卓球でラケットについているラバーを改造する不正ラバー問題があります。
公式大会でも不正ラバーを使っている選手がいる事が問題。
不正ラバーはラケットのラバーに補助剤を塗ってラバーを変形させる事で回転がかけやすくなったりコントロールがしやすくなるそうです。
反発力が強くなったりもするらしい。
これは反則になって当たり前の行為だと思います。
ラケットのドーピングなどと批判されているそうです。
何故、反則にすべきなのか?
何故、反則にするべきなのか?それは再現性がない事もあげられます。
不公平とかルールを守れとかを抜きにして考えると再現性のなさはスポーツとして問題。
ラケットのラバーに薬品を塗ってラバー変形させる。
ラバーの状態や気温、湿度で変形が変わるし塗り方でも形に違い出る。
つまり、同じ物がない。
普通なら新品のラケットであればプロ選手なら再現性のある技、テクニックを見せてくれるはずです。
不正ラバーの場合、ラケットが変わると同じ技が出せない、ラケットの補助がないと見せられないテクニックが出てくる。
純粋な実力を測る事が出来ない。
他の競技に置き換えたら判りやすいかな?
例えば野球のバットにとある薬品を塗るとホームランが打ちやすくなる。
しかし、そのバットはすぐに劣化して使えなくなる上に他のバットではそこまでホームランが打てない
例えば、スパイクを改造して短距離走で世界記録を出したがスパイクが壊れてしまい別のスパイクに履き替えて走ったら3秒も遅くなった。
道具によってパフォーマンスが左右されるのは良くある事だけど露骨に成績が悪くなるようなら問題。
ネットで調べると劣化しやすく壊れやすい最悪、試合中にラケットが劣化する可能性もあるわけで競技として面白くないだろうってのは分かる。
本質的な問題として競技の発展を阻害するかもしれないから反則になった。
確か、最初はスピードグルーっていう接着剤を塗ってたらしいんだけど
有機溶剤だから使ってた選手が試合中に体調不良になったのをきっかけにスピードグルーが禁止になり有機溶剤が検出されない補助剤が登場したがこれも反則になった。
理由を考察するなら卓球という競技の発展を阻害する可能性があったからだ
不正ラバーの歴史
スピードグルーという接着剤を塗っていた時期もあったのですが2008年9月1日にスピードグルーは使用禁止になりました。
スピードグルーに入ってる有機溶剤が危険だから禁止されたわけです。
そこで生まれたのが補助剤、有機溶剤が検出されない補助剤が登場しましたが
これも2008年10月01日以降、禁止されました。
補助剤はオイルをラバーについているスポンジに含ませて張力を高めるというもの
有機溶剤が入っていないから人体に害はないが禁止されています。
ITTF(国際卓球連盟)の規定では、「ラケット本体を覆うラバーというのは摩擦特性、外見、色、構造、表面との競技性能に物理的、化学的にその他の処理による変化修正をしてはならない」とあります。
ただ、この検査をクリアしてしまう場合もある
不正ラバー問題は深刻と言えます。
不正ラバーはバレないの?
実際に使ってみたというYouTube動画を見れば分かるのですが
速攻でバレてます。
音が違うらしい、素人には分からないけど。
後、不正ラバーの効果を検証した動画も見たけど確かにこれは禁止しないとダメだろうなと感じた。
正直、球を打った音で分かるレベルの物が禁止にも関わらず使われているとしたら最悪ですね。
ピンポン玉を打ったら金属音がするとか分からないわけないな
まとめ
卓球といえば中国でオリンピックなんかでは金メダルを独占してきた
その中国では不正ラバーを普通に使っているから卓球のトップ選手も使用をやめることが出来ないという現状があったそうです。
しかし、普通のラバーを加工して反発力を高めたラバーを使う行為は卓球という経木の発展を阻害するものだと筆者は思います。
不正ラバーになったラバーは一つとして全く同じものはないし有機溶剤を使う関係で劣化も早い
東京五輪で金メダルを取った水谷選手が不正ラバー問題に取り組んでいたので話題になりましたが
こういう行為が知らないところであったのかと思うと闇が深い
ではでは(^ω^)ノシ
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