マナーを教えるマナー講師の評判が最近悪い
Twitterなんかでもおかしなマナーを押し付けるマナー講師がいると話題になります。
とっくりでお酌をする時に注ぎ口を使わないとか
お祝いに新茶を贈るのはマナー違反
上司に対して了解という言葉はマナー違反
何というかよく分からないビジネスマナーを語るマナー講師が多い。
最近だとZOOMで通話終了する時に頭を下げながら通話終了ボタンを押しましょうとか
WEB会議でも上座があるみたいな話をしていて心底うんざり
マナーなんて必要最低限でいいというのが日本人の一般的な認識。
相手を不快にさせないためのマナーであって意味が分からない行動というのはマナーではない
大多数の人が知らないマナーを広めるマナー講師になんの意味があるのか?
そもそもマナーとは何か?
マナーとは行儀作法の事
自分が格好良く、美しく振舞うために必要な事です。
例えばテーブルマナーです。
箸の持ち方やお茶碗の持ち方などをしっかり身に付ける事をマナーと言います。
移り箸(一度、挟んだおかずをはなして、他のおかずを取る)や寄せ箸(食器を箸で手前に寄せる)
箸し渡しなどもお葬式の作法なので縁起が悪いわけです。
マナー違反と言われる食事の作法はどれもカッコ悪く、相手を不快にさせる。
だから気分良く食事をするためにはテーブルマナーを覚える必要がある。
マナーとは本来みっともない行動を取らないためのルールであってそれを最低限覚える事で快適に暮らせるというものです。
マナーはある種、常識みたいなものと言えます。
しかし、次々に新しいマナーを生み出せばいわば常識のおしつけになる。
マナー講師が害悪な理由
マナー講師が害悪なのは勝手にマナーを捏造しているフシがあるのです。
マナー講師にとってマナーとはご飯のタネ
だからいろいろなマナーを作って長く講義を受けてもらいたくて試行錯誤をしている感じです。
ぶっちゃけて言うとビジネスマナーで必要なのは
- 言葉使い(敬語)
- おじぎのやり方
- おじぎのタイミング
- 電話対応
- メールの書き方
くらいなもので後は気にしなくてもいいくらいです。
時代によってマナーは変わるといいますが基本的に変わらない部分をきっちり教えてほしいと思うと
おじぎの仕方や言葉つかい、電話対応などになる。
名刺交換なども最近はWEBでやり取りするからいらないと言われるが業種によっては外で会う事もある。
美しい振る舞いというのはかっこいい先輩を見ていれば自然と身に付くものです。
なので屁理屈のようなマナーを教えるマナー講師は害悪です。
マナー講師が飯の種にマナーを捏造するのですがおかしなマナーはネットで話題になるとすぐさま否定されます。
例えばお酒を他人のコップに注ぐ時に徳利の注ぎ口以外を使えなんてマナー講師が言っていたりするのですが。
徳利を作っている職人さんがすぐさま否定していたのは印象深い。
礼儀作法というのはもはや改変する事ができないくらい社会に根付いているし合理的。
マナー講師が勝手にマナーを作って増やす事は害悪でしかない。
本来は、誰もが感じるというか世代間で感じる非常識みたいなものを埋めるためにマナーは存在します。
それなのに無意味というかゴマすり的なものまでマナーにしてしまうのはおかしい
マナー講師のマナーが変だったら?
あまりにも変なマナーを教えてきたら家族や友人、知人に聞いてみるといいです。
10人聞いて、8人知らなかったら新しく捏造したマナーだと思います。
基本的なマナー以外は覚える必要がない。
というよりも基本的にマナーというのはきちんとこなしていても気づかれない事が多い
面接の時ならまだしも普段の生活やビジネスシーンでマナーを守っていれば相手を不快にさせない
つまり、違和感を感じさせず無難に振舞うという事です。
社会人としてのマナーがきちんとしているなんて社会人になってから思った事がない反面
あいつは無礼なやつだと思った事はある。
それはマナーが出来ていないから不快に感じるという事です。
マナーというのはある程度出来ていて当たり前なので相手を不愉快にさせなければOK
マナー講師の新しいマナーというのは違和感がある振る舞いになってしまいます。
というのも最初に書いた例で言えば【お酌をする時に注ぎ口を使わない】
こういうのは違和感があり、相手になんでこんな事をするんだ?
