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キャリーバッグの歴史とは?実は日本生まれ?

キャリーバッグはいつ頃から使われているのでしょうか?

 

 

その歴史は意外と浅い

そして実は日本発祥なのです。

 

 

 

 

キャリーバッグは日本生まれ

キャリーバッグが生まれたのは1972年

日本で初めてキャスター付きスーツケースが販売されました。

 

大阪のスーツメーカー「ACE」がアメリカの会社「サムソナイト」の日本における総代理店として契約して1976年にスーツケースを販売しました。

 

戦前、戦後と観光目的の海外旅行が禁止されていましたが,昭和39年(1964年)以降は解禁されました。

東京オリンピックをきっかけに海外旅行を解禁したというわけです。

その反動で海外旅行に出かける人が多くスーツケースの需要があったそうです。

 

 

日本ユーザーがもっと持ち運びやすいスーツケースが欲しいという要望から

 

 

キャリーバッグが誕生したというわけです。

現在だとスーツケースと言えば車輪のついたケースですがACEとソムソナイトが開発する前はキャスター、車輪がついていませんでした。

 

 

スーツケースの原型はとある有名ブランドが創り出した革製のカバン

いわゆるトランクから発展してキャリーケースになります。

トランクはルイ・ヴィトンが作った

 

トランクはルイ・ヴィトン氏が旅行用の大型カバンとして作りました。

ルイ・ヴィトン氏が1854年に創業したカバン専門店ルイ・ヴィトンでトランクは生まれました、

当時のフランスでは旅行用、移動用のカバンがなく

 

 

荷物を持つ専門の業者がいたそうです。

 

そんなかで持ち運びできるカバンを作れば儲かると考えて彼が開発しました。

 

最初は木製のカバンというよりは木箱

馬車や汽車用の特注品です。

 

これが大ウケしました。

 

そんな中で改良してトランクが生まれます。

ウジェニー皇后(ナポレオン3世の妻)など著名人が愛用した事で瞬く間に広まった

トランクを軽くするために革製にしたりと改良を重ねます。

 

 

ルイ・ヴィトン氏の死後もトランクは改良され続け

ある時、衣服全般を入れるカバンの需要が高まったのがスーツケースの起こりです。

 

 

 


 

金属製のスーツケース

金属製のスーツケースを作ったのはドイツのリモワというメーカー

 

最初のスーツケースはアルミニウム製でタンスのようなサイズでした。

現在でもリモワはスーツケースを販売しています。

 

 

 

大衆向けスーツケース

大衆向けのスーツケースを開発したのがアメリカのサムソナイトが作り

 

そこからジュラルミン製のスーツケースなどを開発していった。

 

サムソナイトは日本のACEとライセンス契約を結び

 

キャスター付きスーツケースを開発したというわけです。

 

まとめ

キャリーバッグの原型はフランスのルイ・ヴィトンで誕生したトランク

元々は木箱だったのが持ち運べる革製のカバンに代わり

 

スーツなどの衣装を入れるスーツケースが開発され

アルミニウムやジュラルミンのスーツケースが誕生

 

1964年に海外旅行が解禁された日本で大阪のACEとアメリカのサムソナイトがライセンス契約

1972年にキャスターがついたスーツケース、キャリーケースが誕生したというわけです。

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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