当サイトはアフィリエイト広告を使用しています 社会問題 時事

【人格を持った多様な姿】とは?大阪府の表現ガイドラインのダメなところを解説

 

大阪府議が書いたレポート、男女共同参画の実現を目指す表現ガイドラインに【人格を持った多用な姿】という文言が話題を読んでいる。

 

 

これは若い女性を性的な側面だけを誇張した表現は良くないという事らしい。

そのレポートの絵は男女共同参画ちゃんとしてTwitterでファンアートが描かれまくっている。

 

 

正直な話を言えば背景にいちいちクレームを入れるツイフェミの存在がある事も確かだが

 

 

この表現ガイドラインは、はっきり言ってウンコだ。

 

 

通りを理解しないおっさんおばさんが勝手に決めつけてこれなら文句言われんだろという理由で作ったものに過ぎない。

 

 

というかこのガイドラインを作った人は

若い女性の性的側面を誇張したイラストに対して見分けがついてない。

 

 

ロボットを見たら全部ガンダム

ゲーム機を見たら全部ファミコン

 

 

昔の漫画絵と今の漫画絵の区別とかもついていないとかそういうレベルと見た。

※これは筆者の偏見が入っています。

 

 

 

人格を持った多用な姿とは?

これは女性のイラスト、男性のイラストに限った事じゃないけど。

イラストのキャラクターに人格というものはない。

 

 

というのもキャラクターの人格というのは作者が思い描いたものでしかなく、それは第三者には見えない。

 

 

なので1枚のイラストでは画風や表情で判断するしかない。

 

それは難しいし、正確に読み取るのは無理。

 

二次元に人格を持たせるにはストーリーや設定を練り込む必要がある。

 

 

ストーリーに触れる事で愛着がわくキャラクターとはそういうもの。

なので適当な萌え絵を描いてポスターにしても効果は薄い。

 

 

何故ならばそのポスターの女の子は可愛いけど知らないキャラであり、何も知らない存在だからだ。

漫画やソシャゲであればストーリーを上乗せする事もできるが一枚絵では不可能。

 

 

だからお役所のポスターで二次元キャラを出すならアニメとか漫画とコラボする。

もしくは入念にキャラクターを作り込んでPRする事になる。

 

 

何も考えずにとりあえず可愛いイラストを描いても注目はされづらい。

 

人格を持たせるというのはそういう事。

 

 

更に多様な姿と書いているのに矛盾を感じる部分がある。

 

 

人格を持った多様な姿と言ってるのに女性らしさ、女性の性的側面は多様な姿からは除外されているという矛盾。

 

 

背景にツイフェミのクレームがあるから単なるクレーム回避である事は明白。

同じポーズ、同じ髪型、同じ服装、同じスタイルでも萌え絵風はダメで劇画風はオッケーだとしたら判断に困る。

 

同じポーズ、同じ髪型、同じ服装で男性ならオッケーとか言われても判断に困るだろう。

 

結局、女性の性的な側面という基準は人それぞれであり、明確な基準はないからAさんはオッケーでもBさんはNGみたいな事はあり得る。

 

 

基本的に全裸とか股間の露出みたいなものがない限り公共の場では許される。

 

 

だから判断は難しいだろう。

 

 

性的側面がうんぬんはエロではなくフェチの話になるから基準を設けるのが難しい問題。

 

 

 

 

 

言葉狩りやジェンダーロールの押し付け

表現ガイドラインにはサラリーマンという言葉を使うのはやめようとか

表現が男女のどちらかに偏っていないだろうか?

みたいな事が書いてある。

 

 

男女を偏らせるなという強迫観念が見え隠れします。

男の子同士でドッヂボールをするイラストはダメなのか?

 

 

いつも女性がエプロン姿で男性はスーツというのはおかしいという話をレポートで書いています。

男女が対等に表現されているか?

 

 

などなど細かい話をしているのですが
これって今までの日本社会で行っていた役割分担を単純に否定している感じになります。

 

今までのジェンダーロールを頭ごなしに否定するのが正しいのか?

 

それもジェンダーロールの押し付けではないか?

 

結論から言えばバリエーションがあった方がいい

全ての表現を一律に管理する必要はない。

 

 

例えば

男性が医者で女性が看護師のイラストがあってもいい
女性が医者で男性が看護師のイラストでもいい

むしろ両方があるのが望ましい。

 

 

ポリコレ的な発想の貧困さはむしろジェンダーロールの決めつけに繋がるし多様性の否定になる。

 

 

これはダメ、あれは良い

 

 

ではなく

 

 

これも有り、あれも有り

が正しい。

 

 

 

サラリーマンという表現がありOLという表現がある。

 

 

男性がリーダーシップを取るイラストがあるなら女性がリーダーシップを取るイラストがあってもいい。

 

 

どちらかを消したり無理に対等な表現ばかりでは息苦しい。

 

 

 

性別による呼び方について

正直な話、性別による呼び方を変えるのをやめようというのは世の中、つまんなくならない?

医者と女医で格差が現実にあるわけでもないだろうに

あるならまず、現実を変えるべき。

 

 

社会の固定観念になりかねないとか言うのは戯言であると言い切れます。

情報発信者が侮蔑的なニュアンスで使えば固定観念になるかもしれない。

 

 

だけどそれはその情報発信者がおかしいだけでありそこを正すべきだろう。

これはダメと言葉狩りをするのがいけない。

 

 

昔は看護と言えば看護婦だったけど、男性の看護師が産まれた。

男性で看護の仕事に就く人が多くなった現実に合わせた言葉で

看護婦という言葉によって看護という職業を男性が諦めてしまいがちだから産まれた言葉ではない。

 

 

 

今じゃ分けるのもめんどくさいって感じになってるけど

現実があってそれに対して言葉がある。

 

 

会社員、サラリーマン、OL大体ほ同じ意味だから使い分けるべきだろう。

表示を規制したところで現実は変わらない。

 

 

 

まとめ

大阪府の表現ガイドラインについていろいろ書いたけどまとめると

  • 人格のある多様な姿を一枚の絵で表現するのは無理。
  • 女性の性的な側面うんぬんは基準が曖昧でエロというよりフェチの話になる。
  • ジェンダーロールを一枚の紙にまとめるな
  • 言葉狩りは唾棄すべき行為。

 

 

結局のところ、ツイフェミみたいなクレーマーが怖くて最初から規制をしようって話です。

 

 

これの何が悪いって悪質なクレーマーはどんな絵でもクレームをつけます。

萌え絵が完全に封殺できたら今度はいらすとやみたいなデフォルメがかなり強いイラストに文句を言うでしょう。

 

 

ジェンダーロールの話は突き詰めるとジェンダーロールの押し付けになる。

 

 

ポリコレ的な発想の弱点は一つの作品に対して完璧な中立を求めようとする点にある。

それは無理だし、世の中がつまらなくなる。
性別での決めつけは止めようと言いつつむしろ決めつけが酷くなるような気がしてならない。

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

この記事もおすすめ

ポリコレ映画がつまらないと言われる理由について考察してみた。

 

グローバルスタンダードは日本に必要か?あれって赤点とか平均点みたいなものじゃない?

 

日本のアニメが海外で人気の理由は?→世界一〇〇◯があるから

 

 

 

 

 

管理人の著書

 

-社会問題 時事
-, , , , , ,