無黄卵とは鶏の初産期にはよく見られます。
つまり未熟な鶏が産んだ卵に多いそうです。
黄身がないと言ってもタマゴの形成は排卵後卵管内で黄身を覆うように白身が分泌されます。
なので無黄卵とは言ってもタマゴの核(中心になるもの)が卵形成上必要、
よく観察すると中心に組織片等が認められるのが普通です。
無黄卵は小さくて丸いとか、殻の内側にある膜だけでかたい殻のない軟卵などになってしまうことが多いのですが、卵白は正常なので食べて、食べられないものではありません。
どうも~卵大好き@kesuikemayakuです。
無黄卵は単純に黄身がないだけなので普通に食べられます。
もちろん、黄身に含まれている栄養はないし黄身がない分、コクもないけど卵として食べられる。
無黄卵を産む原因って?
卵を産む親鳥の運動不足や栄養の偏りが原因でまれに黄味のない卵が産まれます
他にも初産期に無黄卵はは作られます。
栄養不足、運動不足、未熟が原因って事ですね。
産卵経験の少ない雌鶏によく見られ、卵黄がない
ので通常の卵より小さいです。普通の卵と同じように問題なく食べれます。
鶏の卵管の動き(蠕動運動:ぜんどううんどう)の不良により、
いったん排卵された卵黄が逆戻りしたような場合や、
組織片や血の塊などを卵胞と勘違いして卵白が包み込んだりした場合などにできます。
無黄卵が珍しい理由
産地では出荷前に卵に光を通し検卵をし、割れや卵黄の無いものは取り除くようにしています。
しかし、光を通しにくい赤玉などでは見つけにくい場合があります。
つまり、卵は光りに当てると中身が透けて見えるので黄身のない卵ははじかれる。
極希に検査を潜り抜けて出荷されてしまう卵もある。
たま~に食卓にならんでも毒があるわけじゃないので大きなクレームにはならない。
小さな養鶏場では見落としがあるかもしれませんね。
卵は必ず検査を受けたものが商品になるので滅多に出回らない。
農家で鶏を飼っているような家では割と見かけるかも?
無黄卵が産まれる確率は?
きちんと管理された養鶏場、プロイラーなら0.1-0.05%くらいの確率で無黄卵が発生するそうです。
かなり低い確率ですが一日に1万個くらいを検査するとしても10個は無黄卵がある確率ですね。
それも検査ではじかれるから我々の手元にくる可能性はかなり低い。
ちなみに双子の卵、一つの卵に黄身が二つ入っている二黄卵(におうらん)は1~2%の確率で産まれる。
Twitterの反応
9年間主婦やってきてこんなの初めてです pic.twitter.com/mHEqunP3tR
— アケミ (@Chuchnsdboy) 2016年12月9日
黄身が無くて気味が悪いwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
って感じのクソツイートしようと思ったけど、調べてみたら相当レアなケースらしくて反応に困る pic.twitter.com/SkuCEwuafp— よこやま (@sn_ykym81286) 2018年5月5日
滅多に無い珍事なのに心から喜べないラッキー『割った卵が無黄卵(排卵期の変調により白身のみが包まれた卵で、出荷時に選別処理されているはずの規格外品)』
これだけ立派なカラザを持って生まれたのに、支えるべき存在である黄身の不在が涙を誘う。 pic.twitter.com/UlzOk1jC6b
— kahn (@dschinghis_kahn) 2018年3月8日
無黄卵は販売されているのか?
無黄卵は販売されません。
品質が悪いし狙って作れるようなものでもないし
あんまり良い卵という感じでもないからでしょうね。
まとめ
無黄卵のまとめ
- 食べても大丈夫!
- 鶏の初産期、栄養不足、運動不足になると無黄卵が多くなる。
- 無黄卵の産まれる確率は0.1-0.05%くらい?
- 検査ではじかれるから食卓にのぼる事がレア
こんな感じですね。
出会えたらラッキーですよ。
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