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日本刀の雑学記事まとめ、記事にしてほしい事がありましたらコメント欄に書いてください。

日本刀に関する記事をまとめました。

日本の伝統的な武器でありある種の信仰がある日本刀についての雑学を紹介していきます。

 

 

 

知っているようで知らない事ばかりだったので面白いです。

 

 

日本刀の起源とは?蕨手刀が進化したものらしいけど

日本刀と起源については蕨手刀と言われる。

蕨手刀というのは蝦夷(えみし)と呼ばれる人たちが使っていた刀です。

彼らは馬を操り関東から東北、北海道を自由に行き来していた。

 

 

元々は朝廷に従わない人々を蝦夷と勝手に呼んでいました。

 

 

朝廷に従った人々を俘囚(ふしゅう)と呼び、関東地方をはじめ全国に強制的に移住させた人たち。

彼らが使っていた蕨手刀を朝廷が技術を取り込んで太刀などの日本刀になったというのは少し乱暴だ。

 

 

日本刀の起源には中華大陸説と蕨手刀説があるがどちらが正しいのではなく

当時の技術、遣隋使や遣唐使が持ち込んだ技術や蝦夷の蕨手刀など様々な技術を組み合わせたハイテクな代物。

 

 

 

 

蕨手刀のルーツは?

蕨手刀は柄の部分が山菜のワラビに似ている事から蕨手刀と呼ばれています。

北海道や東北地方を中心に出土している。

これが日本刀のルーツとされている。

 

 

 

人類史上初の鉄はトルコのヒッタイトで作られたと言われています。

そのヒッタイトで蕨手刀の原型が作られ貿易によって蝦夷に伝わった。

 

蕨手刀には軟鉄と鋼を鍛接する技法が使われていた。

 

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日本刀と和包丁の違いって?→同じ技法が使われているけど日用品と武器じゃ全然、設計が違う。

日本刀と和包丁は同じ技術で作られていると言われています。

和包丁も日本刀も基本的に柔らかい鉄と硬い鋼を貼り合わせて作ります。

 

 

柔らかい軟鉄(なんてつ)を使う事で衝撃を吸収して硬くてもろい鋼の欠点を補っています。

軟鉄と鋼を貼り合わせる工程を鍛接(たんせつ)と言います。

 

 

 

 

日本刀の構造

日本刀は玉鋼(たまはがね)を使い

中心を柔らかい軟鉄、周りを硬い玉鋼で包み込んで作ります。

 

日本刀の断面はこんな感じになっています。

 

 

日本刀の軟鉄の組み合わせには種類があって甲伏せ・マクリ・本三枚・折返し三枚・四方詰がある。

軟鉄と鋼をどういう風に張り合わせるかで強度も変わったみたいです。

 

 

 

更に焼入れの時に砥石から出た粉、砥粉(とのこ)を水に溶いて刀身に塗ります。

刃の部分は薄く塗り、刀の峰(みね)は砥粉を厚く塗ります。

 

 

 

そうする事で焼入れによる鋼の分子構造の変化に違いでる。

焼入れによる変化をマルテンサイト変態と言います。

刃の部分はより硬く、峰の部分はそこそこ硬く、芯金は殆ど変化がない。

焼入れにより日本刀に反りが入ります。

 

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日本刀の長さは当時の平均身長に合わせて短い?

日本刀を持った事がある人なら分かると思いますが日本刀は剣道の竹刀と比べてかなり短い。

大人が使う竹刀の長さは3尺9寸、全長147.7cm刃長120cmもある。

それに比べて日本刀は江戸時代に刃長2尺3寸(73cm)までと決められていた。

 

 

平和な時代だったので無闇に長くするよりもみんなが使いやすい長さを決めた方が量産しやすかったのだろう。

大太刀が3尺以上のものという感じなので思ったより短い。

佐々木小次郎の物干し竿が刃渡り3尺余りと言いますから竹刀よりも短いか同じくらい?

