当サイトはアフィリエイト広告を使用しています 動物の雑学

犬の首輪にトゲトゲがあるのはなぜ?意外な目的と役割

犬の首輪にはトゲトゲがついたものがあったりします。

“スタッズ”(金属製の飾り鋲)が首輪についているデザインのものがあります。

 

今でこそ安全に配慮した形をしていますが

中にはナイフを首輪につけたような凶悪なものもある。

 

 

一般的なペットはそんな首輪をつけているのは稀ですが

あのトゲトゲはファッションではなく実用品で歴史は古い。

 

 

 

 

ファッションだとしたらかなり厳ついというかポストアポカリプス感がでますよね。

 

 

牧羊犬の首輪が由来になっています。

どうやら狼対策だったみたいです。

 

 

 

 

 

 

トゲトゲの意味【牧羊犬が身を守るために】

牧羊犬は狼や熊などの肉食獣から羊を逃すために先導したり肉食獣の足止めをしたりする。

羊の群れの見張りや外敵を防ぐタイプのガーディングドッグがいる。

 

天敵である狼を追い払ったり戦わないといけない。

 

天敵である狼などは首に噛み付いて相手を仕留める。
そこで首輪にトゲトゲがあると狼が噛み付く事が出来なくなる。

 

首の頸動脈をトゲの首輪で守っていたというわけです。

 

 

 

 

ペットショップで販売しているような人を傷つけないように配慮したものじゃなくて

防具にして武器みたいな危険な形状をしています。

ウルフカラーと呼ばれかなり昔から牧羊犬に使われているそうです。

 

 

つまり、牧羊犬用の防具でした。

狼の噛みつき攻撃や熊の爪攻撃などさせないためのもの

 

牧羊犬の他にも番犬や猟犬の防具として使われてきました。

更には闘犬などの防具にも使われてきました。

 

 

今のトゲトゲつき首輪と比較にならないくら攻撃的なトゲがついていたそうです。

 

 

 

 

いつ頃から使われてるの?

牧羊犬の歴史は古くてイラン周辺、紀元前4300年頃の地層から羊の骨と犬の骨が見つかった事から

発祥はイラン周辺だと言われています。

 

 

ウルフカラーが使われているのが確認されたのが古代ギリシャ時代

そう考えるとかなり昔からある首輪みたいです。

 

 

ウルフカラー、古代ギリシャ時代から使われていたとなるとかなりの歴史がありますね。

もっと昔からあるのかもしれないけど製鉄技術が発達していなかったから残らなかった可能性がありますね。

 

 

ブルドッグがつけているイメージ

ブルドッグがスタッグの首輪をつけているイメージがなんとなくありますが

ブルドッグは元々、闘犬だった事が関係していると思います。

 

 

ブルドッグのルーツは13世紀のイギリス、牛に犬をけしかけ噛みつかせるという娯楽が流行っていました

その時に使われた犬がブルドッグの祖先と言われています。

 

 

ブルドッグの名前は、英語でオス牛を意味する「bull」に由来しています。

 

19世紀にはブルドッグの原型が産まれました牛いじめなどの見世物が禁止になり

ブルドッグの頭数が激減した。

 

 

絶滅してしまうと危惧したブリーダーさんたちが保護した結果、現代でも飼育される犬になりました。

 

ブルドッグがスタッグのついた首輪をして牛に噛みついていた時期がありその印象が根強かったのだと思います。

 

異なる種類の首輪との比較

異なる種類の犬用首輪は、それぞれの目的やデザインに基づいてさまざまな特徴を持っています。

ここでは、トゲ付き首輪を含め、他の主な首輪の種類を比較し、それぞれの用途や特徴について詳しく説明します。

 

1. トゲ付き首輪(ウルフカラー)

特徴:

  • トゲやスタッズが首周りに付いているデザイン。
  • 元々は牧羊犬や闘犬の防具として使われ、捕食動物の攻撃から犬の首を守るためのもの。

利点:

  • 首を狙う天敵(狼や熊など)からの噛み付きや爪攻撃を防ぐ実用的な防具。
  • 外見的に威圧感があるため、防犯効果も期待される。

欠点:

  • トゲが鋭い場合、他の犬や人間に対して危険になる可能性があるため、使用には注意が必要。

使用状況:

  • 現在では、牧羊犬や闘犬などに使われることはほとんどなく、ペットのファッションとして使われることが多いが、実用的な防具として使う場合もある。

 

 

2. ハーネス型首輪

特徴:

  • 胴体全体を覆うタイプの首輪で、犬の胸と背中を囲む形状。
  • 引っ張り癖がある犬や、喉への負担を避けたい場合に使用される。

利点:

