動物の中には身を守るため、敵を撃退するため
オス同士の喧嘩などで頭突きを使う動物がいます。
今回はそんな頭突きをする動物を紹介します。
頭突きをする動物の特徴
基本的に角がある動物、オスが頭突きをします。
角をぶつけて優劣を決めてきた動物は大体、頭突きをするというわけです。
- 牛
- ヤギ
- 鹿
- 羊
頭突きと言ってもいろいろ戦い方に特徴があって面白い
ジャコウウシ
ジャコウウシは北極圏に生息する牛
オスは繁殖期になると突進してお互いの頭をぶつけ合う
1頭の体重は約600kgと言われています。
突進のスピードは50kmにもなる。
ジャコウウシの寿命は10〜12年。
約2100回くらいジャコウウシは頭突きをする。
そんなに頭突きして大丈夫なのかと言えば大丈夫ではないらしい
通説では頭部の損傷に耐性があると考えられていましたが
米マウントサイナイ・アイカーン医科大学の神経科学者ニコール・アッカーマンズ氏の研究によると
ジャコウウシとビッグホーンの脳を比較した時に
アルツハイマー病の原因とされるタウタンパク質がジャコウウシの脳にはたくさんあった。
つまりパンチドランカーのような症状が出ていた。
ヤギ
ヤギはコミュケーションのために頭突きをする。
おでことおでこをくっつけるような頭突きですね。
力比べや群れの中での地位を決めるために頭突きをする事がある。
コミュニケーションの一種でもあるためオス同士でガツンガツンと頭突きをしていたりします。
後ろ足で立ち上がり振り下ろすように頭突きするのがヤギのスタイル。
鹿
鹿なども頭突きというか頭をぶつけてきます。
奈良を観光した人なんかは鹿に頭突きをされた人も少なくないと思います。
元々、鹿ってオス同士が角をガンガンぶつけたりするから頭突きもする。
角がある事を前提なのか頭をぶつけながらも相手をねじ伏せるようとする動きですね
羊
羊も頭突きをする生き物
本格的な戦いになると助走をつけて走って頭をぶつけます
こんなに頭をぶつけて脳に影響は出ないのか?
いろいろな動物の頭突きを見てきましたが
じゃれる程度であれば頭突きをしても問題はないでしょうが
ジャコウウシとか羊のレベルで頭突きをすれば脳震盪を起こしたりもする
ジャコウウシなんかは頭を思い切りぶつけすぎて認知症というかアルツハイマー症みたいになっているそうです。
だから呆けているジャコウウシがたくさんいるそうです。
呆ける前に繁殖を終わらせるから問題はないというスタイル。
頭突きと言っても鹿のような戦い方ならそこまで脳を傷めないかもしれませんね
ではでは(^ω^)ノシ
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