と思われる。
相手が違和感を感じる振る舞いというのはマナーではない!
マナー講師の言う事を鵜呑みにせず自分で考える、他人に聞く事が大事。
マナー講師とは名ばかりの失礼クリエイターである可能性が高い
最近、話題になったマナー講師の謎マナー 例
話題になった謎のマナーを紹介します。
- 葬祭では黒いマスクを身につけるべし→葬儀屋さん「黒でも白でもいい、白が無難だと思います」
- ハナマルキャリア「内定辞退はメールではなく手紙で」→中小企業人事部の人「早く連絡してほしいからメールでお願いします」
- 日本酒を徳利(とっくり)から注ぐ時は先がとがっている注ぎ口をから注いではいけない→徳利を作っている職人さん&酒造メーカー「そんなマナー知らん」
- お祝いのお返しに贈ってはいけない物は、お葬式を連想させるお茶→老舗茶屋四代目 お茶の川村園「お祝いに、お祝いのお返しにも。緑茶が使われてきた理由もご理解いただければ幸いです」
- 金属製の名刺入れはマナー違反?→では何故、日本国内で販売されているのか?
- 蕎麦を途中で噛み切るのはNG→蕎麦は昔、風呂上がりに屋台で食べるようなファーストフード、マナーもへったくれもあるか!
などなど他にも就職活動でノックは3回した方がいいとか、椅子に座る時は右から?左から?など割と、どうでもいいマナーが多い
基本的にこういうマナーって大部分の人が知らない事が多くいつの間にか世間に広まってマナーになる事が多い。
最近はマナー講師の害悪マナーは専門家がSNSで間違っている、知らないと反論してくれるので広まりづらい。
日本酒の徳利うんぬんというのはマナーとしてやると不快なんだけど、気持ちを伝える手段として使うと賢くて面白いやつになるのは不思議ですね。
気を利かせるテクニックを万人に要求すると、途端に不快なものになる。
マナーを学ぶなら?
変なマナー本を読むくらいなら小笠原流の礼法を紹介している本やYou Tube動画を見たほうがいい
もしくは茶道や華道、剣道や柔道などの武道、日本文化を重視する習い事をした方がいいかもしれない。
細かいマナーというのは誰も覚えていないし使う意味もあまりない。
江戸時代に確立されたマナーを完璧に覚える方が有意義。
時代によってマナーが変わると言われますが礼儀作法の根っこさえ抑えてしまえば大きくは外さない
mailの書き方とかある程度の定型文を抑えつつ細かい部分を修正すればいいからマナーとして定着させるのも違う気がしますね。
実際に役立つ「基本的なビジネスマナー」のリスト
実際に役立つ基本的なビジネスマナーは、社会人としての信頼感を高めるために必要です。
以下に、よく使われる基本マナーを紹介します。
- 敬語の使い方: 正しい敬語・丁寧語の使い分けは必須です。失礼にならないよう、適切な敬語を使いましょう。
- 名刺交換: 名刺は必ず両手で持ち、相手の名刺を下に置かないよう注意します。
- 電話対応: 相手の名前を確認し、丁寧に挨拶から始め、要件を簡潔に伝える。
- メールマナー: 件名や挨拶文、署名を忘れず、要点を簡潔に伝えましょう。
- お辞儀の仕方: 立場に応じて、浅いお辞儀や深いお辞儀を使い分けます。
- 時間厳守: 会議やアポイントメントには必ず時間を守り、遅れる場合は早めに連絡します。
- 身だしなみ: ビジネスシーンに相応しい服装や清潔感を保つことが大事です。
これらは普段のビジネスシーンで必須とされるマナーで、相手との信頼関係を築くための基本です。
まとめ
テーブルマナーにしろ、電車のマナーにしろビジネスマナーにしろ
みんなが使っているマナーというのは非常に効率的で合理的。
誰しもが納得して「そうやって振舞うとカッコイイよね」というのが本当のマナー
一方、マナー講師の捏造マナーはマナー講師がご飯を食べるためだけに作っているだけなのでツッコミどころ満載
@kesuikemayakuは剣道やっていたので礼には少し自信があります。
きちんとした礼を教えてくれた剣道の先生は格好良いと子供ながら思ったものです。
マナー講師のマナーは合理的ではなく快適に暮らす知恵でもない単なるこじつけを撒き散らす害悪である。
ではでは(^ω^)ノシ
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