーがある。

 

 

なのでテレビのリモコンとか電力をあま消費せず使ってない時間が長いようなものはマンガン電池

長時間使う事を前提にした場合はアルカリ電池がベストというわけですね

 

 

同じ金属を使っていてその割合が違うだけで性質は全く違うのは面白い

マンガン電池とアルカリ電池、使っている素材は同じだから100円均一とかで同じ値段で販売されているんですね~

 

納得。

 

 

亜鉛も二酸化マンガンも対して高くない素材という事か

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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