コカ・コーラは秘伝のレシピがあってそれを知っている人は限られた人物しかいないと言われている事は有名な雑学ですが
コカ・コーラは国によって味が違うというある意味、矛盾した話もあるのです。
レシピは門外不出で絶対に遵守しているのになぜ?
これに関しては材料が微妙に違うからです。
国によって清涼飲料水の法律とかも違うしたくさん作っている材料も違う
甘味料が違う
甘味料が国によって違うと言われています。
例えばアメリカではトウモロコシ由来の甘味料を使っています。
トウモロコシから抽出した高フルクトース・コーンシロップ(HFCS)=「異性化糖」を使っている。
異性化糖は日本では果糖ブドウ糖液糖と呼ばれ
トウモロコシから作られるコーンスターチを酵素などで分解して作った糖分を更に甘くしたものを使っています。
日本でも果糖ぶどう糖液と呼ばれる甘味料が使われています。
アメリカで話題になり輸入までされる人気のコカ・コーラはメキシコのコカ・コーラ
メキシコは砂糖が有名な国
だから、コカ・コーラにも砂糖が使われていて美味しいと言われている
メキシコーラなど呼ばれファンも多いそうだ。
このように国によって甘味料が変わったりするため味も違うというわけです。
アメリカと日本のコーラの違いは何ですか?
日本のコカ・コーラは普通のブドウ糖果糖液と砂糖を使用してるそうです。
アメリカのコカ・コーラは高フルクトース・コーンシロップ(HFCS)=「異性化糖」を使っているのが違いです。
明確な違いは甘味料というわけですね。
ネットで調べた各国のコカ・コーラの原材料を見ると
- 日本:糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
- アメリカ:CARBONATED WATER, HIGH FRUCTOSE CORN SYRUP, CARAMEL COLOR, PHOSPHORIC ACID, NATURAL FLAVORS, CAFFEINE.
- カナダ:CARBONATED WATER, SUGAR/GLUCOSE-FRUCTOSE, CARAMEL COLOUR, PHOSPHORIC ACID, NATURAL FLAVOUR, CAFFEINE
- メキシコ: CARBONATED WATER, SUGARS, CONCENTRATE
- イギリス:Carbonated Water, Sugar, Colour (Caramel E150d), Phosphoric Acid, Natural Flavourings Including Caffeine.
※ Carbonated Water = 炭酸水、Caramel Color = キャメル色素、Phosphoric Acid = リン酸 = 酸味料、Natural Flavor = 香料、Caffeine = カフェイン、Concentrate =原液。
微妙な違いですね。
原液は世界共通
コカ・コーラの元となる原液はフォーミュラと呼ばれる極秘レシピ(最重要知的財産権)によってアメリカのコカ・コーラ社が作り
各地のボトリング会社に届けられる仕組みになっています。
原液は世界共通なのですが薄める水や甘味料で味が変わるというわけです。
日本のコカ・コーラとアメリカのコカ・コーラは微妙に味が違うそうです。
作る過程で違ってくるのが
「甘さ」「酸味」「炭酸の強さ」の3つ。
炭酸が強い国、炭酸が弱い国など微妙な差が出てくる。
これは各国の文化と風習から好みに合わせた結果だと思います。
酸味なんかは水の違いではないでしょうか?
中東のコカ・コーラは辛いなんて主張する人もいたので水に違いがあるのかもしれませんね
味覚の鋭い人にしか分からない程度の違いでは?
日本国内でも関東と関西で味が違うと言われたりします。
関西の方があっさりしているとか北海道のは甘いとか
ですが明確な違いではなく飲み比べないと分からないくらいの差なので気になる人は飲み比べてみると面白いかもしれません。
メキシコーラとアメリカのコカ・コーラは甘味料が違うから味は明確なんだろうけど
日本国内のコーラとかだと分からないし、果糖ブドウ糖液糖を使ったコーラなら分からないかもしれませんね
まとめ
国よって味が違う理由としては
- 甘味料が違う
- 炭酸水の違い
炭酸水と甘味料の違いでしかない
コーラ濃縮液を炭酸水と甘味料で薄めているわけだから
違いはそこでしか出ない。
ではでは(^ω^)ノシ
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