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日本武術と中国武術の違いとは?簡単に言えば使ってる武器?「考察」

日本武術と中国武術の違いとは?
大雑把に言えば使ってきた武器が違う。

日本と中華文明が使ってきた武器には明確な違いがある。

 

 

武術というのは使う武器と仮想敵によって発展してきた。

日本の場合は日本刀、槍、弓だろう。

中華文明でも剣、刀、槍、弓が長くメインウェポンだった。

 

 

日本武術と中国武術の違いを考察していきたいと思います。

 

 

 

 

武器によってスタイルは変わる

現代に残る武術、格闘技も構えによって使っていた武器が分かる。

例えばボクシングなんかは剣と盾のスタイル

ムエタイなんかは二刀流スタイルっぽい

 

 

中国拳法でも剣を使っていた武術と槍を使っていた武術では全く違う。

動画でいろんな国の武術動画を見るとあからさまに使っている武器が推測できる構えの武術が残っている。

近代に生まれた格闘技の場合、ナイフ戦闘を想定している場合もある。

 

 

こう考えていくと中国武術は割とスタンダードな思想で作られている。

かなり洗練されてはいるけど基本は剣と盾

二刀流、槍の3スタイルだと思う。

 

 

逆に日本武術は両手持ちスタイル
日本刀も槍も同じスタイルで扱えるという珍しいスタイル。

 

 

例えば槍と日本刀の構えは殆ど同じだ。

足幅や手の感覚が違うだけと言える。

 

 

中国武術は

中国武術ではデカくて重い槍を扱うか軽い剣や刀で威力を出す工夫が見られる。

ダイナミックな動きがあるのも重たい槍を全身で操る

 

もしくは

 

軽い剣の威力を上げるための動きになります。

二刀流を扱う流派もあります。

 

こういう方向性は割と真っ当な進化というか現在、世界各国で残っている武術にはこういう系統の動きが多い。

 

 

両手で槍を扱うか、片手で剣や刀を扱うスタイルに分かれている。

また、仮想敵が槍を持った相手である場合が多い。

 

 

近距離で相手に張り付くような技術が発展したのは中国武術が多いのはVS槍を想定した結果

日本の両手で刀を持つスタイルは世界的に見てもかなり珍しい。

 

 

もちろん世界各国で両手持ちの剣や刀はあるけれど

それが主流になったのは日本くらい。

 

 

また、中国武術は北派と南派に分かれるが

北の地域は平原が広がっているため足が自由に動くため足技が発達したとか

 

逆に南の地域では海や大河がある関係で船で戦う、足場の悪い場所で戦うための武術が発展している。

 

いろいろ民族が独自に作り上げた武術がたくさんあるので中国武術と一括りにするのもはばかられる。

 

 

現代では型、套路を競う表演と実戦的な競技の散打がある。

 

 

 

 

 

日本武術

日本の場合は日本刀を中心に槍や弓を使った武術が発展した。

現代の武道でも剣道や柔道、空手などがある。

基本的に両手持ちの武器を扱うための身体操作をする武術が殆どだ。

 

 

古武術や現代の武道を見ても両手で武器を持っている事が前提の構えが多い。

更に言えば仮想敵が日本特有の軽くてめちゃくちゃ切れ味のいい刃物を想定しているため。

ハイキックのようなバランスの崩しやすい技は排除されている。

 

 

普段から戦う相手が日本刀みたいな切れ味の武器に対して大きな動きでバランスを崩しやすいハイキックは相性が悪い。

古流空手・古武術にはハイキック的な技は殆どないという話もあります。

脚を掬われてしまうのが割と致命的なので

 

 

また、ダイナミックな動きで威力を出すという感じでもない。

足捌きや体捌きなどで威力を出している。

 

 

大きな特徴として基本的に大きな動作はあまりない

威力を上げるために一回転したり、武器をブンブン振り回すような動きもない。

スターウォーズのようなチャンバラはしない。

 

 

 

ある程度、共通した武器の使い方ができるため応用が効く

流派はたくさんあるけど、基本的に日本刀(剣・槍・なぎなた)を扱う。

組打ちと言われる体術も日本刀を意識して作られている。

 

 

槍やなぎなたなどは中国武術の槍とそんなに変わらないけれど

体の使い方が全く違う武術になるのは面白い。

 

現代的なスポーツとして剣道、空手、柔道などは確立しているが

古武術を教える道場や居合を教える道場などもまだ残っている。

 

 

試合には競技と型がある空手

試合だけの柔道、剣道がある。

 

 

マイナーながら、なぎなたや槍、銃剣道も存在する。

剣道の防具をつけて行う日本拳法などもあったりする。

 

 

 

共通点

両者とも丹田や腰に重きを置いている。

また手足の脱力についても重要視されているのが共通点。

隣国であるためお互いの技術が伝わったりしているかもしれませんね。

 

 

脱力が重要視され中国武術では発勁などと呼ばれる。

姿勢や呼吸などを重視する傾向にあったり

重力などを利用しようとする思想は共通している。

 

 

まとめ

日本武術は基本的に日本刀(剣・槍・なぎなた)などがベースでそれは柔術とか柔道でも変わらない。

相撲は少し特殊な気がするけど。

 

 

中国武術はいろんな部族とか民族がそれぞれ培ってきた技術で生まれた土地や年代、使われた武器によって型がいろいろある。

丹田や呼吸力、発勁など似たような概念がある。

 

 

日本の武術全般に言えるけど動き自体はコンパクトで小さい。

必要最低限の動きになる。

 

 

中国武術は型にもよるけどダイナミックな動きが多い。

 

練習方法の違いとかもあるけど大まかな違いはこんな感じではないでしょうか?

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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