憲法学者がいらないと思う理由は憲法の研究をあまりにもしていない事にある。
憲法を変える事で何が起きたのかというのを研究したり
憲法を変えるために案を練ったりしないからだ。
日本国憲法は戦後に作られてから1回も変更されていない
これが問題だ
憲法学者の仕事
憲法学者のお仕事は日本国憲法を大学で講義したり、日本国憲法を維持と解明するというお仕事らしいです。
日本国憲法を学生に教えるのは別に普通だけど
日本国憲法の維持と解明はよく分からない。
というのも憲法は「国家権力」に向けられた法規範であり、憲法で法律を縛る事ができる
法律は「国民」に向けられた法規範であり、国民に対するルールです。
故に簡単に変えてはいけないんだ!
とはいうけど、世界はドンドン新しい概念が産まれており
他国では憲法の改正が何度も繰り返されている
日本だけが憲法を70年以上も変えていない
しかも憲法に不具合が出ていると言わざるを得ないのに憲法学者は維持と解明だけに勤めている
他国の憲法と比較した研究などはないのか?
これはネットで調べたら分かりますが
Googleで【日本国憲法 アメリカ憲法】と検索しても論文が出てこない
出てくるのはペラペラなPDFファイルが出てくるのみです。
他の国で検索しても
論文みたいなのはちらほらという感じ
具体的に他国の憲法を研究している学者はいないんじゃなかろうか?
資料は多いか少ないかで言えば少ないと筆者は思う。
憲法の改正を目指さない憲法学など無意味
法学者の研究では外国との比較で論文を書いたりする事がある。
単純に刑期がどれくらいで罪の重さはこうであるという事だけではないと思います。
基本的に法律を変えた事で社会に変化があったのかをきちんと調べる必要がある。
例えば法律の罰則を厳しくしたけど、犯罪件数は増えたとか
社会的な制度が増えて社会がどう変化したのか?
そういった比較が出来て初めて法律学者なのだが
憲法学ではあまりそういう活動は熱心じゃなさそうなのが現状。(個人の偏見)
憲法改正の現実性
憲法改正の現実性について、特に防衛戦争や外交における必要性を現代の国際情勢と絡めると、以下のポイントが重要です。
1. 防衛戦争の正当性と憲法の制約
現在の日本国憲法(特に第9条)は、戦争や武力行使を禁じていますが、北朝鮮のミサイル発射や中国による尖閣諸島の領海侵入などの脅威に対し、完全な防衛体制が整っているとは言い難いです。
実際、自衛隊の存在そのものが憲法上でグレーゾーンとされることもあり、これが国民の安全保障を担う上での法的な不安定要素となっています。
国際法上の視点で見れば、防衛戦争は正当な戦争形態とされており、侵略行為に対して武力で応戦する権利はどの国にも認められています。
しかし、日本では憲法がこの自衛権の行使に制約をかけており、必要なタイミングで適切に防衛措置が取れるか不安が残ります。
憲法改正が議論される中で、これらの脅威に対処するための憲法の現実的な対応が求められています。
2. 集団的自衛権の問題
集団的自衛権の行使に関しても、日本は限定的な範囲でしか許可されていません。
国際的な同盟関係、特にアメリカとの安全保障条約を前提にした防衛政策を展開していますが、この集団的自衛権が憲法によって厳しく制限されています。
例えば、アメリカが攻撃された場合、条約上は日本が協力することが義務とされる一方、憲法はこの集団的自衛権の行使を制約するため、同盟国としての責務を果たす際に問題が生じます。
3. 国際情勢の変化に伴う外交政策の柔軟性の欠如
冷戦後の国際社会では、テロリズムやサイバー攻撃、新興国の台頭など、安全保障の脅威は複雑化しています。
これに対して、日本の憲法はあまりにも静的であり、動的な国際状況に対応できていないとの批判があります。
特に、近年のアジア太平洋地域での軍事的緊張が高まる中で、日本の外交政策が柔軟性を欠き、地域の安定に寄与する能力が制限されていると指摘されています。
憲法を改正して、より積極的な外交政策や防衛策を展開する必要性が浮上しているのです。
4. 具体例:北朝鮮や中国の軍事的圧力
北朝鮮の核開発や中国の海洋進出に対し、日本が自衛のためにどこまで軍事行動を取れるのかは、現行憲法では明確にされていません。
この不確実性が、日本の国際的な立場や安全保障政策の柔軟性を損なう要因となっています。
憲法を改正し、明確に自衛の権利を定めることで、これらの脅威に対処できる環境を整える必要があります。
例えば憲法改正をすると日本は戦争する理論を説明できない
日本で憲法の改正議論が起きているけれど
反対派は憲法の改正をすれば日本は戦争してしまうだろうという訳の分からない事を言っています。
まず、ここで言う戦争は侵略戦争であるというのは前提条件です。
戦争をする理由とは何でしょうか?
昔からあるのは
- 宗教
- 飢餓
- 技術
- お金
- 領土
などなどいろいろな理由がありますが基本的に何かを手に入れるために戦争をします。
では日本が憲法改正をしたら侵略戦争をするのか?
そう聞かれたら首をかしげざる負えない
というのも日本は他国からいろんなものが買えるほどお金持ちだし
他国に技術や製品を売ったりもしている。
技術やお金があるから欲しいものは買える。
飢餓についても貿易が上手くいってるしTPPに加入している事を考えても戦争をする必要がない
逆に防衛戦争をする必要がある場合、憲法では戦争は禁止なんだ!
と騒ぐ人が一定数いる。
北朝鮮からEEZにバンバンミサイルが発射されている
中国が尖閣諸島の海域に侵入している中で憲法が邪魔をしている。
これを変えてはいけない理由を憲法学者は説明できるのか?
国民を納得させる事ができるのか?
という感じになる憲法改正を前提に憲法学を研究していれば答えられる質問ではないだろうか?
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