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中国武術は弱いのか?深堀りすると骨抜きになっている可能性が浮上してきた。

中国武術の使い手が格闘技の大会に出てしまうとボロ負けしてしまうという話は結構あります。

だからと言って中国武術が弱いのか?と問われたなら否と答えます。

 

 

最近、筋トレのメニューに中国武術でいう馬歩を取り入れた事で分かった事があります。

異種格闘技戦で中国武術と言われるジャンルが負けてしまうのは単純に二つのポイントがあると思います。

 

 

 

  1. 体が出来上がっていない
  2. 技が実戦で使えるほど練られていない

 

 

この二つが大きなポイントです。

 

今回は武道経験者である筆者がちょっと中国武術について偏見を交えて考察していこうと思います。

 

 

 

 

 

 
 

 

中国武術で意識されている姿勢に秘密があり?

中国武術において馬歩や弓歩と言われる練習方法がありますが

あれは体幹と足腰を鍛える練習方法。

 

 

やってみて思うのはお尻の筋肉や骨盤底筋群と言われる鍛えにくい筋肉を刺激するトレーニング

 

 

お尻の筋肉や骨盤底筋群は体幹をコントロールするために必要不可欠な筋肉であり

正しい姿勢を維持出来れば衰えにくい

 

 

反面、鍛えるのに時間がかかるし目に見える変化を感じにくい。

 

 

やってみて分かった事だけど骨盤底筋群を鍛える事で体の制御は変わる。

 

 

 

格闘技と言われるボクシングやレスリングなどはアウターマッスルをバリバリ鍛えてるから

筋肉がつきやすいし強い

 

 

ただ、強さを維持するのが難しい、筋肉は年を取れば衰えやすいし筋肉があれば力みやすくなる。

中国武術というのは練習方法が老後を見据えて鍛える印象。

 

 

つまり、中国武術と格闘技は年を取れば取るほど中国武術の方が強い人が増え格闘技は引退する人が増える。

 

 

 

 

 

型を実践レベルに昇華させていない

中国武術において勁(けい)という考え方がある。

日本語で例えるなら【強い力】という意味になるのか?

 

 

型稽古というのは実戦を想定した動きなんだけど

勁を使うための練習。

最初はとにかく強い攻撃が出せるように大きく動いて練習する。

 

 

それを徐々に小さくしていく

というのが実践的な中国武術というものだろう。

 

 

空手とか剣道でもそうだけど型を分解したり動きを省略していくというのは武術の練習としては基本。

 

 

中国武術の型だって徐々に小さくしていく練習法は存在するはず。

大きな動きのままで戦おうとすればそりゃあ弱い。

 

 

 


 

中国武術が失伝している可能性

中国武術と言われる技術体系がある時期から失伝している可能性もありえます。

中国では文化大革命という恐ろしい事件の結果、武術家などが殺されてしまったという可能性はありえる。

 

 

中華文明というのは新しい王朝が成立すると古い王朝の文化を叩き壊す傾向がある。

その流れに中国武術も組み込まれた。

 

 

だから、日本に伝わった中国武術というのは弱いという印象になるのではないだろうか?

つまり、ある時期から実戦で戦えるレベルの武術家がいなくなり

不十分な理解で武術が続いているという事もあり得る。

 

 

文化大革命後に中国は中国武術を骨抜きにした。

 

 

実際は「国による武術のスポーツ化」、「反社会的な勢力が産まれないようにする抑止」

 

 

これが目的、その代表がおなじみの太極拳です。

本来は実戦的な武術であった太極拳を「簡化太極拳24式」とリニューアル。いまの体操バージョン太極拳の誕生です。

国家はこれを「国家制定拳」として正式に認定しました。

 

 

他の武術も現代版にリニューアルされ弱体化した。

試合は表演という型の美しさを競う競技になり散打と呼ばれる殴り合いの試合は禁止されました。

 

 

散打は1990年代くらいには解禁されていた模様(正確な年代は分からない)

調べても正確な年代が出てこなかった。

 

 

だから強くなるための口伝や関連書物が消滅してしまったという事ではないだろうか?

 

大半の武術家が台湾に逃げたという話を聞いたことがありますが

逃げたのが若者ばかりで戦える人物は戦ったのではないだろうか?

 

多勢に無勢で生き残れなかったり、技の継承を禁じられた可能性は高い。

 

 

 

試合(組手)をしてない

型を練習して実践的な小さい動きに変えていったら次は対人戦

空手はフルコン、伝統派空手でも組手をしている。

中国武術ではガチで相手を攻撃する組手をしていないのではないだろうか?

 

 

型と実践的な動き、組手のサイクルで武術は強くなっていくわけだから

防具をつけてガチガチの殴り合いをしていないとしたら練習に問題がある。

 

 

相手が攻撃してくる意思や予備動作を察知する能力が弱ければ攻撃が強かろうと当てる前に倒されてしまう。

散打と呼ばれる組手をやる中国武術もありますが、それは型を伴わない。

 

 

つまり、中国武術独自の身体操作を身に着けずにキックボクシングのような動きをしている。

中国武術として強いものかと言えばそうじゃないと個人的には思う。

 

 

まとめ

中国武術は弱いのか?この疑問を深堀りすると

 

中国共産党によって骨抜きになってしまった中国武術という構図が浮かび上がる。

 

 

文化大革命によって武術家が犠牲になり書物は焼かれ

そして共産党が作った簡易版の武術が普及したというわけ

 

 

だから型から実践的な動きへの練習法が広まっていなかったり

謎の気功と発勁みたいなファンタジックなイメージが定着してしまったんだと思います。

 

 

中国武術は弱いというか弱体化させられたと言った方が正確な表現であると思います。

 

最初に書いた

 

  1. 体が出来上がっていない
  2. 技が実戦で使えるほど練られていない

というのもあながち間違ってなくて

型と組手が全く別物として扱われている。

 

 

大きな力を出すための動きから小さく当たる動きへ移行するための練習がないのも納得

 

中国武術に限らずこういう事って世界中にありそう。

世界の武術できちんと技術が生き残っているものは意外と少ないのかもしれません。

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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