 

 

 

大太刀よりも大人用の竹刀の方が長いというのは少し意外ですね。

 

 

 

 

 

歴史的な日本人の平均身長は低い。

日本人は歴史的にもあんまり肉を食べていなかったから平均身長は低い。

  • 平安時代初期の身長が男性161cm、女性157cm
  • 鎌倉時代男性159cm、女性147cm
  • 室町時代男性157cm、女性147cm
  • 江戸時代は男性155cm、女性143〜145cm
  • 明治時代は男性157cm、女性147cm

ちなみに現代の平均身長は

1970年代の資料では20代〜30代の男性が170cmを超えています。

 

 

 

女性は154cmくらい。

10cm以上、平均身長が伸びてる。

 

 

150cmくらいの人が90cmの刀を使うのは何となく普通というかしっくりくる。

170cmの人が90cmの刀を扱うとなると竹刀の感覚だとすごく短いって感じですね。

 

 

それにしても小さいなやはり、肉を食わない食生活は身長にもろ、影響しますね。

 

 

 

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日本刀と中国の青竜刀(柳葉刀)の違いって?

日本刀と中国の青竜刀(柳葉刀)の違いについて考察していこうと思います。

日本刀は両手で使う事を前提に作られ発達した武器です。

中国の青竜刀(柳葉刀)は片手で扱う事を前提にしています。

 

 

 

どちらが優れているか?というのは難しいというか状況にもよるけど使い手の技量による所が大きい。

鋼の構造に関して日本刀が圧倒的に優れている。

日本刀に関しては変態的な技術体系が生み出したものである事は確か。

 

 

 

日本の槍とか刀はめちゃくちゃコスパが悪い。
中国やヨーロッパみたいに単純に鋼を分厚くして頑丈さを出していた訳じゃない。

 

 

 

 

青竜刀は青竜偃月刀の事

日本人は中国の刀を青竜刀と勘違いしている人が多いけど青竜偃月刀を略したもの。

青竜偃月刀は長柄の武器に刀がついたものでどちらかと言えば薙刀みたいな武器。

薙刀と違って青竜偃月刀は40kgもあって戦場じゃまともに使えなかったらしい。

 

 

 

三国志の関羽が使っていたとされる武器。

関羽が実際に使っていたかは謎。
というか後世の人が創作したんだと思います。

 

 

 

中国では刀というと柳葉刀(りゅうようとう)が一般的。

 

 

 

ちなみに鋼の両側に刃がついてる真っ直ぐな奴が剣

鋼の片方に刃がついてるのが刀です。

 

 

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日本刀の手入れでポンポン(打ち粉)とフワフワしたもので叩くのはなぜ?

時代劇なんかで日本刀のお手入れをしながら会話しているシーンなんかもあるけど

ポンポンと日本刀に何かをつけているシーンってありますよね

 

 

あれは何か?日本刀の仕上げるために必要なのか?

疑問はつきないと思います。

 

 

結論から言えば打ち粉を日本刀にまぶしている作業。

うっすらとまんべんなく粉をまぶすという事をやっています。

お手入れのためには必要不可欠な事。

 

 

大河ドラマとかで見かけたら話のネタにもなるし知っておいて損はない。

 

 

 

 

 

ポンポンの正体、打ち粉とは?

打粉は、
砥石の微細粉、約30~35gを吉野紙でくるみ、さらにその上を綿、絹でくるんだもので、刀身をたたくと、白い粉が出ます。(市販している。)

 

砥石の粉を紙でくるんで更に絹でくるんだもので叩く事で中身の粉が日本刀に付着する。

 

砥石の粉がポンポンの正体なんですね~

 

イメージとしては耳かきの時に使う梵天みたいなイメージだけど

使い始めはかなり硬そう。

粉のをくるんだ布だからフワフワしているわけない。

 

 

 

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日本刀や剣道は韓国起源?真っ赤な嘘、捏造に要注意

韓国起源説に日本刀や剣道は韓国が起源であるという主張をしているが

結論から言えば全くの嘘、捏造である。

これは歴史的な資料を調べれば分かる事だし

 

 

インターネットで調べるだけでもどっちが真実かは分かる。

なので韓国の主張と日本の歴史をざっくり語っていこうと思います。

 

 

 

 

 

韓国の主張

2018年、韓国最大の剣道団体、大韓剣道会の李種林氏がインタビューで答えたそうです。

当時の李種林氏は大韓剣道会連盟の副会長を務めており「剣道精神の本質はなにか?」との質問に

 

