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昆虫が死ぬとき必ずひっくり返る理由とは?

夏の終わり頃、セミの死骸が地面に転がっている事があります。

どれもこれもひっくり返って足が縮んでいるのが特徴的だ

 

 

セミに限らず昆虫は死ぬとひっくり返って足が縮んでいる。

かと思えば死んでなくて触ったら急に動いてびっくりするなんてこともあります。

 

なぜ、ひっくり返るのか?たまに生きているのがいるので見極めたい

 

 

 

虫が死ぬ時ひっくり返るのはなぜ?

昆虫が死んでしまってひっくり返る理由は2つ

 

死んだ後に転がった

虫は重い胴体を細い足で支える状態で生きています。

 


昆虫は3対6本の足があり背中に羽がある構造をしています。

重心の高い部分に重さが集中しています。

 

 

虫は倒れないように傾斜を少なくしています。

虫の殆は倒れないように常に足の筋肉を動かす必要があるそうです。

 

 

昆虫はまっすぐ立つために常に腕立て伏せをしているようなものです。

 

 

 

このような構造から死んでしまうと風が吹いたりすればひっくり返ってしまうというわけです。

 

 

 

虫が死ぬと足の筋肉が動かないのでひっくり返るというわけです。

死後硬直で足が内側に縮んでいくというわけです。

 

 

 


 

ひっくり返ってそのまま起き上がれなくなった

生きている昆虫であればひっくり返っても羽の力でも元に戻る事もできます。

ケガや病気をすると筋肉を使う機能が力を失い元に戻れなくなる。

 

 

また、衰えて力を失うと元に戻る事ができなくなってしまう。

何らかの理由で起き上がれなくなってそのまま死んでしまう

 

 

セミなんかは死んでいるだろうと思って突っついたら実は生きてて飛んでったというパターンがある

それは自力で起き上がれる力は無くなっていたけど生きていたというわけです。

 

 

 

 

 

死んだふりをする昆虫もいる

ゴキブリなどは死んだふりをして人間を欺く事があります。

死んだふりを見分けるコツは足です。

生きていれば足が広がっていますが死んでいれば足は内側に丸まっています。

 

 

 

ちなみに殺虫剤などは昆虫の神経を混乱させる事で筋肉を麻痺させるそうです。

殺虫剤には有機リン酸化合物やピレスロイドという成分を含んでいる

神経を過剰に刺激する殺虫剤と神経を抑制する殺虫剤がある

 

足の筋肉に力が入らず、体がひっくり返ってしまうというわけです。

 

 

殺虫剤をかけるとひっくり返るのはそういう理屈です

 

 

 

まとめ

虫が死んでしまうとひっくり返るのは重心のバランスが問題

生きている間は筋力で立っていたけど

力を失ったからひっくり返った

 

また、ひっくり返って起き上がれなくなるパターンもあり得る。

 

虫は死んでしまうと重心の関係で腹が上になる。

これは純然な物理現象、バランスの問題です。

 

昆虫の構造上の欠陥と言えなくもないのでしょうか?(個人の感想)

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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