ピアニストの手は指先が細くてしなやかという印象が一般的ですが実際は違います。
試しにピアノを弾いてるフリをしてみてください。
指を滑らかに1本ずつ動かす、やってみれば分かると思いますが指先、前腕部分の筋肉が痛くなってくるかと思います。
指を使う筋肉が発達していくので細くてしなやかな指先は幻想。
ピアニストの手はかなり、がっしりしている。
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ピアニストは爪を伸ばさない
鍵盤を叩く時に爪が伸びてると爪が引っかかるというか爪が割れやすくなるので基本的に爪の手入れはしっかりやっているそうです。
爪を伸ばしてネイルをしてるようなピアニストはいない。
割れたり、剥がれたりするかもしれないから爪は伸ばさない。
きちんと鍵盤に爪が当たらないようにヤスリなんかを使って整えています。
毎日、数時間の練習を続けていれば鍵盤を叩く衝撃で爪が平らになるそうです。
指はゴツくて丸っこい
指を早くテンポよく動かすため指の筋肉が発達してゴツくて丸こっい感じになるそうです。
指もそれなり長いだろうけどそれ以上に太くて丸っこい。
筋肉が発達してるから丸く見える。
指先の肌は日々の練習でガサガサになりやすい。
皮膚も分厚くなっている。
指を動かす筋肉が発達してしまうため、手はどうしたってゴツく丸くなります。
ピアノの演奏に必要な能力は
- 指を高速で動かす
- 力加減のコントロール
- 独立して指を動かす
- 力強い音を出す。
ピアノの特殊筋肉みたいな話もあるわけです。
ピアニストの特殊筋肉とは
- ラフマニノフ筋・・・・手のひら、親指と小指の付け根
- ショパン筋・・・・・・手の甲、薬指の付け根
- リスト筋・・・・・・・手の甲、親指と人差し指の付け根
- ベートーベン筋・・・・手の甲、人差し指の付け根
ピアニストは手のひらではなく手の甲が分厚くなる傾向。
手の甲、外側が鍛えられるから手が丸くなってしまう。
指を反らせるような動きがメインになるからそうなるんじゃないだろうか?
指が大きく開く
ピアノを練習する前に指のストレッチは必須。
指を反らしたり、指の間を広げたりというストレッチを練習前にします。
大きく指が広げる事で音程差のある音を同時に出す事ができるからです。
ピアノでは10度なんて表現があります。
10度というのは、音程差のことです。
- 5度と言えば、ド~ソ。
- 8度と言えば、ド~高いド(ちょうど1オクターブ)。
- 10度と言えば、ド~高いミ。
- 12度と言えば、ド~高いソ。
ピアノを触ってみればわかりますが中々、難しい10度の音を出すのは
日々のストレッチで指の広がる領域を少しづつ大きくしているみたいですね。
都市伝説的な話ですが、ピアニストが整形手術で指の間にある水かきを切って指が広がるようにしたなんて話もあります。
実際にやった人が何人かいるそうです。
何故、ピアニストの指は細くてきれいなイメージなのか?
これは、ピアニストさんが悪いわけじゃなくてドラマとかで俳優さんが演じているピアニストのイメージなんですよね。
女優さんとか手タレの手を使っているから現実と乖離した細くてきれいな手=ピアニストの手になってしまった。
実際のピアニストさんはアスリート顔負けに手というか指を動かす筋肉が発達しているからどう考えて細くはならない。
太くてがっしり、それでいて指がしなやかに動くこれがピアニスト。
まとめ
ピアニストの手は
- 指を動かす筋肉が発達しているかゴツい
- 指を大きく広げられる
力強くしなやかな手がそれがピアニスト
・・・同じような動作をパソコンのキーボード相手にやっている@kesuikemayakuですが
ピアニスト筋がついて手がゴツくなっているかもです。
元々ゴツい手なのであんまり変わりませんがwww
握る筋肉と開く筋肉がかなり発達しているのがアスリートとの違い