日本人の主食であるお米ですがどれくらいの田んぼでどれくらいのお米が収穫できるのかは気になるところ。
主食になるくらいだからたくさん収穫できるだろうとは思うけど
果たしてどうなのか、ちなみに日本人男性が1年間に食べるお米は1日平均で1.5~2合(1合150g)。
1ヶ月5kgで年間で計算すると60kgくらい米俵1俵(1ひょう)くらいです。
約1億2000万人を満足させるお米があるのでしょうか?
調べてみたら農林水産省の2019年調べで米の総生産量(そうせいさんりょう)は8,607,000tです。
860万7千トンってやばいわ~
北海道で大規模農業をやっているみたいです。
稲、1株でお米は何粒?
稲1株には約22本の穂がついています。そして、一つの穂についている籾は約70粒あります。
22✕70=1540粒になります。
ちなみにお米1粒の重さは20mg、0.02gです。
お茶碗1杯のご飯は約150gで水を吸って重くなっているから炊く前の重さは約半分の65g
大体2倍くらいに膨れるというのはコスパがいいな
65gのお米は3250粒なのでお茶碗1杯のお米を収穫するには2.1株の稲が必要になります。
ざっくり2株でお茶碗1杯分って感じです。
1坪でどれくらい収穫できる?
秋田県の平成17年のデータを見ますと、
1平方メートル当たりの株数20.0株
1平方メートル当たりの穂数445本
1株当たりの穂数22.25本
1穂当たりのもみ数71.2粒
千もみあたり収量18.5g
1平米当たり全もみ数約3万1700粒
となっています。
1平方メートルでお茶碗10杯分のご飯になります。
思った以上に収穫できる。
1坪で3日は食える計算です。
1坪が2畳だから4畳半もあれば1週間分の米が収穫できるって事ですね。
そう考えるとかなりコスパがいいのでは?
田んぼの基本的な大きさは1000平方メートル(約1反)
大人が1年で食べるお米の量を基準に田んぼが作られているそうで
田んぼ1反で300坪、昔は歩数で計算していて大体360歩。
豊臣秀吉が太閤検地を行って300歩に変更した。
現在では、1反といえば10アール(1000平方メートル)のことになります。
1000平方メートルの田んぼから約500kgのお米が収穫できるそうです
ヘクタールにすると1ヘクタールで約500kgのお米が収穫できるというのはすごい
いまいちピンとこないので1ヘクタールを分かりやすく例えると
1ヘクタールは、サッカー場約1.2面分の広さ、身近な施設で例えると、東京ドーム約1.3個分、代々木公園約1.5個分、またはおおよそ2つの野球場と同じ広さです。
ちなみに歴史とかで1石という単位がお米の単位で出てきますが
1石は1年に大人が食べる米の量。
昔は1反で1石だからよく、加賀百万石なんて言うけど、100万人分の米が確保できるって意味なんですね。
大体20000株で500kgなので種籾は稲20株で済むというのがすごいな
品種改良や農薬、化学肥料によってかなり収穫量が増えている。
昔の1石と今の1石だと田んぼの広さが違うらしい。
現代で言えば500kgが1石って感じですね。
まとめ
お米の収穫量を計算するなら
- 稲2.1株でお茶碗1杯
- 1平方メートルでお茶碗10杯分
- 1000平方メートルで500kgの米が収穫できる。
- 1年で男性が食べるお米の量は約60kg
こうやって考えるとお米はかなり効率よく食べ物を確保できる作物って事か
昔と違って品種改良やら化学肥料のおかげで収穫量も増えてる。
それにしたって優秀な作物だな。
散歩中に見かけた田んぼがどれくらいのお米を生産するのか分からなくていろいろ調べたけど
かなりのお米が作れるわけだ。
主食になるだけあって収穫量は半端じゃないな
ではでは(^ω^)ノシ
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