童話といえば人魚姫とか白雪姫、シンデレラを思い浮かべる人がいると思います
寓話と言われてもピンとこない方は多い
寓話で有名なものをネットで探すと
- イソップ物語 13のおはなし
- 二番目の悪者
- ローベルおじさんのどうぶつものがたり
- ペロー昔話・寓話集
- 猫の事務所
- 宮沢賢治の絵本 ひのきとひなげし
- 頭のうちどころが悪かった熊の話
- ラ・フォンテーヌ寓話
童話との違いが分かりにくい感じがします。
イソップ物語とか童話じゃないの?と考えてしまいます。
童話でイソップ物語を検索しても訂正されずに表示されるため謎は深まるばかり
童話とは
童話とは子供のために作られたお話という側面が強い
シンデレラや人魚姫、桃太郎や金太郎など
子供のために作られた絵本なんかは童話ですね。
文字通り童(わらべ)のために作られたお話というわけです。
赤ちゃん向けの絵本から子供向けの物語までいろいろな物語があります。
竹取物語などのおとぎ話とかも童話ですね
おとぎ話というのは夜寝る前に話す物語という意味もあったりなかったり
童話という大きなカテゴリーの中に寓話が入っている感じがしますね。
おとぎ話と童話の違いとは?
特に違いはありません。
おとぎ話をいつしか童話と呼び始めたりしたというだけです。
寓話とは?
寓話とは登場人物、動物などの対話や行動を例にして深刻な内容を持つ処世訓を印象深く大衆に訴える目的の話
基本的に短いお話で動物たちの行動などで処世訓を嫌味なく表現しているのが特徴
童話と寓話が被るのはこの辺りに関係がありそうですね。
子供たちに教訓を与えるというか
例えば【ウサギとカメ】
これは有名なお話だと思いますがウサギとカメが競争してウサギは足が速いから絶対に勝てるけど
途中で居眠りをしてしまい亀に追い抜かれ負けてしまう
これは単純に相手を馬鹿にしてサボってしまうと負けてしまうというウサギの視点と
どんなに才能に差があってもコツコツ努力すれば才能がある相手にも勝てる可能性があると諭す亀の視点がある。
人魚姫では大きな変化にはリスクが存在する事を教訓にそれでも夢をつかもうとする勇気について語っているように見れます。
オオカミ少年などは嘘をつき続けると誰にも信用されなくなり、最終的にオオカミに食べられてしまう
嘘をつくと信用を無くすという寓話になっています。
どれもこれも寓話は説教臭さがなく面白おかしく子供に常識を覚えさせるのに適している。
キャラクターを動物で表現している事が寓話の特徴とも言えます。
「寓話」の言い換えは?
- アレゴリー
- 譬え話
- 喩え話
- 寓意小説
- たとえ話
- 譬話
- 寓言
- 喩話
- 道話
若干ニュアンスが違うけどこういう言い換えも出来ます。
まとめ
童話は子供向けのお話、全般をいい
寓話は童話の一種で動物などのキャラクターの対話や行動によって処世訓を印象深く伝える事ができる作品をいう
寓話と言われるものは子供時代に童話として聞かされている人は多いと思います。
童話でも古いものは寓話のニュアンスが強いというかイソップ童話とかは元々イソップ寓話集として本になっていたものを童話にしている。
子供には面白い童話を読み聞かせるのが良いというのはこういう事なのかも?
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ
アリとキリギリスのあらすじは人間が都合よく考えて作った物語だとよくわかる話
猫の写真、きれいな撮り方とは (スマホ編)躍動感のある写真を撮影する方法があるの?