マー油ってラーメンに入っていて美味しいやつですが
漢字で馬油とは書かないらしい
結論から言えば
マー油と馬油は別物である。
マー油とは
にんにくや香味野菜をたっぷりのラードで揚げた油の事をいう
スープの臭み消しや美味しさアップに貢献しているすごい油
お店ごとに独自のマー油があったりする。
熊本ラーメンや焼きそば、チャーハンなどにも使われる
「麻油」と表記されることがあるけど、これは中国語でゴマ油の事を言います。
マー油という名前の由来は「魔法の油」略してマー油だそうで「桂花」二代目旅井瑞代によって名付けられました。
ルーツは台湾の調味油でそれを改良したのがマー油
マー油はどこで買える?
マー油はスーパーではあまり見かけない調味料です。
ですが楽天市場やAmazonであれば購入は可能です。
値段は楽天市場を見る限り
一瓶で1000円~1600円ですね
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馬油とは
読み方は馬油(バーユ)で馬の脂肪から作る油
動物性オイルで人の皮脂に成分が近いため肌に馴染みやすい
オレイン酸やパルミチン酸、リノレン酸などが豊富に含まれている。
化粧品などにも使われるし昔から民間療法にも使われる
民間療法として火傷や切り傷に塗っていた
発祥は中国
馬油の発祥は中国、4000年前の騎馬民族が使っていました。
5~6世紀頃には中国で活躍した有名な医者・陶弘景が書いた「名医別録」に記されています。
日本伝来とガマの油
日本への伝承は奈良時代で「鑑真和尚」が奈良に向かう途中
太宰府・筑紫野地方で馬油の効能を伝えた
実は時代劇とかでたまに登場する【ガマの油】が馬油
一説によると【我が馬の油】→【我馬の油】→【ガマの油】になったという
江戸中期頃の一連の“生類憐みの令”で馬の油と言えなくなった結果とも言われています。
もちろんヒキガエルを使っていたという説もあります。
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まとめ
マー油と馬油は全くの別物
- マー油・・・・にんにくと香味野菜をラードで揚げたもの
- 馬油・・・・・馬の脂肪で作る油・・・一説にはガマの油と同じもの
マー油はラーメンなどの料理に使われるもので
馬油はどちらかと言えば化粧品やシャンプーなどに使われる
昔は民間療法で火傷とか切り傷にも使われていた
ではでは(^ω^)ノシ
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