  • 首に負担をかけずに犬をコントロールできるため、特に小型犬や喉が弱い犬種には有効。
  • 引っ張りが強い場合でも安全に使用できる。

欠点:

  • 犬が引っ張り癖を持っている場合、ハーネスは逆にその力を強化してしまう可能性がある。
  • 初めて使うと装着方法が難しく感じることがある。

使用状況:

  • 散歩やトレーニングに広く使われる。特に喉を圧迫する心配がある犬にはおすすめ。

 

3. チョークチェーン(スリップカラー)

特徴:

  • 金属のチェーンでできた首輪で、犬が引っ張ると締まる構造。
  • トレーニング目的でよく使われるが、正しい使い方が重要。

利点:

  • 犬の引っ張り癖を矯正しやすい。
  • 飼い主が引っ張ると首が締まるため、犬に即座に反応させることができる。

欠点:

  • 不適切に使うと犬に苦痛を与え、怪我をさせる可能性がある。
  • 首への圧力が大きいため、持続的な使用は推奨されない。

使用状況:

  • プロのトレーナーがトレーニング目的で使用することが多いが、一般飼い主には慎重な使用が求められる。

 

4. マーティンゲールカラー

特徴:

  • チョークチェーンに似ているが、完全に締まらないデザインの首輪。
  • ループの部分が引っ張りによって締まるが、完全に閉じないため、犬の首を圧迫しすぎない。

利点:

  • 犬が首輪から抜け出すのを防ぎつつ、首に過度な圧力をかけない安全な設計。
  • チョークチェーンよりも優しく、安心して使える。

欠点:

  • 矯正力は少ないため、引っ張り癖が強い犬にはあまり効果がない場合がある。

使用状況:

  • 特に首輪を抜けやすい犬や、スリップカラーを使用したいが安全面を考慮したい飼い主に好まれる。

 

5. バックルカラー(一般的な首輪)

特徴:

  • 皮革やナイロンなどの素材でできたベルトタイプの首輪。バックルで留めることができる。
  • 最も一般的で、装飾用やIDタグ、リードの取り付けなどに使われる。

利点:

  • シンプルで使いやすく、広く普及している。
  • 多くのデザインや素材から選べるため、犬のサイズや性格に合わせて選べる。

欠点:

  • 首に圧力がかかるため、引っ張り癖がある犬には不向き。

使用状況:

  • 日常的な散歩やIDタグ用の首輪として使われる。ファッション性も高く、デザインが豊富。

 

6. ヘッドカラー

特徴:

  • 犬の鼻先と頭を覆うタイプの首輪で、馬のハミに似た構造。リードは頭部に取り付けられ、犬の頭をコントロールする。

利点:

  • 引っ張り癖がある犬の制御に非常に効果的で、犬が前に突進するのを防ぐ。
  • リードを軽く引くだけで頭の向きを変えさせることができ、コントロールが容易。

欠点:

  • 犬によっては装着を嫌がることがある。
  • 適切に装着しないと首や鼻に負担がかかることがある。

使用状況:

  • 強い引っ張り癖がある犬や、大型犬のコントロールに適している。

 

 

トゲ付き首輪との比較:

  • **トゲ付き首輪(ウルフカラー)**は防御目的で作られたものですが、現代では主にファッションアイテムとして使用されることが多いです。歴史的には、牧羊犬や闘犬などが肉食動物から自分の身を守るために使用していました。
  • ハーネス型首輪バックルカラーなどは、犬を制御するための一般的な首輪で、引っ張り癖や喉への負担を軽減することを目的としています。
  • チョークチェーンヘッドカラーは、トレーニング用として使われ、犬の行動を矯正する目的がありますが、使い方を誤ると犬に負担をかける可能性があります。

 

 

まとめ

トゲ付き首輪はウルフカラーと呼ばれ

天敵の狼などから首を守る防具でした。

 

 

牧羊犬や番犬、猟犬、闘犬などはトゲというかスタッグがついた首輪をして首を守ります。

今でも闘犬の首輪はスタッグがついた首輪をしています。

 

 

しかし、狼を想定してないのか、昔からあるものより攻撃力が低いタイプが主流。

ネットの画像で見ると鋲(スタッグ)というよりもナイフが首輪についてると表現した方がいいくらいです。

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

この記事もおすすめ

犬と狼の違いとは?似て非なるものだけど比べてみるとかなり面白い

 

 

ポチが犬の名前のステレオタイプになった由来って?⇒実は○風の名前だったwww

 

 

カラスの死骸がない理由とは?あんなに多いのに街で見かけた事はない

 

 

 

 

 

管理人の著書

 

-動物の雑学
-, , , , , , , , , , , , , , , , , ,