日本の剣道人の中には「剣道精神」と「侍精神」を類義語として考える人が多いが同意しかねると答え

剣道の根本は三国時代の韓国と中国の撃剣に見いだせると答えている。

 

同時に現代剣道の基礎は日本が確立したとも述べている。

世界剣道協会も、公式HPなどで「剣道の起源は韓国」と主張している。

 

日本刀や剣道は韓国が起源と主張しているその根拠は

 

  • 元々、朝鮮半島で発達した世界最古の剣術が日本に伝わり、日本が競技用に改良したのが剣道
  • 日本で11世紀以前まで使われていた剣の形は、三国時代に韓国で使用していたものと同じと主張している。
  • 剣道は正式名称ではない朝鮮読みの【コムド】であると主張

 

 

このインタビュー以外にも以下のような事を主張している。

 

  1. 桓武天皇の生母は百済人、だから剣道は百済から伝わった
  2. 新羅花郎たちが完成させた東洋最高の剣術が起源
  3. 民の時代に武備志という書物に新羅から伝わった「朝鮮勢法」に武芸図譜通志に新羅花郎の本国剣法の記録がある。

三国時代というのは朝鮮半島が高句麗・百済・新羅と呼ばれる国に分かれていた時代の事です。

韓国の主張としては日本刀も剣道も百済から伝わったと主張しているわけです。

 

 

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大太刀と長巻って?日本刀は戦場ではサブウェポンだったというのは間違い

日本刀には打刀や太刀、大太刀、野太刀などと呼ばれる日本刀があるが

南北朝時代から戦国時代にかけて槍が登場した事によって日本刀はサブウェポンとして扱われた。

これは半分本当で半分嘘です。

 

 

一般的な日本刀では平野のような場所で戦うのに相応しくない。

槍が登場したのなら日本刀はサブウェポン、乱戦の時にしか使えない武器になってしまうのは分かる。

 

 

広い場所での合戦がメインの戦国時代

弓や槍、火縄銃が主力ではあったけど
日本刀も合戦仕様のものがありました。

 

 

 

 

 

大太刀・野太刀

大太刀・野太刀は同じ日本刀で呼び方が違うのですが基本的に刀身が長い刀です。

打刀が一般的に刀身が75cmで全長は90cmほど

大太刀は刀身が90cm以上のもの全長は1.2〜1.5mはありました。

 

 

騎馬に乗った武者が使った武器だったのです。
馬上から馬のスピードを活かして振り下ろす。
そんな使い方をしていました。

 

 

歩兵が槍や薙刀を持つようになり騎馬での一騎打ちや馬上で大太刀を振るうという戦闘スタイルは難しくなった。

大太刀は歩兵が使うと扱いにくいというか柄が短いため手首に負担がかかるようになるため

大太刀を扱いやすくする発展があった。

 

振り回し易いように刀身の鍔元から中程の部分に太糸や革紐を巻き締めたものが作られるようになった。

それを「中巻拵えの野太刀」、「中巻野太刀」となり、単に「中巻」と呼ぶ

 

 

根本、鍔の方は刃をつけずに皮を巻いたのが中巻

それを更に発展させたのが次に紹介する。

 

 

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剣道は真剣を使った実戦では弱いというのは嘘じゃないかな? 2021年2月17日17:00

剣道をやってる人間が日本刀を持って剣道の打突で人間が斬れるかと言えば斬れると断言できます。

筆者は剣道2段で日本刀を親戚のおじさんに触らせてもらえたくらいの人間ですが斬れると断言します。

 

 

日本刀を触らせてもらった時は観葉植物の葉っぱを小手打ちで斬っただけですが。

ただ、正しい打ち方を意識すればの話です。

刺し面を打った後に竹刀が持ち上がっているなんてのは論外。

 

 

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日本刀は引き切るの?実際は違う? 2021年2月18日 07:00

日本刀は引かないと切れないと良く言われますが

日本刀の構造上、振り回すだけで斬る事ができます。

日本刀は反りがありその反りが有ることで両手で振り下ろすフォームであれば自然と円を描く動きになり

 

 

自然と引く動作が加わる。

 

 

 

更に手の動きが回転エネルギー、慣性モーメントも働いている。

高速で回転する刃物がよく切れるように効率よく斬れる。

 

 

 

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