昭和時代では学校の部活などで水を飲むなと言われていました。
全くのデタラメ迷信であるし、運動中に水を飲むなというのも変な話です。
実は、この迷信は日本だけに限らず存在します。
海外のサイトを調べてみると、海外でも水を飲むとお腹が膨れる、またはエネルギーが奪われるといった話が出てきて驚きました。
運動中、水を飲むなは曲解が広まった?
運動中に水を飲むなという話の出所は、一説によると第二次世界大戦中の旧日本軍の教えが曲解された可能性があると言われています。
本来は、「現地で生水を飲んで水あたりしないように」という意味で、「訓練中は水を飲むな」という教えがあったとされています。
しかし、これが運動中に水を飲むなという誤解につながりました。
現在でも、海外では生水が浄化されておらず、飲用に適さない地域が多いため、生水を飲むなという指導には合理性があります。
しかし、日本国内ではこの指導は全く不合理です。
昭和の時代であれば水道水は飲用できただろうし
お湯を沸かして麦茶を持っていく事だった可能だ。
そう考えると、どこかのバカが曲解した結果としか言えない。
昭和の部活道で水を飲むなと言われた理由
昭和の時代には運動中に水を飲むなと言われていた理由はこんな感じ
- 体が冷える
- お腹がタプタプになる
- 根性論
お腹が冷えるとお腹がタプタプになるは分かるような気がします。
体が冷えるというのは単純に水が冷たいからでしょうか?それとも汗が出すぎてしまうからでしょうか?
お腹がタプタプになるというのも一回に大量の水分を取らないとタプタプにはならない。
水を飲むと体が冷えるのか?
水を飲む事で体が冷えてしまう
確かに冷たい水を飲めばその分、体温は下がるかもしれません。
ただし、飲んだ水の量に対して体の中にある水分はそれより多いため
水を少し飲んだくらいじゃ体温が下がったりはしない
運動中であれば体は熱を放出しているので冷たい水はちょうどいいくらいじゃなかろうか?
極端な話、運動機能に影響が出るような事はない。
飲み過ぎは良くないし汗も拭かずに冷たい水を飲んでいれば体は冷えてしまうかもしれませんね
しかし、それは水を飲んだのが悪いからではなく汗も拭かず、冷たい水をがぶ飲みしたからではないだろうか?
運動に支障をきたすような事はないし
お腹がタプタプになる?
お腹がタプタプになるほど水を飲んでいた場合もあれば
体が疲労しているからお腹が膨らむ、膨満感がある場合がある。
ハードなトレーニングで胃腸に影響が出る事があるそうです。
単純に水を飲み過ぎか疲労しているからお腹に張りを感じているだけで
水を適量飲む事とは関係ない
運動中の水分補給はどうすればいい?
水分補給の基本はこまめに水分を取る事
運動中、2~30分に1回のペースで200mlの水を飲むのがベストだと言われています。
一度にたくさんの水を飲んでも吸収しづらいため無駄になる事も多い
冷たくて気持ちいいからたくさん飲みたくなるが加減が必要。
運動前や運動後も水分補給を忘れてはいけない。
運動強度にもよるが日本の一般的な部活動レベルであれば水分補給はしっかりしよう。
運動中は水分補給は200mlと書いたけど、体格などもあります。
成人の1日に必要な水分量は、以下の式で計算できます。(運動していない時)
必要水分量(ml/日)=体重(kg)×年齢別必要水分量(ml/kg/日)
22歳~54歳:1日あたり35ml/kg
55歳~64歳:1日あたり30ml/kg
65歳以上:1日あたり25ml/kg
体重が100kgの人なら3.5リットルの水が1日に必要となる。
運動強度によってはそれ以上の水分補給が必要になる。
真水だけを飲むな
水分補給には汗をかくことで失われた塩分やミネラルを補給してやる事も大事になります。
水だけを飲むと体液が薄くなる事を防ぐために汗が大量に出てくる事もあるので要注意です。
ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクも有効ですが
糖分の取りすぎで太ってしまったり糖尿病の原因になる事もあります。
糖分が入っていない漬物などを食べたりすると塩分が補給しやすい
麦茶などでミネラルを補給するのもありですね。
まとめ
運動中に水を飲むなという迷信は日本だけじゃなくて海外でも同じような話があったのは驚きました。
日本で運動中に水を飲むなと言われるようになったきっかけは
第二次世界大戦中などの訓練中に「現地で生水のんで水あたりしないように」っていうことで「訓練中は水のむな」という事らしい
だから、体が冷えてバテるとかお腹がタプタプになってバテるというのは迷信
現代ではこまめに水分補給をしようというのが主流
真水だけを飲むと脱水症状が出たりするので要注意ですね。
ではでは(^ω^)ノシ
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