武術系の動画とかで見かける手首を動かさずに肘を動かすみたいなやつのやり方を紹介します。
武術の動画で紹介されてるくらいだからスポーツなどでも有用な身体操作なんだと思っていたらかなりやばい。
体を動かしながら肘をくるくる回す動きを取り入れて検証した結果。
体を効率的に使う技術としては必須技能と言える。
覚えれば日常生活に役に立つ事、間違いなしです。
普段意識して使っていない筋肉、骨の使い方をするので非常に面白い。
言われて見れば出来るけど、コツを知らないと絶対に出来ない類の運動になる。
やり方
肘だけを動かすエクササイズのやり方はとりあえず動画を見てほしい。
手の甲を水平に保つのがコツです。
詳しいやり方は
- 腕を鶴の首みたいな形にする。
- そこから肘を回して手の甲と肘を水平にする。
- これを繰り返し慣れてきたら少しずつ腕を伸ばす。
- 最終的に腕を伸ばした状態で手首を動かさず肘だけを動かす事ができます。
慣れるまで時間がかかるかもしれないので日々のエクササイズに追加して徐々に慣らしていく感じでやった方が無理なくできると思います。
手の甲に何か物を乗せて落とさないように肘を動かすのがポイント
他にも両手の指を合わせて肘だけをくるくる動かすというエクササイズもあります。
実際にやってみた感想
体を動かす事に慣れてる人なら難しくない感じ。
ただ、肘を回す筋肉が弱すぎて使ってる筋肉と反対の筋肉から引っ張られる感覚があってそこは新鮮。
使ってなさすぎて他の筋肉に負けちゃう感じ。
トレーニングして鍛えるしかない。
使い慣れない筋肉を使うから戸惑うけど肘を使う事で肩や肩甲骨周辺の筋肉とつながる感じは嫌いじゃない。
肘を回す感覚を覚えれば身体に慣れさせるのは簡単(個人の感想)
どんな効果があるのか?
ズバリ、肘を動かす事で効率的に脇を締める事ができる。
肘関節の内側が真上を向くように動かすとそれだけで腋が締まる。
手首から先に全く影響を与えないけど肩甲骨周辺の筋肉と腕がつながる感じ。
手仕事をする時も指先には何の影響も与えないけど腕から背中、肩甲骨周辺の筋肉が使えるので強い力が出せる上に腕が疲れづらくなる。
剣道や野球、ゴルフなど道具を使うスポーツでも強い力が出せる。
試しに木刀を振って見たけど振り下ろして止める時に肘関節の内側が上を向くように動かすと腋がギュッとしまって体重を乗せやすい。
人体に当てるとヤバいやつだけど竹刀をはたき落とすのには使えそう。
しかし、手首から先には影響がないため繊細なコントロールも出来る。
小手先だけじゃなくて体全体を使える様になる。
家事なんかでも強い力を出すには腋を締める事が必要不可欠。
ただ、手首は完全にフリーなので繊細なコントロールも出来る様になるからかなり仕事が捗るようになる。
パソコンでタイピングをしている時も腕を背中で支える感覚があり肩こりの軽減効果がありそう。
腕を効率的に支える事ができ指を動かすのは楽
また、腋を締めているから猫背になりにくい背中を丸めのが難しくなる。
懸垂ができるようになった。
筆者の体重は100kg以上、筋トレはしているものの
懸垂は高校時代から全く出来なかった。
肘を使って腋を締められるようになったので懸垂を試してみた。
肘を全く意識しないと案の定全く身体が持ち上がらない
だが、肘を回して腋を締めると腕が曲がり鉄棒に近づく事が出来た。
この調子で2回目も鉄棒に近づく事が出来た。
背中の筋肉が上手く使えているせいか、脇の下にある筋肉に強い収縮を感じました。
まとめ
肘を回す運動はなれると非常に簡単ですが
腋を締められるようになるので猫背の改善やスポーツにおいては強い力が発揮できるようになり
腕を背中で支えるようになるから肩こりになりづらくなる。
覚えて損はない運動ですね。
腕を伸ばした状態で脇を締めるというか背中の筋肉のスイッチを入れるような感覚は不思議な感じがします。
ぜひ、お試しあれ
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