世の中には何かしら理由をつけて
不謹慎だ!自重しろと言ってくる人がいる。
震災が起きた時とか洪水でどこかの地域で川が決壊したみたいな時。
何かにつけて不謹慎だと騒ぐ人がいる。
地震が起こった日に笑顔の写真をアップした芸能人が叩かれたり、ブログで被災地の情報を紹介している芸能人が叩かれたり。
何か大きな災害があるたびに不謹慎だ!と騒ぐ人がいます。
被災地の近くに住んでる人がうっかり居酒屋で酒盛りをしている場面をSNSで投稿しようものなら鬼の首を取ったような勢いで
不謹慎だ!
と言ってくるわけです。
そう言った行為を不謹慎狩りと表現したりします。
まあ、言葉狩りと同じニュアンスなので推して図るべし
2019年2月22日、現在ダムカレーが不謹慎だから止めるべきというブログ記事がTwitterで炎上しているみたいです。
ダムカレーというのはライスをダムにカレーを水に見立てたカレーライスの事。
震災復興の現場で働く建築業者さんのブログらしいけど、ダムカレーを批判するのはお門違いも良いところです。
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ダムカレー批判が的外れな理由
ダムカレー、ビルカレーをまず見てほしい。
これを見て被災者の方々が嫌な気持ちになるとかあり得ない。
元々、黒部ダム関連の作業員さんが飯場で食べていたカレーがルーツ。
ダムに対するリスペクトがダムカレーを生んだわけです。
カレーはカレーなので被災地に住んでる人も普通に食べるだろうし気にしない。
カレーの形から被災地の状況を連想しながらご飯を食べるなんて事はない。
そんな心境ならそもそもご飯なんて食べないだろうし、
不謹慎厨は感受性が豊か過ぎる
不謹慎だ!自重しようとか言ってる人って結局は感受性が無駄に過敏だと思う。
例え、日本で震災が起きた時に東京が壊滅的であっても北海道は通常営業なわけです。
不謹慎だからテレビのバラエティ番組を止めようとか不謹慎だから贅沢を止めようとか
東京都民が避難生活してようが北海道民には関係ない。
もちろん、支援しようとかボランティアに参加しようと思うのは大切だし素敵な事。
ただ、不謹慎だから喪に服すような気持ちで生活しようみたいに言ってくるのは勘弁。
東日本大震災の頃かな?まとめブログで話題になってたけど
震災が起きた後にTwitterでコンニャクで尻を叩こうみたいなアホツイートした人が今、被災地は大変なんだから不謹慎な事は止めろ。
みたいな絡まれ方をしたらしい
理路整然と自分の主張を説いて撃退した話だったので話題になった。
直接、関係ないのに不謹慎だから止めろという主張がおかしい。
そういう人はテレビやネットなどの情報に共感し過ぎです。
被災地の状況を見て自分の身に起こった事かのように共感してしまう。
共感しすぎて共感疲労を起こしている。
共感疲労とは震災の報道を見ながらビールを飲んでる自分が許せないという心境。
気持ちが落ち込むだけでなく、食欲不振や不眠になったり人間関係に余裕を失う。
疲れているから心に余裕がなく言動にトゲが出てくるし、自分は共感して辛いのに周りは楽しそうなのが気に入らないのか、攻撃的になる。
死んでしまった被災者に対してサバイバーズ・ギルト(生存者罪悪感)を起こしているので?
という分析もネットで見かけます。
亡くなった人がいるのに自分は生きている、そういう風に感じて罪悪感を覚える。
そんな心境では確かに楽しい事やパーティー自粛したくなります。
しかし、他人にその気持ちをぶつけるのは止めてほしいものです。
人の生き死に、それも災害によってもたらされた事に対して遠くに住んでる人間が罪悪感を感じるなんて、傲慢だ。
不謹慎厨と呼ばれる人の一部は簡単に言うと共感し過ぎて心身にダメージを負うレベルで疲労してしまう。
感受性の強さが悪い方に働いている。
ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー
ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアーは社会的正義のためにネット上で戦う人たちの事。
実際には社会的正義という大義名分を掲げて他人を叩くような人の事を言います。
ぶっちゃけた話、先程書いた共感疲労よりも大義名分を掲げて他人を攻撃する人の方が圧倒的に多い印象。
芸能人が震災が起きた直後に楽しそうな写真をSNSにアップしたらすかさず
「被災地の人が見たらどう思うと思いますか?不謹慎だから止めてください」
なんてコメントをする連中がいる。
はっきり言ってストレス解消のために他人を攻撃しているだけのクズが多い
災害にあった人たちのために喪に服すのを強要するのが目的ではなく。
芸能人に不謹慎な事をしてすみませんっと言わせる事が目的の人間。
エセ正義マンたちが都合の良いサンドバッグがほしいだけ
他人を巻き込んだ気持ち良くなりたいだけの一人遊びに過ぎない。
こんな奴らに絡まれたくはないし、絡まれてもシカトするのが一番。
本当の被害者をほっといて関係ない奴が関係ない人に絡んでるという地獄絵図
身近な事で例えるなら
例えばお葬式の会場ではしゃぐのは不謹慎です。
故人の家族の前でふざけた態度を取るのも不謹慎、これは当事者の目の前で行われているからです。
不謹慎厨の主張というのは
「顔も知らない不特定多数のために静かに生活しなさい」みたいな話。
街でお葬式があって家族は喪に服して静かに悲しみに暮れながら過ごすのは分かるけど
同じ町内だけど全く面識のないおっさんが楽しそうにしてる家族連れに対して喪に服したり悲しそうに振る舞えと言ってるようなもの。
しかも、不謹慎だからと言ってる人も当事者とは何の関係もない
・・・・・みたいな人が不謹慎厨
家族や友達に不幸があったというなら空気を読んで静かに相手を気遣う必要があるけど
たまたますれ違った相手、居酒屋で泣き崩れている人がいたとしても知ったこっちゃない
しかも不謹慎だからと自粛しても当事者たちや自分になんのメリットもない。
被災地を思うなら募金箱に募金したり
お金を使ったり、ボランティアに参加した方が有意義。
本当に被災地の事を思うなら不謹慎だから自粛するのではなくまずは募金をするべきだし、状況が落ち着いたらボランティアに参加するのもあり。
まとめ
不謹慎厨の主張というのは不特定多数のために楽しい事を我慢しろと言っている。
- テレビやネットの情報を我が事のように感じ共感疲労を起こしてしまう感受性が強すぎる人。
- 不謹慎という言葉を大義名分にストレス発散したいだけのクズ。
どちらも迷惑。
本当に被災地を思うなら、募金なりボランティアなりに参加すべき。
なんの関係もない連中が騒いでるだけだから、相手にしない方がいい感じですね。