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水泳の歴史とはわかりやすく説明すると

競技として水泳の歴史を見るなら19世紀のイギリスが発祥と言われています。

早さを競う競技になったのは意外にも19世紀と最近ですね。

 

 

泳ぐという行為は狩猟・採集のために人間が古代からやってきた事であり

生きるための必須技術なので泳ぎというのはもっと早い段階で競技になってもいいと思うのですが

一応、古代ギリシャで水泳を行った記録も残っていますが現代まで続ける事はなかったみたいです。

 

 

日本でも水泳は行われいましたがどちらかと言うと武道の一つでした。

現在でも日本水泳連盟が公認する流派が13あります。

 

 

日本泳法もしくは古式泳法と呼ばれるもので視界を確保した状態で水に飛び込んだり

重い甲冑を着て泳いだり水の中で戦う方法や相手を拘束し前進する方法など武術的な要素が大きいものです。

 

 

 

 

 

 

具体的な時期は分かりませんが19世紀頃にやっと水泳は競技になりました。

競泳競技として最初の大会が行われたのは、1837年のイギリスでのこと

近代オリンピックの第1回大会である1896年アテネオリンピックで競技種目に採用されました。

 

 

 

 

 

アテネオリンピックでは平泳ぎのみ?

アテネオリンピックの水泳は自由形のみでしたが選手は基本的に平泳ぎでした。

古代ギリシャから伝わる泳ぎ方で当時はこの泳ぎ方しか早い泳ぎ方は確立していなかった。

 

 

実質的に平泳ぎ一択でした、

更に顔を水につけない泳ぎ方が基本になっていたようで原始的な泳ぎ方と言えます。

 

 

現在の平泳ぎは顔を水につけて息継ぎをしながら泳ぐので当時と現代では平泳ぎも全くの別物ですね。

 

当時の平泳ぎはストレート泳法と呼ばれるもので息継ぎしない泳ぎ方。

後に顔を水に沈めて息継ぎしながら泳ぐウェイブ泳法が生まれました。

現代の平泳ぎはウェイブ泳法です。

 

 

水泳の4泳法の歴史とは?

水泳の泳法と言えば

 

  1. 平泳ぎ
  2. クロール
  3. 背泳ぎ
  4. バタフライ

この順番で生れました。

 

 

平泳ぎ

平泳ぎは当初、顔を水面から出したままでした、当時は最も伝統のある優雅な泳ぎとされていました。

古代ギリシャから続く泳ぎ方であり当初はストレート泳法、現代ではウェイブ泳法が主流

 

 

1896年アテネオリンピックなどでは自由形と言いつつも平泳ぎ一択だったのは他の泳ぎ方がなかったから。

その後、いろいろな泳ぎ方が誕生し競技が分かれていきます。

 

 

具体的に言うと平泳ぎじゃ勝てない泳法が開発され、競技を分ける事になったというわけです。

伝統的な平泳ぎを守るために競技が細分化されていったという経緯があります。

 

 

 

クロール泳法

イギリス人のアーサー・トラジオンによって考案された、手を交互に水面に出す、トラジオン・ストロークが考案されました。

これはクロールのような手の動かしたですね。

 

後にイギリスのキャビル(Richard Cavill)がバタ足を導入し、さらにスピードの速い現在のクロール泳法となる。

 

 

 

 

背泳ぎ

背泳ぎが初めて競技として導入されたのが1900年のパリオリンピックでした。

当時の背泳ぎは平泳ぎを逆さまにしたような泳法で「ダブルバック」と呼ばれていました。

 

 

現在の背泳ぎが開発されたのが1910年 アメリカのハリー・ヘブナー選手が、競泳の練習中に仰向けでクロールをしてみたことがきっかけです。

とても早く泳げてタイムも伸びた事から 1912年のストックホルムオリンピック「男子100m背泳ぎ」をこの泳法「バッククロール」で臨みます。

 

 

オリンピック記録を打ち出して金メダルを獲得。

当時の人々は大会後に「ヘブナー選手の泳法はルールに反するのでは?」と議論される事になりました。

 

これがきっかけで背泳ぎ「バッククロール」が広まっていくのでした。

 

 

バタフライ

バタフライは4泳法の中でも一番、遅く開発されました。

20世紀初頭、平泳ぎの泳法規定は「うつぶせかつ、左右の手足の動きが対称であること」とされていました。

 

 

この条件で早い泳ぎ方を模索した結果、生まれたのはバタフライでした。

当時はドルフィンキックではなく平泳ぎのような足の動きでした。

1928年のアムステルダムオリンピックに出場したドイツのエーリッヒ・ラーデマッヒェルがバタフライに近い動きで好成績を残しています。

 

 

1936年に行なわれたベルリンオリンピックではこの泳法を採用する選手が増え

1952年のヘルシンキオリンピックには殆どの選手がバタフライを採用しました。

 

1953年に国際水泳連盟は独立した競技として認定します。

ドルフィンキックが生まれたのはその後でメルボルンオリンピックで膝を痛めた選手が平泳ぎの足の形を再現できなくなったためにドルフィンキックが考案され、現在のバタフライが誕生しました。

 

 

 

一番早い泳法は?

現在の水泳、自由形はクロールが主流

これはクロールが現在もっとも速い泳ぎ方だからです。

 

 

世界記録を見ても

 

100m自由形 カイル・チャルマース  オーストラリア 44秒84 2021/10/29

100mバタフライ イアン=クロッカー アメリカ 50秒76 2004/07/13

100m背泳ぎ レニー=クレイゼルバーグ アメリカ 53秒60 1999/08/24

100m平泳ぎ ブレンダン=ハンセン アメリカ 59秒30 2004/07/08

 

  1. クロール
  2. バタフライ
  3. 背泳ぎ
  4. 平泳ぎ

の順に早く泳げる事が分かります。

 

 

クロールを更に進化させたドルフィンクロールもあります。

ドルフィンクロールは2000年に開催されたシドニーオリンピックで、オーストラリア代表のマイケル・クリム選手によって実践されました。

 

最後の数mをドルフィンキックに切り替える事で世界記録を更新したという結果を残しています。

ただ、スタミナの消耗が激しいため最初かドルフィンキックが出来ないという欠点もあります。

 

 

まとめ

近代の水泳競技の始まりは19世紀のイギリス

最初は平泳ぎだけでしたがクロールや背泳ぎ、バタフライが誕生し4泳法と呼ばれます。

 

元々は狩猟・採集などの手段として用いられていたと言われています。。

日本では武術として古式泳法が残っています。

 

 

意外にも水泳の歴史って浅い。

もちろん古代ギリシャなどでは水泳をしていた記録はあるけど

競技として記録が取られるようになったのはつい100年という感じ

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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