こんにゃくの中に入っている黒いつぶつぶはなんなのか?
同じこんにゃくでも白っぽいこんにゃくにはつぶつぶが入っていないものがある
白滝なんかは同じこんにゃくでも真っ白だし
刺し身こんにゃくは緑色だし謎は深まるばかりだ。
こんにゃくの黒いつぶつぶは何ですか?
こんにゃくの黒いつぶつぶは海藻の「アラメ」「ヒジキ」「カジメ」などが入っています。
これは昔ながらのこんにゃくを再現するために入れています。
色つけ粉としてアラメやカジメが使われ黒いつぶつぶはヒジキです。
今の作り方、こんにゃく粉を固めて作る方法は江戸時代に生まれた作り方で
昔はこんにゃく芋をすりおろして固めていました。
当時は木や草の灰を凝固剤に使っていたから灰色をしていたし皮が黒いつぶつぶになっていました。
こんにゃく芋は一説では縄文時代には日本に伝わっている。
元々はミャンマー、マレーシア、タイなどが原産国
食用として扱われたのは奈良時代で中国で唐代(AD700年頃)こんにゃく芋を灰汁で煮て食べた記録があり
つまりこんにゃくの作り方には
- こんにゃく芋をすり下ろして固めるため皮が入ってつぶつぶができる
- こんにゃく芋をこんにゃく粉にしてから固める方法の場合、昔の見た目にするために色つけ粉として海藻を混ぜた
つまり綺麗すぎるこんにゃくが当時の人にはあまり受け入れられなかったため、昔の見た目を再現したというわけです。
ちなみに刺し身こんにゃくで緑色のこんにゃくがあるが青のりを混ぜているからです。
白滝などに入っている黒いつぶは?
白滝を作る過程で皮が残ってしまい黒くなる事もあります。
昔から食べられているものなので心配せず食べて大丈夫です。
水洗いすると取り除ける可能性があるため心配なしです。
こんにゃくに海藻が入っているのはなぜですか?
こんにゃくに海藻が入っている理由はそうしないと売れなかったからです。
江戸時代にこんにゃく粉からこんにゃくを作る方法が発明されました。
こんにゃく芋をすりつぶす作り方だとこんにゃく芋が傷んでしまうため一年中食べられない。
しかし、乾燥させて粉にしてから固める手法だと一年中、こんにゃくが食べられるようになります。
こんにゃく粉から作るこんにゃくは海藻を入れないと白こんにゃくになります。
それが昔ながらのこんにゃくを食べている地域では受け入れられなかった。
そのため昔ながらのこんにゃくに見た目を近づけるためにこんにゃくに海藻の粉末を混ぜたのが始まり
こんにゃくの黒い粒はなぜ硬いのですか?
ヒジキなどの粉末がこんにゃくに入っているため
こんにゃくよりもヒジキの粉末は硬いため
とは言え気にならない人は気にならない硬さです。
まとめ
こんにゃくの黒いつぶつぶは昔ながらの生こんにゃくを再現するために
海藻の粉末を入れている。
昔のこんにゃくはこんにゃく芋をすり下ろして木や草の灰を凝固剤を使ってこんにゃくを作っていたため
灰色で皮などが混ざったこんにゃくになる。
ではでは(^ω^)ノシ
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