アニメの実写化と聞くと失敗するイメージがあります。
それは何故でしょうか?
結論から言ってしまえば
- 原作ファンの期待値を超えられない
- オリジナル要素を入れて完璧なバランスを崩してしまう
- 話をどこで終わらせるかで内容が薄くなる
この2つはかなり大きい
原作ファンの期待値を超えられない
原作ファンとしては原作と同じかそれ以上のクオリティを求めます。
漫画からの実写化であれば実際に動いているキャラの躍動感や軽快なやり取りを期待したり
あのシーンはどういう風に再現されるんだろうとワクワクしています。
失敗する実写化映画はその期待値を見事に外します。
予算が少なかったり、演技の下手なアイドルを起用していたりする事も理由の一つ
CGにお金をかけなかったりする事で陳腐な表現になりがち
オリジナル要素を入れて完璧なバランスを崩してしまう
映画、ドラマに限らず実写化でありがちなのが脚本家がオリジナル要素を入れて
原作者の完璧なバランスを崩す行為が問題
大幅な原作改変をやらかして失敗するケースもある
有名なのは実写版ドラゴンボールだろう
悟空が高校生だったりする時点で原作とは違うしドラゴンボールの原作と違い過ぎて
これなら原作を借りなくても良かったレベルでした。
そこまでの原作改変は珍しい気がしますがちょいちょい原作の設定を無視した改変をするのが問題ですね
原作者と比較して脚本家などのレベルが低いのも問題なのかもしれません。
アニメ的な表現を上手く調理できていない
アニメだと違和感がないけれど、実写にすると違和感がある事ってよくある
例えばキャラの髪色や服装など、違和感がやっぱり出てしまう
実写化で成功したるろうに剣心などは服装などが再現しやすかったため違和感もない
コスプレ感を出してしまうのはダメだろう。
棒読みも良くないけど、アニメ的な演技も違和感があるため
視聴者を納得させる演技とか衣装などを用意するのが難しい
話をどこで終わらせるかで内容が薄くなる
原作は30巻くらいあった場合、話をどこで終わらせるか
2時間で終わらせるのにちょうどいい区切りというのがあります。
それを無視して2時間で原作の最終回までやってしまうという暴挙に出る事も映画にはあります。
そういう事をすればどんな面白い脚本を書く脚本家でも名作を産み出す映画監督でも良作を作るのは至難の業と言えます。
総集編みたいになりがちでそれをやるくらいなら序盤で終わらせてくれと言いたくなります。
最近だと実写化とは違うけれどドラクエ5のアニメ映画がそれでした
序盤の展開をまるまるカットしてしまって唐突な展開になりがち
演技力がない
俳優さん、女優さんの演技力に問題がある場合がある。
棒読みだったり上手く感情を表現できなかったりする場合もある
アイドルやジャニーズを起用してしまいめちゃくちゃ下手くそな演技をされるとそれだけで駄作扱いされる可能性もある。
聞いていてイライラするというか声に張りがなかったりする場合もあったりなかったり
原作キャラと映画のキャラにズレを感じると楽しめなかったりします。
アニメのクオリティが高すぎる
アニメの方が面白いと言われてしまうのはそもそもアニメの方がクオリティが高いからかもしれません。
というよりもアニメはかなり厳しくチェックされる世界だからというのもあるかもしれませんが
更に言えばアニメの方が原作マンガと表現が近いため再現しやすいというのもあります。
世界でアニメが人気なったのもクオリティの高さが要因と言えます。
声優さんの演技もすごく良い、下手くそな声優さんというのもいるが人気声優の演技力はかなり高い
実写化映画とか実写化ドラマが失敗しやすいのは単純にクオリティが低くなってしまうから
ネームバリューに甘えてきちんとしたシナリオを考えてない場合もある。
まとめ
アニメの実写化が難しいというかアニメの要素、原作の要素を上手く
実写に落とし込む能力が足りてない
変なシナリオ改変をしたりすると、修正不可能なレベルでめちゃくちゃになる。
原作の雰囲気を壊さずに実写化するのが非常に難しい
アニメの誇張表現を実写にそのまま落とし込むと違和感がある。
上手く改変する必要があるけど、それが下手くそな映画とかドラマが多すぎると思います。
ではでは(^ω^)ノシ
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